シフォンケーキが膨らみすぎる原因は?対処法は?冷まし方・成功例も紹介!

シフォンケーキが膨らみすぎる原因を知っていますか?今回は、シフォンケーキが膨らみすぎる原因や、冷まし方を紹介します。シフォンケーキが膨らみすぎない作り方・コツや、正しい膨らみ方・成功例も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. シフォンケーキが膨らみすぎた…
  2. シフォンケーキが膨らみすぎる原因は?
  3. ①生地を入れすぎた
  4. ②水分量を間違えた
  5. ③卵黄生地やメレンゲの混ざり具合が不十分だった
  6. ④焼く温度の調節がうまくいかなかった
  7. 膨らみすぎたシフォンケーキの冷まし方
  8. シフォンケーキが膨らみすぎない作り方は?コツは?
  9. シフォンケーキの膨らみすぎない作り方
  10. コツ①熱伝導性が高い型を使う
  11. コツ②大きめのボウルでメレンゲや卵黄をしっかり泡立てる
  12. コツ③油分が付着していない清潔な調理器具を使う
  13. コツ④小麦粉や砂糖は十分ふるいにかけておく
  14. コツ⑤加熱しすぎない
  15. コツ⑥アレンジする場合は泡立て不足や分量に注意する
  16. シフォンケーキの膨らみすぎに注意しよう

シフォンケーキが膨らみすぎた…

ふわふわの生地に軽い食感が人気のシフォンケーキは、材料を混ぜて焼くだけで作ることができます。しかし、シフォンケーキが膨らみすぎて型からはみ出るなど、焼き方が難しいと感じる人も多いようです。今回は、シフォンケーキが膨らみすぎる原因について解説します。

シフォンケーキが膨らみすぎる原因は?

シフォンケーキは、卵や小麦粉、サラダ油などシンプルな材料で作るケーキですが、膨らみすぎたり、膨らまなかったりと焼き具合が難しいケーキです。ここでは、シフォンケーキが膨らみすぎる原因について解説します。

①生地を入れすぎた

シフォンケーキが失敗する原因に、生地の入れすぎが挙げられます。シフォンケーキの型に生地を入れるときは、型に対して8割程度入れるのが目安です。型いっぱいに入れてしまうと、膨らみすぎてオーブンの天井にくっついて焦げることがあるので注意しましょう。

②水分量を間違えた

水分量を間違えるのも、シフォンケーキが膨らみすぎる原因です。水分は、牛乳や水、リキュール、フルーツの果汁などが挙げられます。水分が多いと焼いている間は膨らみますが、冷ますと急激にしぼんでしまい、底に大きな空洞ができて底上げする原因になります。

③卵黄生地やメレンゲの混ざり具合が不十分だった

卵黄生地やメレンゲの混ざり具合が不十分の場合、シフォンケーキが失敗する要因です。卵黄と油、水分がよく混ざってないと、水分や油分がケーキの底に集まってしまい、底上げしてしまいます。

また、シフォンケーキはメレンゲの泡立てが出来を左右すると言われており、メレンゲが硬すぎるときめが粗くうまく膨らまないこともあります。メレンゲのきめが細かく、ツノがふんわり曲がる程度で、卵黄の生地と混ぜたときにつぶれないようするのが理想です。

④焼く温度の調節がうまくいかなかった

シフォンケーキを焼く際のオーブンの温度調節がうまくできていないことも、ケーキが膨らみすぎたり、膨らまなかったりする要因のひとつです。オーブンの温度が高すぎる場合、底の部分に先に火が入るため勢いよく膨らみ、後でしぼみます。また、逆に低すぎると生地の膨らみが不十分となり、生地が目詰まりした状態になります。

家庭のオーブンの種類によっても異なりますが、オーブンの庫内ギリギリの型を使用する場合、生地が膨らみすぎて上部が焦げる要因にもなるので注意しましょう。使うオーブンにあった温度と焼き時間を見つけるのが、成功する秘訣です。

膨らみすぎたシフォンケーキの冷まし方

膨らみ過ぎたシフォンケーキを冷ますときは、焼いたケーキを逆さまにすると潰れないようにすることができます。焼きあがったら、すぐに型ごと逆さにするのがポイントです。円筒部分に瓶などを差し込んで冷ますと良いでしょう。

(*シフォンケーキの冷まし方について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

シフォンケーキの冷まし方は?逆さまが鍵?冷ます時間・瓶がない時の対処法も紹介!

