生キャベツを弁当に入れると腐る?冬でも?安全なレシピ・持ち運び方も紹介!
生キャベツは弁当に入れると腐るのでしょうか?今回は、生キャベツは弁当に入れると冬でも腐る原因や、腐りにくい作り方・詰め方のコツを紹介します。弁当の生キャベツは腐るとどうなるかや、〈作り置き・レンジ・千切りキャベツ・炒め・茹で〉レシピ・人気おかずも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- 生キャベツは弁当に入れると腐るって本当?冬も?
- 生キャベツは弁当に入れると菌が繁殖して腐りやすい
- 弁当に入れて腐ったキャベツの特徴
- 生キャベツを弁当に入れて腐らせない作り方のコツは?
- ①手袋や清潔な弁当箱・調理器具を使う
- ②キャベツの水気はしっかり切る
- ③濃いめの味付けをする
- ④新鮮なキャベツを使う
- ⑤作り置きしたい・どうしても腐らせたくない場合は加熱調理する
- 生キャベツを弁当に詰めるコツは?
- ①殺菌作用のある食材と一緒に詰める
- ②キャベツはご飯や別のおかずとは一緒に入れない
- 生キャベツの弁当を持っていく際は保冷剤と一緒に保冷バッグに入れよう
- 生キャベツは弁当に入れても腐りにくい人気レシピ3選!
- ①明太子キャベツ
- ②シートドレッシングで千切りキャベツの巻きサラダ
- ③キャベツの旨サラダ
- キャベツは弁当に入れると腐る可能性があるので注意しよう
生キャベツは弁当に入れると腐るって本当?冬も?
生キャベツは外の温度が高くなる夏だけでなく、冬でも弁当に入れると腐るのでしょうか。キャベツを加熱せずに弁当に入れて、腐ってしまったらどうなるのかも紹介するので参考にしてください。
生キャベツは弁当に入れると菌が繁殖して腐りやすい
生キャベツは、弁当に入れると細菌が繁殖して腐りやすい食材のひとつです。加熱していないキャベツは水分を多く含んでおり、水分は細菌の繁殖の原因となるため腐ることがあります。これは夏だけでなく冬でも起こることで、加熱していないキャベツをそのまま弁当に入れると腐るリスクが高いということを覚えておきましょう。
弁当に入れて腐ったキャベツの特徴
生キャベツを弁当に入れて腐ると、下記のような状態になるので参考にしてください。
・酸っぱいニオイがする
・ぬめりがある
・柔らかくなっている
・茶色に変色している
生キャベツを弁当に入れて腐ると、細菌が繁殖しているため酸っぱいニオイがします。時間が経つと水分が抜けて柔らかくなるのは腐る前でもあり得ることですが、ぬめりや変色などもあるようなら細菌の繁殖が考えられるので、食べないようにしてください。
生キャベツを弁当に入れて腐らせない作り方のコツは?
生キャベツを弁当に入れても腐ることがないようにするには、どうすれば良いのでしょうか。弁当を作る時に注意するべき点や腐らせないコツを紹介するので、参考にしてください。
①手袋や清潔な弁当箱・調理器具を使う
生キャベツを弁当に入れる時に限ったことではありませんが、弁当を作る時には清潔にすることを心がけましょう。特に、生の肉や魚を触った後に野菜に触れると、細菌の増殖に繋がります。手洗いをしていても目には見えない細菌が付いていることがあるため、手袋をするのがおすすめです。
水分がつくと細菌が繁殖しやすいため、調理器具や弁当箱は完全に乾いたものを消毒してから使うと良いでしょう。菜箸なども弁当箱に詰める時は、別の食材を触ったものは使わないようにすると、水分や細菌が移りにくくなります。
②キャベツの水気はしっかり切る
水分が多いと細菌が繁殖して腐る原因となってしまうため、生キャベツを弁当に入れる際には水気をしっかり切るようにしましょう。生野菜は、洗ってカットした後にキッチンペーパーなどでよく水分を拭き取るのがおすすめです。また、塩分が多いおかずや煮汁を多く含むおかずが隣にあると、浸透圧でキャベツから水分が出て来てしまい腐る原因になります。
また、生キャベツのように水分があるものは鰹節や揚げ玉・乾燥わかめなどの乾物を一緒に入れておくと水分を吸収し、細菌が増殖して弁当が腐るのを防ぐことが出来ます。
③濃いめの味付けをする
弁当に入れるおかずは、腐るリスクを減らすためにも濃いめの味付けにしましょう。塩分が多いと食材の水分が抜けやすくなり、その結果細菌が繁殖しにくくなります。生キャベツにドレッシングなどをかけたい場合は、調味料を別容器に入れておき、食べる直前にかけるのがおすすめです。
