しらすは冷凍できる？保存方法や賞味期限は？解凍のコツやレシピのおすすめを紹介！

しらすは、たんぱく質だけでなくカルシウムやビタミンDも豊富な、積極的に食事に取り入れたい食材の一つです。しかし、1パックを購入してもすぐには食べきれないと、買うのを躊躇する人もいるかもしれません。ここでは、しらすは冷凍保存できるのかについて説明します。

しらすは、冷蔵だけでなく冷凍で保存することができます。塩ゆでされて販売されているしらすは、冷凍保存することで冷蔵保存の場合に比べて賞味期限を延ばすことができます。一度に使い切れない量のしらすを購入した場合は、購入した日のうちに使わない分を冷凍保存しておくと良いでしょう。

しらすの保存期間を延ばすためには、正しい手順で冷凍する必要があります。ここではしらすを冷凍する方法や、その際のポイントについて説明します。

しらすを冷凍する時は、軽く拭いて水分を取り除き、空気に触れないようにラップで包んでから冷凍します。なお、購入したその日のうちに使わない分のしらすを冷凍保存することで、より腐りにくくなります。また、ラップで包んだしらすは、ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍するのがおすすめです。

しらすは空気に触れると変質や劣化が早まりますが、ジッパー付きの保存袋に入れることで、空気に触れづらくなって日持ちする期間が長くなるでしょう。

ジッパー付き保存袋に入れたしらすを冷凍させる際は、急速冷凍させるのが基本です。急速冷凍させることで、凍結の途中に食材の組織が壊れたり品質が変わるのを防ぐことができ、結果として日持ちする期間も長くなります。

冷蔵庫に急速冷凍の機能が無い場合でも、金属製のバットに保存袋に入れたしらすを置いて冷凍することで、効率的に凍結させることができます。

しらすは一度に大量に使う機会が少ないため、小分けに冷凍しておくと便利です。小分けにして冷凍したしらすは、大根おろしに混ぜたり、ふりかけ代わりにご飯にのせるなどして活用することができます。また、小分けにしておくことで空気に触れる機会も減るため、味を落とさずに日持ちさせることができるでしょう。

しらすを保存袋に入れて冷凍する際は、袋の表面を平らにしてから冷凍しましょう。厚みのある状態で冷凍すると、解凍時に温度差が生じやすく、特に表面に近い部分は傷んで腐りやすくなる可能性があります。

また、しらす平らにして冷凍すると解凍しやすくなるだけでなく、必要な分だけ折って使うこともできて便利です。さらに、平らにしておいて方が冷凍庫のスペースも取らずに済むでしょう。

しらすは、冷凍保存することで長く日持ちさせることができますが、冷凍庫に入れても酸化や腐敗を完全に避けることはできません。また、冷凍庫を開閉する際には温度が上昇するため、温度の上昇を繰り返す場合は酸化や腐敗が早まる場合があります。

それを防ぐためにも、冷凍したしらすを入れた保存袋は、アルミホイルの上に置いて保存するのがおすすめです。アルミホイルは熱伝導率が良いため、冷凍したしらすを低温の状態に保ちやすくなり、より長く日持ちさせることができます。