もやしは消費期限切れ何日までOK?3日はNG?腐った時の見分け方など紹介!
【管理栄養士監修】もやしの消費期限・賞味期限が製造日から何日程度か知っていますか?消費期限が切れても食べられるのでしょうか?今回は、もやしの賞味期限が切れて〈1~2日後〉〈3~4日後〉〈5~6日後〉〈1週間以降〉での状態や腐った場合の見分け方を紹介します。もやしの消費期限を伸ばす保存方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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もやしの消費期限・賞味期限は何日?3日程度?
もやしは他の食品と比べて悪くなるのが早い食材として有名ですよね。一体、購入してから何日程度までなら食べても問題ないのでしょうか。ここからは、もやしの賞味期限・消費期限について説明していきます。
賞味期限と消費期限について
食品に記載されている賞味期限とは「おいしく食べられる期限」であり、消費期限は「安全に食べられる期限」です。
ただ表記が2つに分かれているのは、賞味期限が傷みにくい食材、消費期限が傷みやすい食材となっているためです。(※1、2)
(*賞味期限と消費期限の違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
消費期限の記載はない製品は多い
消費期限や賞味期限の記載義務がある食品は加工食品や生鮮食品の中でも、かんきつ類やバナナ・生かき・魚の切り身など傷みやすい食品です。
そのため、もやしには消費期限や賞味期限も記載する必要ありません。ただ、もやしは傷むのが非常に早いため、袋に記載されている製造日から3日以内に食べるのが一番良いとされています。製造日から3日以内に食べ切ることができない場合は、適切な方法で保存をするようにしましょう。(※3)
消費期限は保存状態によって変わる
もやしの消費期限は保存状態によって変わります。保存の仕方が良ければ、最長2週間程度もたせることが可能です。もやしの保存に最適な温度は、5℃以下とされています。冷蔵庫の野菜室は3℃~8℃、冷蔵室は2℃~6℃、チルド室は-3℃~2℃、冷凍室は-20℃~-16℃となっています。もやしは最低でも冷蔵室に保存するようにしましょう。
もやしが消費期限きれたらどうなる?【日数別】
もやしは購入後すぐに使用しないと消費期限が切れてしまいますが、消費期限が切れたら食べることはできないのでしょうか。ここからは、もやしを適切な方法で保存した場合のもやしの変化を、消費期限切れから経過した日数別に紹介します。
消費期限切れ(1〜2日後)
消費期限が切れてから1~2日程度では、もやしに変色や異臭はみられません。ただ、もやしから水分が徐々に出始めることが多く、袋の中に水滴が見られるようになります。しかし、水で洗って調理をすれば、新鮮なもやし同様にシャキシャキの食感を楽しむことができ、食べても特に問題はありません。
消費期限切れ(3〜4日後)
消費期限切れ後3~4日経過すると、もやしのひげ根の部分が白色から茶色に変化してきたり、弾力がなくなってきたりします。更に、少し酸っぱい匂いがする場合もあります。
ただ、水でしっかり洗えば匂いは取ることが可能です。弾力がなくなってきているため、シャキシャキ感は感じられないことが多いですが、調理をすれば問題なく食べることができます。
消費期限切れ(5〜6日後)
消費期限切れから5~6日が経過すると、見た目でも分かるくらい傷みが進行してきます。もやしから出た水分が袋に溜まっていたり、全体が茶色へ変色してきます。匂いは水で洗ってから下茹でをしてもとれない程、強くなっており触るとぬめりも感じられます。この段階までくると、食べるのは大変危険です。もったいないですが、捨てるようにしましょう。