なまこの味は?例えると?食感は何に似てる?まずい・美味しいかも紹介!

なまこはどんな味なのでしょうか?まずいのは本当でしょうか?今回は、なまこの味や、〈まずい・おいしい〉などの意見を紹介します。なまこの下処理方法や、〈刺身・なまこ酢〉などの食べ方・料理も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. なまこの身の味は?
  2. なまこの身の味は無味
  3. なまこの身の香りは磯の香り
  4. なまこの身の食感は歯応えがある
  5. なまこの内臓の味は?
  6. なまこの内臓の味は塩辛く旨味がある
  7. なまこの内臓の香りは磯の香り
  8. なまこの内臓の食感は歯応えがある
  9. なまこの味はまずい?おいしい?【口コミ調査】
  10. なまこの味をまずいと感じる人の意見・口コミ
  11. なまこの味をおいしいと感じる人の意見・口コミ
  12. なまこの味を活かす下処理方法は?
  13. なまこの味を活かす食べ方・料理3選!
  14. ①なまこ酢
  15. ②なまこポン酢醤油
  16. ③なまこのみぞれ和え
  17. なまこの味を知ろう

なまこの身の味は?

なまこは形が独特で調理方法がわからず、手を出しにくい食材です。しかし、日本では昔から珍味として、酒の肴や正月に食べる習慣があります。ここでは、なまこの味や食感や歯応えがどの食材に似てるかを紹介します。

なまこの身の味は無味

なまこの体は90%以上が水でコラーゲンが主成分になっており、身の味は無味です。そのため、調味料となまこの食感で楽しむ食べものとして好まれています。身に味がないところがアワビや貝に似てると言われています。

なまこの身の香りは磯の香り

生息場所によって香りの強さが異なるようですが、なまこの身を食べると磯の香りがします。世界で食材としているなまこは、1500種、日本では200種ほどある中の「マナマコ」という種類です。その中でも、腹の色の違いで青なまこ、赤なまこ、黒なまこがあります。

なまこの生息地は、青なまこは内湾の砂泥、赤なまこは外海の岩場です。このなまこは砂泥に含まれるプランクトンを吸い込んで餌としているため、磯の香りがします。磯の香りがする海の食べ物で似てるものは、同じ仲間のウニやアワビ、ホヤがあります。

なまこの身の食感は歯応えがある

なまこの見た目が柔らかそうに見えますが、食べてみると食感は歯応えがあります。これは、なまこの体全体は筋肉になっていて、タンパク質のコラーゲン繊維でできているためです。この食感は、あわびや貝に似てると言われ、イカよりは硬いのが特徴です。

なまこの内臓の味は?

なまこの内臓は腸の部分のこのわたと卵巣のくちこがあります。くちこは少量で希少ですが、このわたは生でも食べることができ、塩辛になったものが多いです。ここでは、なまこの内臓はどのような味なのか、香りや食感など似てる食材を挙げて紹介します。

なまこの内臓の味は塩辛く旨味がある

このわたは塩辛になっているため塩辛いですが、そのなかにも旨味があります。その旨味は、グルタミン酸が多く含まれていることから、なまこの身より内臓の方が濃い味に感じます。その味は、イカの塩辛に似てるようです。

なまこの内臓の香りは磯の香り

なまこの内臓も身と同じく磯の香りがしますが、身よりも磯の香りが濃縮されています。その磯の香りは、同じ棘皮(きょくひ)動物門の種類に属するウニと似てると言われます。

なまこの内臓の食感は歯応えがある

なまこの内臓も、身と同じく独特な歯応えがあります。その歯応えは同じ腸で作られているチャンジャに似ています。塩辛になっているのでイカの塩辛を想像しますが、イカよりも硬いです。

