玉ねぎの皮がカビても食べられる?対処法は?黒・白など種類別の危険性も紹介!
【管理栄養士監修】玉ねぎにカビが生えていたことはありますか?カビが生えても食べられるのでしょうか?今回は、<黒・白・緑・青>など玉ねぎのカビの種類や食べれるかの見分け方を画像と共に紹介します。カビが生えた時の対処法や正しい保存方法・対策も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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玉ねぎにカビが生えても食べられるの?
玉ねぎは他の野菜と比べて長期の保存が可能であることで知られています。それでも気づいたら皮が黒くなっていたり、白いカビが生えていたりすることがあるかもしれません。この場合、変色している部分をきれいに取り除けば食べられるのでしょうか。ここからは、カビが生えた玉ねぎを食べた場合の危険性も併せて詳しく見ていきましょう。
玉ねぎに生えるカビの種類は?
玉ねぎのカビで一般的に多いのは黒カビと白カビですが、ほかにも青・緑のカビが発生することもあります。ここでは、それぞれのカビの特徴について紹介しましょう。
黒カビ
出典: @yokko_kyua
玉ねぎの表面が、上の写真のように炭がついたように黒くなっているなら、それは黒カビです。黒カビは基本的に玉ねぎの茶色い皮の部分に多く見られ、玉ねぎの上部から繁殖していきます。多くの場合、玉ねぎの表面に発生しますが、皮の内側の白い部分にも侵入することがあります。
(*玉ねぎの表面の黒い粉について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
白カビ
出典: @haine_812
白い点状のものまたは白い綿のようなものが根や皮に見られる玉ねぎの場合は、白カビが発生している証拠です。黒カビとの違いは、玉ねぎの上部や皮から発生するのではなく根の部分から徐々に広まることが白カビの特徴です。
白カビは基本的に土壌に生息しており、気温が高く土壌の乾燥が続くと症状が進み、育苗期から感染します。白カビは少しずつ玉ねぎの中身にまで増殖し、時間が経つと玉ねぎ全体を腐らせ破棄せざるをおえません。
青・緑のカビ
出典: @tumattu03
玉ねぎの一部が青・緑に変色している場合も、カビが増殖している可能性が高いでしょう。青色や緑色のカビは柑橘系の果物などに発生することが多いですが、玉ねぎに発生するカビも柑橘類と同じ種類のカビによるものです。
玉ねぎにカビが生えた時の対処法は?食べられる?
実際に玉ねぎにカビが発生してしまった場合には、どのような対処法があるのでしょうか。ここでは、カビが生えても食べられる場合と、すぐに捨てた方が良い場合の見分け方を紹介します。