ミニトマトの賞味期限は?腐るとどうなる?シワシワはNG?
【松岡農園監修】ミニトマトの賞味期限の目安を知っていますか?今回は、ミニトマトの賞味期限を〈常温・冷蔵・冷凍〉別に比較して、賞味期限が切れて腐った場合の見分け方も紹介します。ミニトマトの日持ちする保存方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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ミニトマトの賞味期限は長い?短い?

小さくて食べやすく、いろどりとしてサラダやお弁当に重宝するミニトマトですが、生鮮食品のため一般的に賞味期限の記載はありません。賞味期限が無いので自分自身で食べてよいかどうかを判断する必要がありますが、ミニトマトの賞味期限の目安はどの程度なのでしょうか。
ミニトマトの賞味期限はどのくらい?

ミニトマトの賞味期限は保存場所によって変わってきます。ここでは、常温・冷蔵・冷凍で保存した場合の期限の目安を季節による違いも交えながら解説していきます。
①常温保存した場合の賞味期限
季節 | 賞味期限 |
夏 | 常温保存不可 |
春・秋 | 3~4日 |
冬 | 約1週間 |
ミニトマトは常温でも保存ができますが、夏場など25℃以上になる暑い季節は常温保存には向きません。気温が高い環境にミニトマトを置いておくと皮にシワができたり、腐ったりする可能性が高まります。
また、春と秋は3~4日、冬場は1週間程度日持ちしますが、完熟しているものは目安の期限よりも短くなる可能性があるので、トマトの状態によっては冷蔵や冷凍保存して下さい。
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松岡農園
常温で保存する場合は、光の当たらない、風通しの良い場所(野菜は常に呼吸をしているため、呼吸の働きが抑えられる場所)がおススメです。
②冷蔵保存した場合の賞味期限
ミニトマトを購入後は冷蔵庫や野菜室に入れる方も多いですが、その場合は約1週間~10日程が賞味期限の目安です。なお、冷蔵保存していてもトマトが熟していたり傷があるものは目安の期限よりも早く傷んでしまう事があります。
多くのミニトマトを保存している場合は完熟しているものから食べるようにして、この期限を過ぎて長く保存していたミニトマトは状態をよく見てから食べるようにして下さい。
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一番おススメの保存方法です。冷蔵庫の機能が向上したため、野菜の賞味期限を短くするエチレンガスを分解できる冷蔵庫も増えてきたので、長期保存には冷蔵保存が一番おススメです。
③冷凍保存した場合の賞味期限
ミニトマトは冷凍保存も可能で、生のまま保存することができます。冷凍した場合、賞味期限の目安は約1ヶ月です。なお、冷凍保存すると基本的に腐ることはなく、半年経っても見た目は変わりませんが、長期間の保存によって霜が付き、冷凍焼けして品質が低下し美味しくなくなってしまいます。
美味しく食べるためにも、期限に関わらずなるべく早めに食べることをおすすめします。
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解凍したものを生で食べるとかなり味が落ちてしまうので、冷凍保存したものは加熱調理に使用するのがおススメです。
ミニトマトの賞味期限が切れて腐るとどうなる?

ミニトマトは水分が多く、気温の高い環境などに置いておくとすぐに傷んで腐ってしまいます。ミニトマトの賞味期限はあくまで目安ですが、賞味期限が切れて腐るとどうなるかを解説していきます。