パセリの花は食べられる?咲いたら食べるのはNG?使い道・レシピも紹介!
パセリは花は食べられるか知っていますか?パセリは花が咲いても美味しく食べられるのでしょうか。今回は、パセリの花の食べ方や、パセリの花が咲いたらどうするかを紹介します。パセリの花の食べる以外の使い道やおすすめレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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パセリの花は食べられる?
パセリは主にスープやサラダ、煮込み料理などの飾り付けに使うセリ科の植物です。家庭菜園でもよく見られるハーブの1種ですが、パセリは花が咲いても食べられるのでしょうか。ここではパセリの花は食べられるのか、またどんな栄養素が含まれているのかを紹介します。
パセリの花は食べられる
パセリは花が咲いた場合でも、パセリと同様に食べることができます。パセリは黄色く小さな花を咲かすのですが、食感に多少の変化はあるものの食べる分には何も問題ありません。家庭菜園でハーブなどの植物を自分で育てている人で、収穫を忘れていてパセリに花が咲いていた場合でも食べることができるので安心して料理に使いましょう。
パセリの花が大量に咲いているので、使い途ないかなーとググってみたら、花も葉っぱと同じように使えるんだそうだ。パセリは根から種まで食べられる!と。ほ〜。
— クエ子の友達。 (@FriendOfQuenee) June 8, 2018
パセリの花を食べた時に得られる栄養素
パセリの花を食べたときに得られる主な栄養素は、以下のとおりです。
・βカロテン
・カリウム
・鉄分
・ビタミンE
・ビタミンK
・ビタミンC
パセリの花を食べたときも、パセリと同様の栄養素を摂取することができます。特にパセリに豊富に含まれるβカロテンは、皮膚や粘膜を丈夫にしたり、視力の健康を維持したりする働きのある栄養素です。またパセリには、むくみ防止の効果があるカリウムや、貧血防止に効く鉄分も含まれています。
さらに、パセリに含まれるビタミンEは強い抗酸化作用を持ち、体内の脂質の酸化を防いだり、血栓の予防、悪玉コレステロールの減少などいろいろな効果があります。他にも骨質改善の働きを持つビタミンKや、コラーゲンの生成や美肌効果のあるビタミンCなどもパセリには豊富に含まれているので、積極的に摂ることがおすすめの食材です。
パセリの花が咲いたら食べられる?
実際にパセリの花が咲いたらどのようにして食べることができるのでしょうか。パセリと比べると食感や味に違いはあるのでしょうか。ここではパセリの花がどのような食感なのかや、パセリをなるべく長持ちさせる方法などを紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
パセリは花が咲いても食べられるが固い
パセリの花が咲いた場合でも食べられるのですが、その食感は少し固くなってしまいます。生のパセリの葉の頃は緑色で柔らかく、料理や飾り付けにも使いやすいのですが、小さく黄色い花が咲くと茎や葉の部分が固くなります。固くてもハーブとして問題なく食べれますが、加熱することで柔らかくなるので固さが苦手な人はよく火を通して食べることがおすすめです。
@komocu パセリ、花さいたら茎もしっかりしちゃって、葉っぱもけっこう固いですよね、でも食べられないことはないですよ♪(←食べた人) 柔らかいうちに葉先だけ摘み取って干しといたら、売ってるような乾燥パセリになって一年中使えるんですが、不精で一度しかやったことがありません^^;
— みんみん (@chieushi) May 26, 2012
パセリを長持ちさせたい場合は花を摘もう
パセリをなるべく長持ちさせたいというときには、花が咲いてきたらすぐに摘むようにしましょう。2年草のセリ科の植物であるパセリは、花が咲いてしばらくすると種を作ります。そうするとパセリの株は元気がなくなってしまうので、花が咲いたらすぐに摘むようにすると、花の咲き終わりまでなるべく長い期間パセリの葉を楽しむことができます。
パセリの花の食べ方は?
パセリの花の食べ方は具体的にはどのようなものでしょうか。また、パセリのように料理の飾り付けや香りづけに使えうことはできるのでしょうか。ここでは、パセリの花の食べ方について紹介します。
パセリの花はパセリと同様の食べ方ができる
パセリの花の主な食べ方は、以下のとおりです。
・スープ
・サラダ
・炒め料理
・肉料理などのトッピング
・パスタソース
パセリの花もパセリと同じように、スープやサラダの香りづけとして使うことができます。また、パセリはオリーブオイルと相性が良い食材です。パセリに含まれるβカロテンは油と組み合わせることで吸収率が上がるので、炒め料理などの香りづけとして使う食べ方がおすすめです。
その他にも、黄色く小さいパセリの花は肉料理のトッピングとして使うと見栄えも良く、細かく刻めば香りのよいパスタソースなどとしても活用できます。パセリの花も葉と同様に独特な香りのするハーブなので、口臭予防に効果的です。揚げ物やステーキなどの匂いの強い食べ物と合わせて使うのにも適しています。
パセリの花のおすすめレシピ3選!
パセリは栄養豊富でいろいろな料理に使えるハーブですが、パセリにはどんな料理が合うのでしょうか。ここでは、パセリを使ったおすすめレシピを紹介するので試してみてください。
①パセリのサラダ
タブーレという中東の家庭料理の1つで、パセリをふんだんに使った贅沢なサラダマリネです。パセリが主役の料理で、にんにくやお酢を使った味のバランスも良いレシピです。日本ではパセリがメインの料理は少ないので、ぜひ試してみてください。
②パセリの肉巻き
パセリを豚肉で巻いて焼いたアレンジレシピです。パセリと相性の良いオリーブオイルを使うため、βカロテンもしっかり摂取できます。パセリを刻まずにそのまま使うので栄養満点で、パセリの味や風味もより楽しめる料理なのでパセリが好きな人におすすめです。
③パセリとホタルイカのガーリックバターソテー
パセリとホタルイカをガーリックバターでソテーしたレシピです。たっぷり入れるパセリとガーリックバターの相性が抜群で、おつまみにもおすすめの味つけです。パセリの苦みや独特の香りが苦手な人は、しっかりと加熱することで苦みを抑えられるので試してみてください。
パセリの花の食べる以外の使い道は?
いろいろな料理に使えるパセリの花ですが、食べる以外の活用法はどんなものがあるのでしょうか。ここではパセリの花の使い道を紹介するので、参考にしてみてください。
①肉料理のトッピングにする
小さくて黄色い花を咲かすセリ科のパセリの花は、その可愛らしい見た目から肉料理などのトッピングに向いています。茶色が多い肉料理の上に、黄色の小ぶりなパセリの花をのせるだけで見た目にも華やかになるのでおすすめです。また、パセリには強い匂いを和らげる効果もあるので、肉料理と一緒に使うと良いでしょう。
②生け花にする
パセリはセリ科の植物で、散形花序といって花軸の先に放射状に花が咲きます。中心から広がるようにして咲く小さな花が見た目にも美しいので、生け花の花材としても使うこともあります。パセリの花は食べるだけではなく、花瓶にさして部屋に飾るのもおすすめです。
パセリの花は食べられるか知ろう
パセリの花が咲いてしまっても、パセリと同じようにいろいろな料理にして食べることができます。また、パセリの花は可愛らしい見た目なので、料理のトッピングにもおすすめです。栄養豊富で健康にも良く、サラダやスープ、炒め物などさまざまな使い方ができます。パセリの花を食べたことのない人も、試してみてください。