白ゴーヤの特徴は?緑ゴーヤと苦味に違いあり?美味しい食べ方・レシピも紹介!

【野菜ソムリエ監修】白ゴーヤとはどんなゴーヤか知っていますか?美味しいのでしょうか?今回は、白ゴーヤの〈苦味・種類・食べ頃〉など特徴を緑ゴーヤと比較して紹介します。白ゴーヤの栄養価や〈チャンプル・天ぷら〉など美味しい食べ方・料理レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |野菜ソムリエ 春日爽花
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野菜ソムリエプロ。大学在学時に合格率30%の野菜ソムリエプロの資格を一発で取得。現在は多くの人に野菜の魅力を伝えるためにSNSを用いてイラストでの情報発信を行なっている。
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目次

  1. 白ゴーヤの特徴は?緑ゴーヤとの違いは?
  2. 白ゴーヤはゴーヤの品種の1つ
  3. 白ゴーヤは緑ゴーヤより苦味が少なく生でも美味しい
  4. 白ゴーヤの種類
  5. 白ゴーヤの栄養価や食べ頃・収穫時期は?
  6. 白ゴーヤの栄養価・効能
  7. 白ゴーヤの食べ頃・収穫時期
  8. 白ゴーヤの食べ方・料理レシピのおすすめ
  9. ①ゴーヤチャンプルー
  10. ②白ゴーヤの天ぷら
  11. ③白ゴーヤとツナのサラダ
  12. ④白ゴーヤとトマトのサラダ
  13. ⑤白ゴーヤの即席漬け
  14. ⑥白ゴーヤの唐揚げ
  15. ⑦白ゴーヤの肉詰め
  16. ⑧白ゴーヤのジュース
  17. ⑨白ゴーヤの佃煮
  18. ⑩白ゴーヤと鶏肉のスープ
  19. ⑪白ゴーヤと夏野菜の酢味噌炒め煮
  20. 白ゴーヤを食べてみよう

白ゴーヤの特徴は?緑ゴーヤとの違いは?

白いゴーヤは、日本ではほとんど見かけることはありません。しかし、台湾では緑ゴーヤではなく白ゴーヤが主流で、むしろ緑ゴーヤのほうが珍しいのです。日本ではまだ、メジャーな野菜とは言えない白ゴーヤとは、どんな野菜なのでしょうか。

白ゴーヤはゴーヤの品種の1つ

白ゴーヤは、普段目にする緑のゴーヤの生育不良のものと間違われることがありますが、れっきとしたゴーヤの品種の1つです。ゴーヤは緑のカーテンとして、夏になると庭先のプランター栽培が人気ですが、白ゴーヤもプランターで育てられます。

育て方の注意点としては、緑の品種よりもやや樹勢が劣りますが、普通の栽培同様に日当たり・水やりのお手入れを行えば問題ないでしょう。種なら500~1,000円ほど、実なら通販サイトで1本あたり1,000~1,500円ほどの値段で売られており、高級食材と言えます。

白ゴーヤは緑ゴーヤより苦味が少なく生でも美味しい

白ゴーヤは緑のゴーヤと比べると凸凹が少なく、苦みもややマイルドです。白いゴーヤが全部苦くないかというと、そういうわけではありませんが、生で食べられます。新鮮なものが手に入ったら、浅漬やサラダなど生で食べてみるのも良いでしょう。

ゴーヤ祭り‼️始まってるよ‼️茹でて冷麺にのせてみました。白ゴーヤは苦味が少ない。今度ゴーヤが苦手な次女のお弁当にシレーっと白ゴーヤを忍ばせておこ(笑)それにしても…デブ(>_<)白ゴーヤってデブゴーヤなの?てか、何故冷麺の写真だけ前の携帯の中にあるのですか?私、何かやらかしたかしら?

Twitterの口コミ

ハムも木綿豆腐も使わなきゃだし 明日のお昼はゴーヤチャンプルにしようかな 白ゴーヤもそこそこ苦いけど食べられないほどじゃなくてよかった

白ゴーヤの種類

家庭菜園してもよし、食べて良しの白ゴーヤですが、種類は一つではありません。白ゴーヤの種類とそれぞれの特徴を紹介します。

・白れいし
・太レイシ
・白長レイシ
・ベトナムゴーヤ
・純白苦瓜
・アップルゴーヤ


れいしとは、ゴーヤのことを指します。苦味が少なく、沖縄でも一部しか栽培されていない「あばしゴーヤ」を白くしたものが、白れいしです。太レイシは緑色が薄く色づくゴーヤで、実が厚いのが特徴です。白長レイシは苦みが抑えられた種類ですが、種が販売されておらず、幻のゴーヤと言われています。

ベトナムゴーヤはその名の通り、ベトナムで収穫される種類です。純白苦瓜は、白さが際立って美しい種類のため、そう呼ばれています。アップルゴーヤは、りんごのような形をしており、その身は肉厚で苦みも少ない種類です。

春日爽花

野菜ソムリエ

ちなみに「ゴーヤー」は沖縄の方言であり、和名は「苦瓜(ニガウリ)」です。また植物名では熱帯果物「レイシ」に似た形が由来で「ツルレイシ」とも呼ばれているため、白ゴーヤも○○レイシと呼ばれます。

白ゴーヤの栄養価や食べ頃・収穫時期は?

家庭菜園や通販でも、白ゴーヤを購入できることが分かりました。では、白ゴーヤにはどのような栄養があり、収穫できる時期はいつ頃なのでしょうか。

白ゴーヤの栄養価・効能

白ゴーヤの栄養価については、研究がまだ進んでいないのが現状ですが、分かっている成分を紹介します。

・ビタミンC
・ビタミンE
・カリウム
・食物繊維
・葉酸


ビタミンCは、紫外線によるシミやシワ予防の美肌効果があり、さらに疲労回復や風邪予防もあり、夏に疲れた体に必要な栄養素です。ビタミンEは、抗酸化作用があるためアンチエイジング効果があります。そして、カリウムは体内の塩分濃度を調節する働きがあり、むくみ解消効果があります。

食物繊維は、便秘解消を助けてくれる栄養素であり、葉酸は血液を作る手伝いをする栄養素で、期待できる効果は貧血予防です。このように、ゴーヤには夏に摂りたい栄養素が豊富に含まれています。

(*ゴーヤの栄養価について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ゴーヤの栄養価と効果・効能がすごい!苦味が鍵?成分を逃さない食べ方も紹介!

白ゴーヤの食べ頃・収穫時期

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