大葉(しそ)の保存方法や期間は?冷凍・冷蔵・乾燥で日持ちするコツや保存食レシピなど紹介!
【野菜ソムリエ監修】大葉の正しい保存方法を知っていますか?どのように保存すると日持ちが良くなるのでしょうか。今回は、大葉を〈冷蔵・冷凍・乾燥〉で保存する方法や日持ち期間のほか、解凍方法も紹介します。大葉の賞味期限が切れた時の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- 大葉の正しい保存方法は?
- 大葉は乾燥に弱く常温保存は不向き
- 冷凍・乾燥が長期保存に向いている
- 大葉を冷蔵保存する方法・日持ち期間は?
- ①大葉を水にさして冷蔵保存する方法
- ②大葉をアルミホイルに包んで冷蔵保存する方法
- 保存期間
- 大葉を冷凍保存する方法・日持ち期間は?
- ①大葉をそのまま冷凍保存する方法
- ②大葉をカットして冷凍保存する方法
- ③大葉をペースト状にして冷凍保存する方法
- 保存期間
- 冷凍した大葉の解凍は不要
- 大葉を乾燥させて保存する方法・日持ち期間は?
- レンジでチンして保存する方法
- 保存期間
- 大葉の賞味期限が切れた時の見分け方は?
- 賞味期限切れの大葉の特徴
- 大葉の大量消費できる保存食レシピのおすすめ
- ①大葉の塩漬け
- ②大葉の醤油漬け
- ③大葉ジェノベーゼ
- ④大葉のジュース
- 大葉を正しく保存して日持ちさせよう
レンジを使って大葉を乾燥保存する方法は、以下の手順を参考にしてみて下さい。
1.大葉を洗い、水気を拭き取る
2.キッチンペーパーを敷いた耐熱皿に大葉を並べる
3.ラップはかけず、600wのレンジで2~3分加熱する
4.大葉の水分が飛んだら手で揉み砕く
5.保存容器に入れて冷蔵庫で保存する
大葉はレンジで2~3分加熱すると、水分を失い乾燥した状態になります。完全に乾燥した大葉は手で揉むと簡単に砕くことができるので、使いやすい大きさに砕いてから保存しましょう。なお、この手順で乾燥させた大葉はふりかけ代わりにご飯にかけたり、生の大葉と同じように薬味として使うことができます。
保存期間
乾燥させた大葉は、冷蔵保存で1ヶ月ほど保存することができます。生の大葉を冷蔵保存するより日持ちが良く、手軽に使える点がメリットでしょう。保存する際に使う容器を煮沸消毒しておくと、雑菌やカビの繁殖を防いでより安全に大葉を保存でき、日持ちもしやすくなります。
福光佳奈子
野菜ソムリエ
乾燥保存の手段として、天日干しもおすすめです。夜や雨の日は室内で乾燥させましょう。天日干しが難しい場合は、部屋干しでも問題ありません。「野菜干しネット」を使うと、大葉を大量に干せますよ。
大葉の賞味期限が切れた時の見分け方は?
保存した大葉に変化が現れたとき、賞味期限が切れたのか見分けがつかないこともあるでしょう。ここでは賞味期限切れの大葉の特徴を解説するので、参考にしてみて下さい。
賞味期限切れの大葉の特徴
賞味期限が切れて腐った大葉には、以下のような特徴が見られます。
・葉が溶けている
・干からびて縮んでいる
・カビが生えている
・異臭がする
・強い苦味を感じる
上記のような変化が現れた場合、大葉を食べずに廃棄しましょう。特に常温で放置した大葉は、傷みが早いので注意して下さい。ただし、冷蔵庫で保存中に葉が黒く変色し始めた大葉は、低温障害と呼ばれる現象を起こしているだけなので食べても問題ありません。
大葉の大量消費できる保存食レシピのおすすめ
大葉が大量に手に入った時などには、保存食として活用するのもおすすめです。ここでは、大葉を大量消費できる保存食レシピのおすすめをいくつか紹介しましょう。
①大葉の塩漬け
殺菌効果のある塩で大葉を漬けることで、日持ち期間を延ばすことができます。塩漬けにした大葉はおむすびに入れたり、ふりかけの代わりに使うと美味しく食べられるでしょう。
②大葉の醤油漬け
こちらは、醤油にみりんとごま油を加えて大葉を漬けるレシピです。冷奴に乗せたり、炒飯の具に使ったり幅広く活用することができます。