トマトの保存方法・期間は?冷凍・冷蔵・常温で日持ちのコツやレシピのおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】トマトの保存方法を知っていますか?今回は、トマトの<常温・冷蔵・冷凍>での保存方法・ポイントや、保存期間の目安に加えて解凍方法を紹介します。トマトの賞味期限切れの見分け方や、保存食向きレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- トマトの保存法は?
- 完熟したトマトは冷蔵庫・冷凍で保存する
- 青色の未熟のトマトは常温保存で甘くすることができる
- トマトの常温での保存方法・期間は?
- トマトを常温保存する方法
- トマトの常温での賞味期限・保存期間
- トマトの冷蔵での保存方法・期間は?
- トマトを冷蔵保存する方法
- トマトの冷蔵での賞味期限・保存期間
- トマトの冷凍での保存方法・期間は?日持ちする?
- 丸ごとトマトを冷凍保存する方法
- カットしたトマトを冷凍保存する方法
- トマトの冷凍での賞味期限・保存期間
- 冷凍トマトの解凍の仕方は?
- 凍ったまま加熱調理して使う
- トマトの皮が剥きやすくなるメリットもある
- トマトの賞味期限切れの見分け方は?
- トマトの賞味期限切れの特徴
- トマトの保存食向きレシピ
- ①トマトの塩漬け
- ②ドライトマト
- ③トマトソース
- ④ラタトゥイユ
- ⑤トマトのマリネ
- トマトをうまく保存して美味しく食べよう
トマトの栄養素や美味しさを保つためには冷蔵での保存が最適とされています。ここではトマトを冷蔵保存する際のポイントや保存期間を紹介します。
トマトを冷蔵保存する方法
トマトを冷蔵保存する際の適温やポイントは下記の通りです。
・ヘタを下にする
・ポリ袋などの保存袋の中に入れて口を閉める
・重ならないようにする
・5~10℃の野菜室で保存する
ポリ袋に入れることでトマトの水分量の減少を防ぎ、鮮度を保つことができます。ヘタを下にすると、ヘタがトマトの実を守るクッションのような役割となり、傷みにくくなります。また、冷蔵庫の中でも5℃以下だとトマトが低温障害を起こすことがあるので、野菜室に入れましょう。
福光佳奈子
野菜ソムリエ
水分が抜けないように気をつけてください。ポリ袋などを使うときは、お皿やパックに並べてからポリ袋へ入れると重ねずに保存できます。またパックに入って売られているものはそのまま使いましょう。
トマトの冷蔵での賞味期限・保存期間
冷蔵保存の際の賞味期限は約1週間~10日と言われています。トマトは新鮮なうちは栄養豊富な野菜ですが、保存期間が長くなるにつれて熟しすぎ栄養価も落ちてくるので、適切な保存方法や期間を守ることをおすすめします。
トマトの冷凍での保存方法・期間は?日持ちする?
沢山のトマトが手に入り、すぐに食べきることができない場合は、冷凍保存が最適です。冷凍保存する際のおすすめ方法や注意点、保存期間を用途別に紹介します。
丸ごとトマトを冷凍保存する方法
丸ごとトマトを冷凍保存する際のポイントは下記の通りです。
・洗ってからヘタをとる
・水気をしっかりと取る
・冷凍保存用の袋に入れる
冷凍の場合はトマトをそのまま使えるように先にヘタを取っておいた方が良いでしょう。保存用の袋に入れたあとは、できるだけ空気を抜くと良い状態でトマトを保存できます。
カットしたトマトを冷凍保存する方法
カットトマトを冷凍保存する際のポイントをおすすめ保存法も含めて紹介します。
・洗ってからヘタをとる
・ざく切りにする
・小分けにして保存袋に入れる
カットしてから冷凍保存するとそのまま調理ができるので便利です。どういった料理に使うかをあらかじめ考えて小分け保存にしておけば、使う際に必要な分量だけ取り出して使用することができます。トマトからでる水分も栄養をたくさん含んでいるため、一緒に冷凍し料理に使うと良いでしょう。
トマトの冷凍での賞味期限・保存期間
冷凍トマトの賞味期限を紹介します。
・丸ごと&カットどちらでもトマトの保存可能期間は約1か月
上記の通りどちらも約1か月の冷凍保存が可能です。常温や冷蔵での保存はどうしても栄養が少しずつ減っていってしまうので、食べきることができないと思ったら新鮮なうちに冷凍保存した方が栄養素を多く保つことができます。ただし、カットトマトは断面から乾燥しやすいので、なるべく早めに食べた方が味の劣化が少ないでしょう。
(*トマトの冷凍保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)