シマチョウとは?部位や下処理の仕方は?もつ鍋・焼肉向けの下ごしらえのコツを伝授!
シマチョウはどんなお肉か知っていますか?下処理はどうやってやるのでしょうか?今回は、シマチョウの部位やマルチョウとの違いのほか、臭みが消える〈焼肉・もつ鍋〉向けの下処理の仕方をそれぞれ紹介します。シマチョウの食べ方やレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
(*もつ鍋で下ごしらえをする必要性、しない場合どうなるかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②シマチョウを小麦粉・塩で洗う方法【焼肉向け】
焼肉にシマチョウを使う場合は、以下の手順で小麦粉・塩で洗って下処理を行います。
①ボウルにシマチョウを入れる
②シマチョウに塩または小麦粉をふりかける
③よくもみ洗いをする
④流水で汚れを洗い流す
シマチョウをもみ洗いすると白い汚れが浮き上がってきますが、それが臭みの原因となっている脂です。水の濁りが無くなってくれば下処理は完了で、下処理をしたホルモンは脂が落ちて透明感が強くなります。なお、冷凍のシマチョウを使用する場合は、あらかじめ冷凍庫から冷蔵庫に移して解凍しておきましょう。
下処理した後の仕上げ
鮮度によっては、上記の下処理を行なっても臭みが気になる場合もあります。そのため、仕上げとして鍋を用意し、あればスライスした生姜やニンニクと一緒に5分茹で上げておきましょう。茹でこぼしをすることで、さらに臭みを和らげることができます。
シマチョウの食べ方のおすすめは?
ホルモンは飲食店で食べることが多い食材ですが、家庭でもポイントを押さえれば美味しく調理することができます。ここでは、シマチョウの食べ方のおすすめについて、方法や手順にも触れながら紹介していきます。
①焼肉
シマチョウは焼肉にして食べるのがおすすめの食べ方の一つです。焼肉にシマチョウを使うときは、以下の美味しい焼き方の方法を押さえておきましょう。
①皮目を下にし、大きく広げる
②焼き加減を確認し、皮がフライパンに貼りつくので適宜ずらしながら約3分焼く
③裏側も1分焼く
美味しく焼くコツは、焼き目がつくまで裏返さないことです。途中で裏返すと内部温度が上がらず表面だけが焼けてしまい、内部が生焼けになってしまいます。ホルモンはフライパンに張り付きやすく焦げやすいので、目を離さないようにしましょう。
②もつ鍋
下処理をして臭みを抜いたシマチョウは、もつ鍋にして食べても美味しいのでおすすめです。鍋に使う野菜といえば白菜が定番ですが、水分が多い白菜はもつ鍋には不向きで、キャベツやニラなどの水分が出にくい野菜がオススメです。
またニンニクやごま、糸唐辛子などを散らすとアクセントにもなりシマチョウのホルモン特有の臭みも軽減できます。詳しいレシピは後述するので参考にしてください。
シマチョウのレシピのおすすめ
シマチョウなどのホルモンを使った料理といえば焼肉や鍋が一般的ですが、他にも美味しい食べ方があります。ここでは、家庭でもできるシマチョウを使ったレシピを紹介します。
①ホルモンとニラもやし炒め
もやしとニラを使ったおつまみにもぴったりな一品です。調理のポイントはニラを炒めすぎないことで、もやしと一緒にしゃきしゃきとした食感を楽しむことができます。