白菜に黒い虫が…?虫食いの葉は食べて大丈夫?取り方・洗い方のコツも解説!
【野菜ソムリエ監修】白菜が虫食いされていても食べられるでしょうか?自分が食べるものに穴が開いていると、びっくりしますよね。今回は、白菜の虫の種類や、虫の取り方を紹介します。白菜に虫がつく理由や虫ではない黒い点々についても紹介するので、参考にしてみてくださいね。
( 3ページ目 )
(このページにはPRリンクが含まれています)
専門家監修 |野菜ソムリエ 福光佳奈子
HP Instagram Twitter Facebook 2008年野菜ソムリエ取得。食や健康に関する執筆や監修、セミナー講師、ECサイトの運営などをしている。ベトナムのドンア大学にて「...
HP
Instagram
Twitter
Facebook
2008年野菜ソムリエ取得。食や健康に関する執筆や監修、セミナー講師、ECサイトの運営などをしている。ベトナムのドンア大学にて「野菜薬膳」の特別講義を実施。著書に『体にうれしい果実酒・野菜酒・薬用酒200』(秀和システム)がある。保有資格は、野菜ソムリエプロ、薬膳インストラクターほか。
目次
白菜に黒い・小さい点々が見えたときは、それが虫であると断定できません。白菜自体に黒いぶつぶつが付いている場合は、白菜そのものについている斑点である可能性があります。白菜についているぶつぶつや斑点は何かについて、解説していきます。
こすっても取れない場合はポリフェノールの可能性が高い
出典: @wavemomchan
先ほどの虫の取り方を実践しても黒い斑点が取れない黒いシミのようなものはポリフェノールです。ポリフェノールはカビと勘違いして捨ててしまう人も多い部分ですが、食べても問題のないものです。ポリフェノールは味に苦みを与える成分のため、多少苦みを感じる場合があります。
しかし、ポリフェノールほ抗酸化作用の高い老化防止に有効な成分ですから、多少見た目が悪くても安心して食べて下さい。
(*黒い斑点について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
福光佳奈子
野菜ソムリエ
白菜の黒い斑点は正式には「ゴマ症」と呼ばれます。環境によるストレスで発症するので、ずっしりと重い白菜ほどゴマ症が発生しやすいと言われています。
白菜に虫がいても大丈夫
白菜の調理中に紛れこんだ虫に気付くこともありますが、虫のいた白菜を口に含んでも健康的に支障はありません。鮮度を守るために農家や販売店は水洗いをしておりませんので、虫が付いてしまうこともありますが、安心して食べて大丈夫です。もし虫が付いていたら、本記事にある虫の取り方・洗い方を実践してみてください。