カット野菜の保存方法は?冷凍・冷蔵での日持ち期間や解凍のコツを紹介!
【野菜ソムリエ監修】カット野菜は冷凍保存できるのか知っていますか?どれくらい日持ちするのでしょうか?今回は、カット野菜の冷凍方法や消費期限を野菜の種類別に紹介します。冷凍カット野菜の解凍のコツや腐った場合の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- カット野菜の保存期間・消費期限は?
- ①市販のカット野菜の場合
- ②自宅でカットした野菜の場合
- カット野菜を保存するポイントは?
- ①すぐ使わない場合は冷凍する
- ②水分が出たら拭き取る
- ③サラダで食べる場合は冷凍保存しない
- ④小分けにして冷凍保存すると便利
- カット野菜【種類別】の冷凍・冷蔵での保存方法は?
- ①キャベツ
- ②人参
- ③玉ねぎ
- ④大根
- ⑤白菜
- ⑥ブロッコリー
- ⑦もやし
- ⑧ピーマン
- カット野菜を冷凍する方法やポイントは?
- カット野菜の冷凍方法
- カット野菜は急速冷凍する
- 冷凍カット野菜の解凍のコツは?
- ①凍ったまま調理する
- ②生で食べる場合は自然解凍する
- カット野菜の食感が悪くなった時の対処法は?
- 50℃洗いをする
- カット野菜が腐った場合の見分け方は?
- カット野菜の腐った場合の特徴
- カット野菜を冷凍して保存しよう
カット野菜の食感が悪くなった時の対処法は?
カットされてから時間が経つた野菜は、傷みやすく食感や美味しさが失われてしまいますが、残念な状態のカット野菜の対処法があります。
50℃洗いをする
「50℃洗い」の手順とポイントは、以下の通りです。
・48℃〜52℃のお湯をボールなどの器に入れる
・カット野菜を浸して20〜30秒程度放置する
・冷水に少しだけ浸し冷やし、ザルにあげる
・しっかりと水気をふき取る
50℃洗いにより、古くなったカット野菜本来の旨み・甘みを引き出し、香りまで蘇ります。お湯に浸す時間は、葉物野菜やスプラウトなどは20〜30秒程度、茎のあるブロッコリーやアスパラガスなどは2〜3分が目安です。50℃のお湯は、沸かしたお湯と同じ量の水を混ぜると簡単にできます。
カット野菜が腐った場合の見分け方は?
市販や自家製カット野菜は、そのまま調理できるのが魅力ですが、カットされている断面から傷み始めます。消費期限切れや腐ったカット野菜の見分け方を紹介するので、参考にしてみてください。
カット野菜の腐った場合の特徴
腐ったカット野菜の特徴は、以下の通りです。
・色が変化する
・酸っぱい異臭がする
・柔らかくなる
・ぬめりがある
・カビが生える
カット野菜が腐った場合は見た目や臭い、触感で見分けます。上記の変化がある場合は腐っていて食べると健康を害する恐れがあるのですぐに廃棄しましょう。消費期限が過ぎてしまったものなどは色や匂い、味に問題がなければ炒める、煮込み料理などの加熱料理で食べることができますが、自己責任になります。
カット野菜を冷凍して保存しよう
カット野菜の冷蔵保存は日持ちがしませんが、新鮮な状態で冷凍保存したものは、消費期限が長いうえに栄養価も高いと言われています。すぐに食べる予定がない時は、下処理をして冷凍保存しておきましょう。野菜を無駄にしないですみますし、手間や時間の節約にもなります。