シフォンケーキが膨らみすぎない作り方は?コツは?

シフォンケーキの成功例は、生地が柔らかくキメが整っており、ほどよく膨らんだ状態です。膨らみすぎる原因を知ってポイントを抑えれば、柔らかいシフォンケーキが作れます。ここでは、膨らみすぎないシフォンケーキの作り方を解説するので、ぜひ試してみてください。

シフォンケーキの膨らみすぎない作り方

シフォンケーキの作り方は、以下の手順です。

1.卵黄と卵白を分ける
2.卵黄に砂糖を加えて泡立てる
3.油を加えてよく混ぜ、その後水を加えて混ぜる
4.小麦粉を加えて混ぜる
5.卵白に砂糖を加えて泡立ててメレンゲを作る
6.卵黄生地とメレンゲを合わせる
7.型に流して、竹串で全体を均一にする
8.170℃から180℃のオーブンで、30分から40分焼く
9.逆さにして生地を冷ます
10.冷蔵庫で1時間程度冷やす
11.型抜きをして完成


シフォンケーキは、まず卵黄生地作り、メレンゲ作り、卵黄生地とメレンゲを混ぜて焼くという工程です。卵黄生地はダマにならないよう、しっかり混ぜてください。メレンゲと卵黄生地を合わせるときは、最初に1/3位のメレンゲを卵黄生地としっかりなじませてから、残りを合わせるのがポイントです。

コツ①熱伝導性が高い型を使う

シフォンケーキを作るときの型は、熱伝導性が高い型を使うのがポイントです。シフォンケーキの型は、アルミやシリコン、紙、鉄などがあり、アルミが一番熱伝導性が高いです。アルミ製でない型を使って失敗する場合、型を変えてみると良いでしょう。

コツ②大きめのボウルでメレンゲや卵黄をしっかり泡立てる

シフォンケーキの生地を作るときは、大き目のボウルでメレンゲや卵黄をしっかり泡立てましょう。メレンゲをしっかり泡立てる必要があるため、小さいボウルは不向きです。卵黄生地を作るときは、白っぽくなるまで泡立てるのがポイントです。卵白は泡立てる直前まで冷蔵庫で冷やしておくと、きめ細かいメレンゲを作ることができます。

コツ③油分が付着していない清潔な調理器具を使う

調理器具は、油分が付着していない清潔なものを使用しましょう。ボウルやホイッパー、ハンドミキサーなどの道具に油分が付着していると、メレンゲの泡立ちが悪くなります。また、ケーキを焼くときに、型の内側にバターや油などを塗らないようにしましょう。油を塗ることで膨らみが悪くなり、失敗する要因になります。

コツ④小麦粉や砂糖は十分ふるいにかけておく

小麦粉や砂糖は十分ふるいにかけてから作るようにします。小麦粉や砂糖にダマがあると、生地にムラが出来てきれいに焼き上げることができません。失敗しないためにも、ふるいにかけてなめらかな生地を作るようにしましょう。

コツ⑤加熱しすぎない

シフォンケーキを焼くときは、加熱しすぎないように注意しましょう。シフォンケーキを焼きすぎるとこげ茶色になって乾燥し、柔らかい食感が損なわれます。使用するオーブンで焼き時間が違ってくるため、オーブン温度計を使用して焼くのがおすすめです。

また、ケーキを焼いている間は、オーブンを開けないようにしましょう。オーブンは扉の開閉により温度がかなり下がります。一定温度で焼き上げるようにすると美しく膨らみます。

コツ⑥アレンジする場合は泡立て不足や分量に注意する

シフォンケーキをアレンジして作る場合は、泡立て不足や分量に注意して作りましょう。ココアパウダーなどは吸水性がよいためダマになりやすくなり、出来上がりにムラが出てしまいます。アレンジしたシフォンケーキを作るときは、成功例のレシピで作ったり、膨らみ方を確認したりしながら作ると良いでしょう。

シフォンケーキの膨らみすぎに注意しよう

シフォンケーキは、材料を混ぜた生地を焼くだけで出来ますが、工程ひとつひとつが出来上がりを左右します。膨らみすぎに注意して、家庭で柔らかいシフォンケーキを作ってみてください。

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