そら豆は薄皮ごと食べられる?栄養は?柔らかく調理する方法なども紹介!
【管理栄養士監修】そら豆の皮は食べられるか知っていますか?毒はないでしょうか?皮を剥いて食べる印象ですが今回は、そら豆の皮の栄養や皮を柔らかく調理する方法を紹介します。そら豆のさやが食べられるかも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
そら豆を買う場合はさや付きがおすすめ
そら豆のさやは食べることができないのであれば、購入するときはさやから外されている方が手間が掛からず良いと思うでしょう。しかし、そら豆の賞味期限は3日と言われるほど鮮度が命の野菜です。
さやに入っていればそのまま鮮度が保たれますが、そら豆はさやから出した途端に新鮮さが失われていきます。そのため、そら豆を購入するときはさや付きのものを選ぶのがおすすめです。
柳田ゆい
管理栄養士
保存する際は乾燥して水分が抜けないよう、さや付きのまま新聞紙に包んだあとビニール袋に入れて、冷蔵庫で保管しましょう。 しかし鮮度が落ちやすいため、遅くても3日以内に調理するようにしましょう。
(*そら豆を鞘ごと保存する方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
そら豆の皮を柔らかく調理するには?
そら豆の皮の硬さを気にせず、美味しく食べるための調理ポイントを詳しく説明します。
調理の直前にさやから出す
豆類はさやから出すことでどんどん鮮度が落ちていきます。空気に触れることで硬さが日に日に増してしまうため、さや付きのそら豆を購入したらすぐ下処理するのではなく、調理する直前にさやから出すのがおすすめです。
また、さやごと茹でれば鮮度を保ったまま調理できます。湯の中にそら豆の栄養が流出することもなく、茹でるときにシワがよるのを防ぐこともできるので綺麗な見た目に仕上がります。
黒い筋に切れ目を入れる
そら豆には黒い筋の部分があります。その部分に切れ目を入れてから茹でることで火の通りが良くなり、味付けも染み込みやすくなります。
黒い筋の反対側に切れ目を入れるパターンもありどちらでも間違いではありませんが、黒い筋の部分のほうが包丁の刃が安定しやすいためおすすめです。茹で時間の目安は、2〜3分ほどです。豆の状態や好みにもよるので、チェックしながら茹でてください。
そら豆の皮には栄養たっぷり
食べない人も多いと思われるそら豆の皮ですが、ポイントを抑えて調理すれば柔らかく仕上げることができるので硬さも気になりません。そら豆の皮には栄養がたっぷり含まれているので、ぜひ丸ごと頂いてみてください。