ニンニクの芽は冷凍保存できる？賞味期限の目安は？解凍方法やレシピのおすすめを紹介！

下処理したニンニクの芽は食べやすい長さに切って、１回分の使用量ごとにビニール袋やジップロックに入れて冷凍します。一度解凍したものを再冷凍すると食品の細胞が壊れて栄養価が低下し、衛生的にもよくありません。おいしさも損なわれてしまうので、小分けに冷凍するようにしましょう。

きちんと下処理をしたニンニクの芽であっても、冷凍庫内で空気に触れると酸化して色が悪くなったり、水分が蒸発して独特の食感が保てなくなります。こうした冷凍焼けを防ぐために袋に小分けした後、しっかり空気を抜いてから冷凍するようにしましょう。

急速冷凍すると「最大氷結晶生成温度帯」と呼ばれる－5℃～－1℃温度帯をできるだけ早く通りすぎて凍らせることができるので、冷凍の過程でニンニクの芽を劣化させることを防ぎます。

ニンニクの芽を家庭で急速冷凍する場合は、下ゆでしたニンニクの芽の表面の水気をしっかりとった状態でビニール袋に入れ、なるべく平らにしてからアルミトレーの上に置いて冷凍しましょう。

ニンニクの芽は冷凍では約２週間～１ヶ月程度保存可能です。家庭の冷蔵庫では開け閉めで庫内の温度が変動し、日々少しずつ解凍と凍結を繰り返すことで冷凍焼けが起こりやすいので、それ以上の期間で保存されたニンニクの芽は風味が劣化している可能性が高くなります。

そのまま冷凍された状態で肉との炒め物や煮物などの加熱調理に使うことは可能です。ただし、他の野菜と一緒に炒める場合にニンニクの芽を冷凍のまま使うとフライパンの温度が下がり、他の野菜からも水分が出やすくなるため、炒め物が水っぽい仕上がりになります。時間に余裕があるなら、自然解凍や電子レンジで解凍してから使いましょう。

まとめて購入したニンニクの芽が残っていたけど、食べても大丈夫なのか判断に迷うことがあるかもしれません。ここでは、そんなときの判断の目安になる賞味期限が切れたニンニクの芽の特徴をみていきましょう。

ニンニクの芽を使った料理というと炒め物のイメージが強いかもしれません。今回は冷凍したニンニクを解凍せずに使用できて時短にもなる炒め物、煮物、蒸し物の3種類のレシピを見てみましょう。