冬瓜の保存方法・期間は?冷凍で長持ち?丸ごと・カット別に日持ちするコツを解説!
【野菜ソムリエ監修】冬瓜は冷凍保存できるか知っていますか?今回は、<丸ごと・カット>冬瓜の<常温・冷蔵・冷凍>での保存方法・ポイントや、保存期間の目安に加えて解凍方法を紹介します。冬瓜の下処理の仕方や、冷凍冬瓜の活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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- 冬瓜の日持ちする保存方法は?
- 丸ごとの冬瓜を保存する場合は常温
- カットした冬瓜は冷蔵庫で保存する
- 冬瓜の常温での保存方法・期間は?
- 冬瓜を常温保存する方法
- 冬瓜の常温での賞味期限・保存期間
- 冬瓜の下処理の仕方
- 冬瓜の冷蔵での保存方法・期間は?
- カットした冬瓜を冷蔵保存する方法
- 冬瓜の冷蔵での賞味期限・保存期間
- 冬瓜の冷凍での保存方法・期間は?
- ①カットした冬瓜を冷凍保存する方法
- ②カットした冬瓜を下ごしらえして冷凍保存する方法
- ③皮やワタを冷凍保存する方法
- ポイント①小分けして冷凍保存する
- ポイント②空気に触れないようにする
- ポイント③急速冷凍する
- 冬瓜の冷凍での賞味期限・保存期間
- 冷凍冬瓜の解凍方法は?
- 冷凍冬瓜は凍ったまま加熱調理して使う
- 冷凍冬瓜を使ったレシピのおすすめ
- ①冬瓜の冷たい煮物
- ②冬瓜と鶏肉の煮物
- ③冬瓜と豚バラの炒め物
- 冬瓜をうまく保存して美味しく食べよう
冬瓜の日持ちする保存方法は?
冬瓜はその名の通り冬が旬の野菜だと思われがちですが、実は7~9月が旬の夏野菜です。今回は、冬瓜の保存方法について常温・冷蔵ごとに紹介します。
丸ごとの冬瓜を保存する場合は常温
冬瓜を丸ごと保存する場合、常温保存が基本です。冬瓜には分厚く硬い皮があり冷暗所であれば冬まで日持ちするため、夏野菜にもかかわらず名前に「冬」の文字がついています。風通しのよい冷暗所に保存した場合、半年以上日持ちさせることができます。
カットした冬瓜は冷蔵庫で保存する
冬瓜はウリ科の中でも大型の野菜で、一度に全て使い切るのが難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。一度包丁を入れた冬瓜を保存する場合は、皮を剥かずに冷蔵庫に入れることがポイントです。皮を残しておくことで、切り分けた後であっても実を保護する役割を果たしてくれます。
また、冷蔵保存だけでなく切り分けた上での冷凍保存も可能です。あらかじめ冬瓜の下ごしらえを施してから冷凍しておくと調理の際に便利です。
冬瓜の常温での保存方法・期間は?
冬瓜は丸ごとであれば常温保存が基本です。ここでは、温度や湿度といった具体的な保存環境の目安や、常温保存した冬瓜の賞味期限・保存期間について解説します。
冬瓜を常温保存する方法
冬瓜を常温保存する際の注意点は以下の通りです。
・カットせず丸ごと保存する
・温度を13~15℃に保つ
・湿度を70~75%に保つ
・風通しのよい冷暗所に保存する
冬瓜は皮が分厚く硬いため、丸ごとであれば常温で保存しましょう。切り分けた冬瓜は常温保存すると腐敗が進みやすくなるので注意が必要です。
冬瓜の常温での賞味期限・保存期間
冬瓜を常温で保存した場合の賞味期限・保存期間は1~3か月ほどとされていますが、保存環境が良ければ長くて半年以上日持ちできる場合もあります。
冬瓜の下処理の仕方
冬瓜の下処理は以下の手順に沿って行います。
①皮は青みが残る程度の薄さに剥く
②ワタと種をスプーンで削ぎ取る
③使いやすい大きさに切り分ける
④冬瓜が全て浸る程度の水を沸騰させ、4~5分下茹でする
冬瓜の皮を剥くときは、濃い緑色の筋を取り除いて薄く青みを残すことで、加熱した後でも歯ごたえを残すことができます。薄く剥くためには、包丁よりもピーラーを使うのが便利です。また、冬瓜を下茹でするときは、あらかじめ昆布を入れて出汁を取っておいてから茹でる方法もあります。
福光佳奈子
野菜ソムリエ
冬瓜は水から下茹でします。下茹ですることで冬瓜特有の青臭さが和らぎ、調理の際に味がしみこみやすくなります。