白菜に黒い虫が…?虫食いの葉は食べて大丈夫?取り方・洗い方のコツも解説!
【野菜ソムリエ監修】白菜が虫食いされていても食べられるでしょうか?自分が食べるものに穴が開いていると、びっくりしますよね。今回は、白菜の虫の種類や、虫の取り方を紹介します。白菜に虫がつく理由や虫ではない黒い点々についても紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
結論から言うと虫食いされていても食べることはできます。ですが、虫食いされているところから腐りやすくなるので、気が付いた時点で切り取った方が良いでしょう。調理する前に水洗いもしっかりすることで菌を取り除くことができます。
白菜についている虫を食べたとしても大丈夫
白菜についてしまっている虫を食べたとしても健康に害を及ぼすことはありません。たとえ虫を食べてしまっても病院などに行かなくても大丈夫です。それでもなるべく虫は食べたくありませんから、以下の洗い方を参考にしてください。
白菜についた虫の取り方・洗い方は?
白菜に虫がついているときも慌てないでください。ここでは白菜についた虫の取り方を紹介します。取り方は多数あるので自分に適したやり方を見つけてください。
①50度洗いをする
白菜をお湯で洗う方法を紹介します。
①50℃前後のお湯を用意する。
②白菜の茎の部分を持ちしゃぶしゃぶするように洗う。
③落ちにくい場合は少しつかむようにして洗う。
④ざるにあげ、水気を取り葉を確認する。
⑤虫がいる場合は繰り返し洗い、虫がいなくなるまで続ける。
お湯の温度が43℃以下のぬるま湯では雑菌が繁殖しやすくなるので、お湯の温度には気を張ってぬるくなったら温めたりしましょう。この方法で野菜を洗うと、野菜が新鮮さを取り戻すのでおすすめです。
②重曹で洗う
白菜を弱アルカリ性の重曹で洗う方法です。
①ボールに水をはり、食用の重曹を大さじ1程度入れて溶かす。
②そこに白菜を付けて軽くもむ。
③軽く洗い流す。
時間がある場合は2分ほどつけてから洗い流すと、より効果が期待できますが、浸けすぎないよう注意しましょう。この方法である程度の農薬なども落とすことができます。重曹は食用として使われているので、口に入れても安全です。
③バケツにつける
白菜を水の入った大きな鍋やバケツにつけて洗う方法もあります。
①大きな鍋やバケツなどの白菜が入る容器を使用する。
②確実に白菜全体が水につかるように、大きな鍋やバケツに水を入れる。
③3時間ほど放置すると、溺死した虫が水に浮いてくる。
④軽く洗い流す。
虫が苦手な方にも簡単に行ってもらうことができ、漬物にする場合などお湯につけたくない時に役立つ方法です。
④水に酢を加えつける
白菜を酢水につけて虫を退治する方法を紹介します。
①ボールの中に白菜を入れておく。
②その上から酢を大さじ1混ぜた水をかける。
③水は白菜が浸る量をかける。
④酢水の中で白菜を洗う。
⑤虫がいなくなれば水気を取る。
殺菌力のあるお酢を入れた水に白菜を浸けると、虫が浮いてきます。お酢さえあれば簡単にできます。
⑤塩水で洗う
白菜を塩水で洗う方法を紹介します。
①ボールの中に白菜を入れておく。
②その上から塩を大さじ1混ぜた水をかける。
③水は白菜が浸る量をかける。
④塩水の中で白菜を洗い虫がいなくなれば水気を取る。
塩は一般家庭に置いてあることも多く、塩にも殺菌効果があるのでこちらも効果的です。
(*白菜の洗い方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)