④新鮮なキャベツを使う
弁当で生キャベツを使う場合は、以下のような新鮮なキャベツを使うことで腐るリスクを減らすことが出来ます。
・葉の緑色が濃い
・みずみずしくてツヤのある葉
・軸の切り口が黒ずんでいない
・軸の大きさが太過ぎない
・ずっしり重くて固い
一玉キャベツを選ぶ場合には、重さ、葉の色、軸などをチェックするようにしましょう。軸は500円玉程度の大きさが良く、外葉もついているものがおすすめです。外葉が取られているものは、古くて葉が傷み始めている可能性があります。
カットキャベツの場合は、葉がしっかり詰まっていて芯の高さが2/3ほどのものが、新鮮で美味しい証拠です。カット後に時間が経つと断面が盛り上がってくるため、芯と断面もチェックして選んでください。
⑤作り置きしたい・どうしても腐らせたくない場合は加熱調理する
キャベツを弁当に入れたいけど、絶対に腐らせたくない場合や作り置きをしておきたい場合には、加熱調理するのがおすすめです。食材を加熱することで、細菌の繁殖を防ぐことが出来るので、しっかり中心まで火を通しておきましょう。85℃以上で90秒以上の時間加熱をすることで、食中毒の原因となるノロウイルスなどの細菌を死滅させることが出来ます。
生キャベツを弁当に詰めるコツは?
生キャベツを弁当に詰める時には、どうすれば腐りにくくなるのでしょうか。生キャベツを弁当に入れる場合のおすすめの方法やコツを紹介します。
①殺菌作用のある食材と一緒に詰める
生キャベツが腐るのを防ぐために、以下のような殺菌作用のある食材を一緒に詰めたり、味付けに使ったりするのがおすすめです。
・大葉
・梅干し
・酢
・わさび
・カレー粉
大葉や梅干しには殺菌作用があるので、生キャベツを入れる時に一緒に入れたり和えたりするのがおすすめです。また、酢・わさび・カレー粉などの調味料にも殺菌、防腐効果があるため、味付けに使うと良いでしょう。酢は、ご飯を炊く時に入れたりキッチンペーパーに付けてお弁当箱を拭いたりして、弁当のおかずが腐るのを防ぐことも出来ます。
②キャベツはご飯や別のおかずとは一緒に入れない
水分があると細菌が繁殖しやすくなるため、水気の多い生キャベツをご飯や他のおかずと一緒に入れないようにしましょう。おかず同士がくっつかないように、使い捨てのおかずカップやシリコンカップなどに分けて入れるようにすると安心です。
生キャベツの弁当を持っていく際は保冷剤と一緒に保冷バッグに入れよう
食中毒の原因となる細菌は温度が25℃以上になると活発になり増殖を始めるため、生キャベツの弁当を持っていく際は、保冷剤や保冷バックを使うのがおすすめです。保冷剤と保冷バックを使って温度が10℃以下になると、細菌の増殖が抑えられます。
特に、夏場は持ち運ぶだけでも外の気温が高く、弁当の温度も上がって腐りやすい状態です。生キャベツが入った弁当を持ち歩く際は、必ず保冷剤と保冷バックを使って、弁当の温度を上げにくくすることが重要です。
生キャベツは弁当に入れても腐りにくい人気レシピ3選!
生キャベツを弁当に入れるときに、腐りにくいレシピはあるのでしょうか。おすすめの人気レシピを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
①明太子キャベツ
明太子キャベツは、炒めずにレンジで2分加熱して簡単に作ることが出来て、作り置きにも最適なおかずです。明太子と黒胡椒の濃いめの味付けで、腐りにくくご飯も進むのでお弁当におすすめです。
②シートドレッシングで千切りキャベツの巻きサラダ
ブルボンから発売されている「スライスkitchen」というシートドレッシングを使えば、キャベツから水分が出にくくなり、お弁当に持っていくことが出来ます。千切りキャベツとシートドレッシングをレタスで巻けば、一口サイズのサラダが完成です。
③キャベツの旨サラダ
レンジで簡単に茹でキャベツを作って調味料を和えるだけで、旨味のあるおかずが作れます。すりごまや鰹節を入れることで水分が吸収されて腐るのを防ぐことが出来るため、作り置きにもおすすめです。
キャベツは弁当に入れると腐る可能性があるので注意しよう
キャベツは生のまま弁当に入れると、水分が出て細菌が繁殖して腐る可能性があります。詰め方や味付け、持ち運び方など様々な工夫をして、生キャベツでも安心して食べることが出来る弁当にしてください。