真鯛の旬の時期・季節は?春と秋の2回?天然と養殖の見分け方や値段を紹介!

真鯛の旬の時期を知っていますか?美味しい真鯛を存分に味わうにあたって今回は、真鯛の旬の時期や主な産地・漁獲量のほか、天然の真鯛と養殖の真鯛の見分け方や値段を紹介します。真鯛の選び方やさばき方・レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 真鯛とはどんな魚?
  2. 真鯛の生態
  3. 天然と養殖の見分け方
  4. 真鯛の値段
  5. 真鯛の旬の時期はいつ?
  6. 真鯛の旬の時期・季節は春と秋の2回
  7. 真鯛の主産地・生産量
  8. 真鯛の選び方のポイントは?
  9. ①目の透明度
  10. ②エラの色
  11. ③ツヤ・大きさ
  12. 真鯛のさばき方
  13. 真鯛の旬の食べ方・レシピのおすすめ
  14. ①桜鯛の食べ方のおすすめ
  15. ②モミジ鯛の食べ方のおすすめ
  16. 真鯛を旬の時期に美味しく食べよう

真鯛とはどんな魚?

昔から高級魚として日本になじみのある鯛ですが、実は鯛にはたくさん種類があり、鯛という名前が付く魚の数は200種類以上もあると言われています。その中でも一番知られ人気があるのが、スズキ目タイ科に分類される真鯛です。真鯛の旬の時期やおすすめの調理法などを紹介します。

真鯛の生態

寿命が20年から40年ほどと言われる真鯛はの大きさは30cmから70cmほどですが、中には1mをを超える大きなものもあります。日本海から太平洋、瀬戸内海、さらには東・南シナ海と多くの範囲で確認されているようです。稚魚はプランクトンなどを食べるため、産卵は岸に近い浅めの海藻が茂る場所で行われます。

天然と養殖の見分け方

天然の真鯛と養殖の真鯛を見分けるためには、切られていない1匹の状態で判断する必要があります。

・尾びれの違い
・肌の色の違い
・鼻の穴の数


まず、尾びれについてですがピンと尖がっている天然の真鯛に比べて、養殖の真鯛の場合、網に引っかかることがあるため丸くなっていることが多くみられます。肌の色は、天然の真鯛は深い水の中で成長しているためピンク色ですが、養殖の真鯛は日焼けしていることが多く黒めの色です。

最後に、鼻の穴についてですが、興味深いことに天然の真鯛は左右に鼻の穴が二つずつ空いているの対して、養殖の真鯛の鼻の穴は左右一つずつの場合が多いです。この理由については、まだ解明されていません。

真鯛の値段

気になるのは真鯛の値段です。以前は、養殖の真鯛の方が味が落ちると言われていたこともあり値段の差は大きかったものの現在は養殖産業の努力によりほとんど味が変わらないと言われているため、値段の差は大きくありません。

もちろん、天然の真鯛の中には、値段が1㎏あたり1万円のもののあると言われていますが、価格の相場は小さい真鯛であれば天然のものが3000円前後からあるようです。養殖は小さなものでは2,000円前後で購入できます。

真鯛の旬の時期はいつ?

養殖によってどの時期でも基本的に購入できる真鯛ですが、旬の美味しい時期はいつでしょうか。また時期によって特有の名前も付けられている興味深い点も取り上げます。

真鯛の旬の時期・季節は春と秋の2回

真鯛の旬の時期は春と秋です。そして、それぞれに固有の名前が付けられています。

・春の時期に獲れる桜鯛
・秋の時期に獲れるモミジ鯛


桜鯛は、春の桜の時期に獲れるだけでなく、体が桜色のきれいなピンク色や桜の花びらを連想させる白い斑点模様がでることで名前にそっています。桜鯛は、産卵期直前のため栄養が最大限に摂られている春の時期限定の真鯛です。

モミジ鯛は、鱗が赤く変化するため秋の風景を連想させます。モミジ鯛は、春に産卵を済ませて身がやせ細った後に、エサを食欲旺盛に食べて身が太った脂がのった真鯛です。

真鯛の主産地・生産量

農林水産省による海面漁業生産統計調査(平成30年)によると、真鯛の漁獲量のランキング1位から5位は下記のようになります。

1位:長崎県(4,522トン)
2位:福岡県(2,618トン)
3位:島根県(1,748トン)
4位:愛媛県(1,721トン)
5位:兵庫県(1,672トン)


長崎県は2位の福岡県と比べても2倍近くの生産量があるだけでなく、数年にわたって真鯛の漁獲量として1位をとっています。

真鯛の選び方のポイントは?

美味しい身の引き締まった真鯛を買いたい思いながら、なかなかどれにしたらよいのか分からない事があります。ここでは、真鯛の選び方のポイントについて取り上げていますので参考にしてください。

①目の透明度

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