大根の選び方や見分け方は?部位別の使い分けや日持ちする保存法など紹介!

【管理栄養士監修】大根の選び方を知っていますか?今回は、新鮮な大根の選び方・見分け方や<葉元・真ん中・先端>の部位別の使い分けを紹介します。ほかにも大根の日持ちする保存方法や、保存する時のポイントも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

専門家監修 |管理栄養士・栄養士 鈴木菜美
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管理栄養士、日本糖尿病療養指導士、食生活アドバイザー。大学卒業後、特別養護老人ホームにて献立作成、厨房業務に従事。...
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管理栄養士、日本糖尿病療養指導士、食生活アドバイザー。大学卒業後、特別養護老人ホームにて献立作成、厨房業務に従事。その後糖尿病専門クリニックにて糖尿病、高血圧、脂質異常症の方を中心に1000人以上の食事相談を経験。 現在は「気軽に管理栄養士に相談できる場所を作りたい」と思いから、おやつ(低糖質・動物性不使用・野菜・かんたん)・料理教室を主宰し、1人ひとりに合わせたサポートをする事でお客様の思いに寄り添い、食べる楽しさを伝えています。

目次

  1. 大根の選び方・見分け方は?
  2. ①葉での見分け方
  3. ②葉と根の境目の首での見分け方
  4. ③根での見分け方
  5. ④カット済みの断面での見分け方
  6. 大根の部位の選び方・使い分けは?
  7. ①葉元
  8. ②真ん中
  9. ③先端
  10. 大根の日持ちする保存方法・ポイントは?
  11. ①立てて保存する
  12. ②新聞紙で包んで保存する
  13. ③茹でてから冷凍保存する
  14. 大根の種類をうまく使い分けよう

大根の選び方・見分け方は?

一般的な水分が多く甘みのある大根は冬が旬であり、大根おろしや煮物など、多くの家庭料理に使われる身近な野菜です。しかし、スーパーなどで選ぶ時にはどれが新鮮なのか分からない人も多いのではないでしょうか?ここでは、新鮮な大根の選び方と見分け方を紹介します。

①葉での見分け方

大根が新鮮かどうかは、葉で見分けられます。新鮮な大根の特徴と劣化した大根の特徴は、以下の通りです。

【新鮮な大根の特徴】
・葉が生き生きとしている
・葉がみずみずしい
・葉の先まで鮮やかな緑色をしている
・葉の先端まで張っている


【劣化した大根の特徴】
・葉が黄色くなっている
・葉がしなびている
・茎の断面にすが入っている


新鮮な大根の葉は見た目にも緑色が鮮やかで、みずみずしさがあります。また、葉が葉先の方まで力強く張って生き生きとしているのも、新鮮である証です。

逆に葉が黄色くなっている大根は劣化しており、特に茎まで黄色い大根は、かなり鮮度が落ちています。なお、葉がカットされている場合は、葉の状態が確認できないので茎の断面をチェックして下さい。断面にすが入っているものは、収穫から時間が経って水分が抜けている状態なので、新鮮とは言えません。

(*大根の葉について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

大根の葉の栄養と効能は?成分を逃さない食べ方・茹で方やレシピのおすすめも紹介!

②葉と根の境目の首での見分け方

大根は、スーパーでは葉の部分を切り落とした状態で売られていることも多くあります。その場合は葉と根の境目の首の部分を見て、以下の特徴をチェックして下さい。

【新鮮な大根の特徴】
・花茎が伸びていない
・根の葉元側が白い
・青色部分が薄い緑色をしている


【劣化した大根の特徴】
・花茎が伸びすぎている
・とうが立っている
・根の葉元側が黒ずんでいる
・青色部分の緑が濃すぎる


大根の茎の付け根の真ん中部分にあるのは、花を咲かせる花茎と呼ばれる部分です。この花茎が伸びすぎている大根は、成長が進みすぎて味が悪い傾向にあります。さらに成長が進むと、花茎から花が咲いて「とうが立つ」と呼ばれる状態になります。

とうが立っているものは水分が抜けており、中にすが入って味や食感が悪い可能性が高いでしょう。ほか、大根は首の部分が青色や緑色をしていますが、この部分の緑色が濃すぎる大根も食感が悪いので避けるのがおすすめです。

(*スが入った大根は食べられるかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

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③根での見分け方

大根の根の部分は、新鮮さを見分けるのには最も分かりやすい部分です。ここでは、新鮮な大根と劣化した大根の根の特徴をそれぞれ見ていきましょう。

【新鮮な大根の特徴】
・見た目に張りとツヤがある
・白い部分が真っ白で、丸みを帯びている
・形がまっすぐで、太い
・持った時に硬く、ずっしりと重い
・ひげ根の数が少なく、表面が滑らか


【劣化した大根の特徴】
・手に持った時に軽い
・ひげ根が多く、表面に凹凸ができている
・二股、三股になっている


根の部分で新鮮さを判断したい場合は、白い部分が真っ白で張りとツヤがあるものを選びましょう。形はまっすぐで太いものが良く、手で持った時に硬くずっしりとした重みが感じられるものは新鮮な証拠です。また、先端のひげ根が少なく表面が凸凹していないものも、成長が上手く行っている可能性が高いと言えます。

なお、大根は土の状態が悪い場所で育つと、根が二股や三股などに変形したりひげ根が増えて表面が凸凹になったりします。このような大根は味も良くない可能性があるので選ばないようにして下さい。また、鮮度が落ちていると水分が抜けて手に持った時に軽く感じるので、重さを確認することも大切です。

鈴木菜美

管理栄養士

ひげ根は大根に水分や養分を取り入れる為に出る根の事です。ひげ根の跡が均等でまっすぐ垂直に並んでいるものは、土の状態がいい環境で育った証であり、比較的辛味が少ないといわれています。

