もつ鍋は下ごしらえが必要?なしでもOK?ホルモンの下処理の仕方や美味しく作るコツ・レシピも紹介!
もつ鍋の下処理・下ごしらえはなぜ必要か知っていますか?今回は、もつ鍋に下処理・下ごしらえが必要な理由や、モツの下処理の仕方・ポイントを紹介します。もつ鍋を美味しく作るお方法やレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
もつ鍋を自宅で美味しく作りたいなら、下ごしらえをしっかり行う以外にも、気をつけた方がよいことがあります。ここでは、もつ鍋を美味しく作るポイントを7つ紹介します。
①水分の多い具材は避ける
もつ鍋のスープが薄くなるのを避ける意味でも、以下のような水分の多い野菜は避けることをおすすめします。
・白菜
・もやし
・レタス
・大根
博多のもつ鍋に使われる野菜の定番はキャベツとニラですが、これは水分が出にくいことが理由のようです。家庭でもつ鍋をつくる際におすすめの野菜は、ゴボウのささがきやエノキダケです。シイタケは出汁が出ることでスープの味が変わるので、避けた方がよいでしょう。
②もつは煮込み過ぎない
もつ鍋をする前に下ごしらえをしっかり行っているので、煮込み過ぎずにサッと火を通したらすぐに食べましょう。煮込み過ぎるともつの脂がスープに溶け出てしまうので、プルプルとした食感がなくなってしまいます。
③国産の生もつを使う
家庭でもつ鍋を楽しむ際には、国産の生もつを使うようにしましょう。市販されている茹でもつでは、もつのプルプルとした食感や脂特有の甘みが感じられないからです。ホルモン専門店などで国産の生もつが販売されているので、足を運んで新鮮なものを購入することをおすすめします。
④牛もつを使う
もつにも色々な種類がありますが、豚より牛の生もつを使う方が美味しく仕上がります。豚のもつは牛のものより臭みやクセが強く、下茹でしたうえで何度も丁寧に洗う必要があり、手間がかかります。時間をかけて作るもつの煮込みなら豚もつでもよいですが、鍋にするなら牛もつが定番です。
⑤もつには小腸を使う
もつと一口にいっても小腸や大腸、丸腸、シマチョウなど部位によって食感や味が異なります。もつ鍋の材料として使うなら、小腸が最も適しています。これは小腸は他の部位と違って脂肪が多く、食感や脂の甘みが感じられるからです。丸腸や大腸、シマチョウでももつ鍋は作れますが、現在は小腸が主流であると覚えておきましょう。
(*もつ鍋に使うもつの部位について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
⑥もつは下茹でし過ぎない
もつ鍋を食べる醍醐味は、小腸ならではの食感と脂の甘みを感じることです。しかし、もつを下茹でし過ぎると脂がお湯に溶け出てしまい、食感も甘みも失われてしまいます。下ごしらえは大切ですが、ボイルし過ぎないよう十分に注意してください。
⑦醤油味でつくる
もつ鍋のスープの味は多彩で、味噌や塩、ピリ辛など様々ですが、家庭で作るなら醤油味がおすすめです。もつの下ごしらえをしっかりしたつもりでも、脂が残っていることが多いため、それが溶け出てもくどさを感じない醤油味が適しているのです。味には好みがあるので、脂がでることを想定し、野菜の量を調整するのもよいかもしれません。
もつ鍋のレシピのおすすめ
もつ鍋は下処理したもつを使えば、自宅でも美味しく作ることができます。ここでは簡単で美味しい、もつ鍋のレシピを紹介します。