和菓子「すあま」とは?ういろう・求肥との違いは?作り方・レシピなども紹介!

すあまとはどんなお菓子か知っていますか?名前くらいは聞いたことはあるでしょうか?今回は、すあまの名前の由来・歴史や味に加えて、ういろう・求肥との違いも紹介します。すあまが関西で知られていないのかや、作り方・レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. すあまとは?どんなお菓子?
  2. すあまとは上白糖と砂糖で作られる和菓子
  3. すあまの名前の由来・歴史
  4. すあまの味
  5. すあまのカロリー
  6. すあまは関西で知られていない?
  7. すあまを関西では知らない人が多い
  8. すあまと「ういろう」「求肥」の違いは?
  9. すあまと「ういろう」の違い
  10. すあまと「求肥」の違い
  11. すあまの作り方・レシピは?
  12. 材料
  13. 作り方・手順
  14. すあまを食べてみよう

すあまは、関東から東の地域では一般的な和菓子として認識されていますが、関西ではかまぼこにしか見えないというくらい知名度が低い和菓子です。すあまの知名度には境界線があると言われており、富山、岐阜、愛知あたりから西の地域では、ほとんど知られていないようです。

すあまと「ういろう」「求肥」の違いは?

すあまと食感などがよく似ている餅菓子に、ういろうと求肥があります。ここでは、すあまとういろう、求肥の違いについて説明します。

すあまと「ういろう」の違い

すあまとういろうの違いは、作り方にあります。すあまは上新粉と砂糖を水で練って蒸し上げますが、そこに白玉粉を入れたのがういろうです。白玉粉が入ることで、よりモチモチとした食感に仕上がります。

すあまと「求肥」の違い

求肥の原料は、餅粉または白玉粉と砂糖です。水で練って作る工程は、すあまやういろうと同じですが、その後は茹で上げる方法と蒸し上げる方法の2通りの方法があります。

(*求肥について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

求肥とは?餅との違いは材料?作り方・名前の意味や活用レシピのおすすめを紹介!

すあまの作り方・レシピは?

すあまを実際に作ったことがある人はあまりいないのではないでしょうか。すあまは、特別な調理器具なども必要なく、家庭でも手軽に作ることができます。ここでは、すあまの作り方を紹介します。

材料

(6個分)
・上新粉:100g
・砂糖:100g
・塩:ひとつまみ
・熱湯:160ml
・食紅(紅):適量
・片栗粉(打ち粉用):大さじ2

作り方・手順

すあまの作り方・手順は、以下のとおりです。

①耐熱ボウルに上新粉、砂糖、塩を入れてよく混ぜあわせる
②熱湯を加えて混ぜ合わせる
③ラップをして、600Wの電子レンジで2分30秒加熱する
④一度取り出して、木べらでよく混ぜ合わせる
⑤再び600Wの電子レンジで2分加熱する
⑥濡れ布巾の上に取り出し、2等分にし粗熱を取る
⑦片方に食紅を加え、それぞれなめらかになるまでよくこねる
⑧食紅を加えていないほうの④を直径3cm程度の棒状にする
⑨食紅を加えたほうの④を麺棒で長方形に延ばし、⑧を包む
⑩片栗粉をまぶし、まきすで巻き、ラップをして冷蔵庫で冷やす

電子レンジで加熱した後は、生地がとても熱くなっているので、やけどをしないよう粗熱を十分に取ってからこねるようにしましょう。こねる際は手水をつけたり、麺棒で延ばす際も水でぬらしながら延ばすと、生地の張り付きを防げます。

すあまを食べてみよう

今回はすあまとはどんなお菓子か、名前の由来や知名度、作り方などを紹介しました。関東では一般的でも、関西では知名度がほとんどないすあまですが、食感や味はういろうや求肥とも似ているため、イメージはしやすいのではないでしょうか。家庭でも簡単に作ることができるので、まだ食べたことがない人も、すあまを手作りして食べてみてください。

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