(*ぶよぶよになった大根は食べられるかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

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④カット済みの断面での見分け方

大根はスーパーでカットされた状態で、販売されていることも多い野菜です。カットされている場合は、下のどちらの特徴に当てはまるか確認してから、選ぶようにして下さい。

【新鮮な大根の特徴】
・断面のきめが細かい
・すが入っていない
・みずみずしい

【劣化した大根の特徴】
・切り口が乾燥している
・断面にすが入っている
・きめが粗くなっている
・色が黒ずんでいる

大根は、カットされた瞬間から水分がどんどん失われるため、断面のきめが細かくみずみずしい大根であれば新鮮な証拠です。「す」は成長のしすぎなどが原因で、内部が割れてできた空間や亀裂のこと言いますが、すが入っているものは水分が抜けて鮮度が落ちてしまっています。また、食感も悪い可能性が高いので、すが入っていない大根を選ぶようにしましょう。

(*腐った大根の状態や見分け方・中身や皮が黒い原因について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)

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大根の部位の選び方・使い分けは?

大根は大きく葉元と真ん中、先端部分の3つの部分に分けられます。それぞれ甘味や辛味の強さに特徴があり、適した料理も違います。ここでは、大根の部位の選び方や使い分けについて解説しましょう。

①葉元

大根の葉に近い葉元の部分は、1番甘く辛味が少ないため、下記のような生で食べる料理に向いています。

・サラダ
・漬物
・酢の物
・炒め物


大根は辛みが強いと生では食べにくい場合がありますが、大根の葉元の部分を使えばサラダなどでも美味しく食べることができるでしょう。なお、葉元は繊維が多くて歯応えがあるため、生で食べるだけでなく炒め物にもおすすめです。

②真ん中

大根の真ん中部分は柔らかい部分なので、下記のような料理に使うのがおすすめです。

・おでん
・ふろふき大根
・煮物

大根の真ん中の部分は、辛味と甘味のバランスが取れた味わいをしており、上記のような煮物系の料理に向いています。おでんやふろふき大根にすれば、大根そのものの美味しさを楽しむことができるでしょう。

(*おでんに向く大根の部位について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

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③先端

大根の先端部分は甘味よりも辛味が強いため、以下のような使い方に適しています。

・大根おろし
・汁物
・きんぴら


根の先に近い先端は、辛みを活かせる大根おろしに向いています。薬味として使う場合には先端を、天ぷら用のおろし大根の場合は少し葉元に近い部分を使うのがおすすめです。先端部分は繊維質を多く含むため、食べた時に口に残りやすいのが難点です。そのため、小さく切って汁ものに使うか、きんぴらなどにすると美味しく食べることができるでしょう。

(*大根おろしや大根の部位別の使い分けについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)

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大根の日持ちする保存方法・ポイントは?

大根は1本丸ごと買っても、使い切るには時間がかかることも多いことでしょう。ここでは、そのような時に役立つ大根の日持ちする保存方法を紹介します。

①立てて保存する

大根は土の中で縦で生えているため、土に埋まっていた時のように立てて保存すると長持ちします。保存するときのポイントは、以下の通りです。

・葉を付け根近くで切り落とす
・半分に切ったペットボトルや牛乳パックを使う


大根は葉がついていると、葉に水分や栄養が取られて劣化が早まってしまいます。購入後はなるべく早く、葉を付け根近くから切り落として根と葉を別々に保存するようにしましょう。また、大根は横にして保存すると、縦で保存した場合に比べて劣化が早まるので、半分に切ったペットボトルや牛乳パックを活用して保存するのがおすすめです。

②新聞紙で包んで保存する

新聞紙に包んで保存することで、大根を乾燥から守り、劣化を防ぐことができます。新聞紙で包む場合は以下のポイントを守って保存して下さい。

・新聞紙は霧吹きなどで湿らす
・丸ごと入らない時は、2~3等分してから包む
・冷蔵庫の冷蔵室に保管する

大根の最適な保管温度は0〜5度のため、冷蔵庫の冷蔵室での保管が適しています。新聞紙で包む際は、乾燥を防ぐために新聞紙を霧吹きで湿らしておくと良いでしょう。また、冷蔵庫のスペースなどの関係で丸ごと入れるのが難しい時は、先端・中央・根元と3つに切り分けてから新聞紙に包んで下さい。

このように保存することで1〜2週間は日持ちさせることができます。

③茹でてから冷凍保存する

大根は下記のような手順で、茹でてから冷凍保存することで、1ヶ月程度保存が利きます。

1、大根をイチョウ切りにする
2、固めに茹でる
3、水気を拭き取る
4、小分けにしてラップに包む
5、冷凍保存袋に入れて、冷凍する


冷凍すると繊維が壊れて柔らかくなるので、固めに茹でるのがポイントです。茹でた後に水分が残っていると、冷凍した際に霜がつきやすいだけでなく解凍時に味が落ちる原因になるので、キッチンペーパーなどでよく水気を拭き取りましょう。凍結するまでの時間を短くするため、保存袋に均等に平らに入れて、しっかりと空気を抜いた状態で冷凍庫に入れて下さい。

(*大根の保存方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)

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鈴木菜美

管理栄養士

大根おろしも冷凍可能です。大根おろしを1食ずつラップに平たくなるように包み、密封袋に入れて冷凍します。常温で解凍すれば食べられます。

大根の種類をうまく使い分けよう

大根は大音おろしからおでん、なますまで多彩な料理に使うことができます。料理毎に最適な部分の大根を使い分けることで、無駄なく使い切ることもできるでしょう。この記事を参考にしながら、大根を上手に選んで保存して美味しく味わって下さいね。

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