なまこの味はまずい?おいしい?【口コミ調査】

なまこは見た目がグロテスクなので、抵抗があり食べたことがない人も多いです。なまこの味が見た目に反しておいしいと感じる人もいれば、まずかったと意見する人もいます。こちらでは、なまこの味をまずい、おいしいと感じる人の口コミを紹介するので参考にしてください。

なまこの味をまずいと感じる人の意見・口コミ

なまこの味をまずいと感じる人のよくある意見は、以下の通りです。

・調味料がおいしくなかった
・なまこが新鮮でなかった
・磯臭さが苦手


なまこの味は無味なので、調味料の味でおいしいさが決まります。なまこ自体の食感がよいのに、調味料がおいしくないと、なまこがまずいと感じてしまいます。そして、なまこは新鮮さが大切です。冬が旬なので、旬からずれると味が落ちます。ウニや牡蠣(かき)などの貝類がもともと嫌いという人は、磯の香りがまずいと感じてしまうことが多いです。

なまこの味をおいしいと感じる人の意見・口コミ

なまこの味をおいしいと感じる人は、以下のように発言しています。

・歯応えがおもしろい
・磯の香りが楽しめる
・お酒のつまみとして合う


なまこは味がないため、味付けによっておいしさが変わる食材です。なまこに合った味付けの料理を食べると、意外においしいと感じる人もいます。また、なまこの他にはない独特な食感がやみつきになるともいわれています。なまこは珍味の一つとされているため、お酒に合うようです。

なまこの味を活かす下処理方法は?

なまこは生きているものを下処理してから調理をしていきます。手順は簡単なので、いくつかのポイントと一緒に説明します。

1、両端を切り落とす
2、縦に切り開く
3、内臓を取り出す
4、筋や内膜を取り除く
5、ぬめりを取る

下処理をする際に、手が滑りやすくなっているので、包丁の腹でたたくと身が硬くなって扱いやすくなります。両端の口と肛門は硬い部分なので取り除きますが、開いてから硬い部分を確認しながら切ると、捨てるところが少なくて済みます。身は背より腹のほうが薄くなっているので、腹を上にして包丁の刃を切り裂くようにするとやりやすいです。

内臓を取り除いた後の筋や内膜は取らなくても大丈夫ですが、食感が気になる方はそぎ取ります。外側はまだぬめりが残っているので、塩で取り除きますが、あまりやりすぎると溶けてきてしまうので気をつけてください。

なまこの味を活かす食べ方・料理3選!

なまこの特徴の独特の歯応えや磯の香りを活かした食べ方は、以下のようなものがあります。

・なまこ酢
・なまこのポン酢和え
・刺身


なまこは磯の香りと歯応えを楽しむ食材なので、その特徴を最大限に活かしたシンプルな味付けのなまこ酢などに調理されるのが定番です。こちらでは、なまこの味を活かした料理を紹介します。

①なまこ酢

出典: https://cookpad.com/recipe/5421161

ポン酢を使用せずに、本格的に合わせ酢を作りなまこと和えることで、柑橘の香りとなまこの香りを一緒に楽しめます。もみじおろしとねぎを添えることで、料亭で提供されるような一品になります。

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②なまこポン酢醤油

出典: https://cookpad.com/recipe/7708510

新鮮ななまこそのものの磯臭さを楽しみたい時は、漬け込まず刺身で食べるのもおすすめです。なまこそのままの味を味わうことができ、お酒のおつまみとしてもよく合う一品です。

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③なまこのみぞれ和え

出典: https://cookpad.com/recipe/2916164

なまこだけでなく大根おろしと一緒に和えると、上品な味わいの料理になります。なまこが少し苦手な方は、大根おろしを多めに入れて一味やゆずなどを加えると食べやすくなります。

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なまこの味を知ろう

なまこには味がなく、磯の香りと独特の歯応えを楽しむ食材です。簡単な下処理となまこの特徴を活かした食べ方で、おいしく食べることができます。なまこの見た目だけで避けていた人も、一度食べてみてなまこの味を知りましょう。

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