大根の選び方や見分け方は?部位別の使い分けや日持ちする保存法など紹介!
【管理栄養士監修】大根の選び方を知っていますか?今回は、新鮮な大根の選び方・見分け方や<葉元・真ん中・先端>の部位別の使い分けを紹介します。ほかにも大根の日持ちする保存方法や、保存する時のポイントも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
大根の部位の選び方・使い分けは?
大根は大きく葉元と真ん中、先端部分の3つの部分に分けられます。それぞれ甘味や辛味の強さに特徴があり、適した料理も違います。ここでは、大根の部位の選び方や使い分けについて解説しましょう。
①葉元
大根の葉に近い葉元の部分は、1番甘く辛味が少ないため、下記のような生で食べる料理に向いています。
・サラダ
・漬物
・酢の物
・炒め物
大根は辛みが強いと生では食べにくい場合がありますが、大根の葉元の部分を使えばサラダなどでも美味しく食べることができるでしょう。なお、葉元は繊維が多くて歯応えがあるため、生で食べるだけでなく炒め物にもおすすめです。
②真ん中
大根の真ん中部分は柔らかい部分なので、下記のような料理に使うのがおすすめです。
・おでん
・ふろふき大根
・煮物
大根の真ん中の部分は、辛味と甘味のバランスが取れた味わいをしており、上記のような煮物系の料理に向いています。おでんやふろふき大根にすれば、大根そのものの美味しさを楽しむことができるでしょう。
(*おでんに向く大根の部位について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③先端
大根の先端部分は甘味よりも辛味が強いため、以下のような使い方に適しています。
・大根おろし
・汁物
・きんぴら
根の先に近い先端は、辛みを活かせる大根おろしに向いています。薬味として使う場合には先端を、天ぷら用のおろし大根の場合は少し葉元に近い部分を使うのがおすすめです。先端部分は繊維質を多く含むため、食べた時に口に残りやすいのが難点です。そのため、小さく切って汁ものに使うか、きんぴらなどにすると美味しく食べることができるでしょう。
(*大根おろしや大根の部位別の使い分けについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
大根の日持ちする保存方法・ポイントは?
大根は1本丸ごと買っても、使い切るには時間がかかることも多いことでしょう。ここでは、そのような時に役立つ大根の日持ちする保存方法を紹介します。
①立てて保存する
大根は土の中で縦で生えているため、土に埋まっていた時のように立てて保存すると長持ちします。保存するときのポイントは、以下の通りです。
・葉を付け根近くで切り落とす
・半分に切ったペットボトルや牛乳パックを使う
大根は葉がついていると、葉に水分や栄養が取られて劣化が早まってしまいます。購入後はなるべく早く、葉を付け根近くから切り落として根と葉を別々に保存するようにしましょう。また、大根は横にして保存すると、縦で保存した場合に比べて劣化が早まるので、半分に切ったペットボトルや牛乳パックを活用して保存するのがおすすめです。