くわいはどんな野菜?味・栄養価は?食べ方やおせちに使う理由なども紹介!
【管理栄養士監修】くわいは、どんな野菜か知っていますか?くわいとは、お正月のおせち料理にによく使われる食材です。今回は、くわいの味や栄養価・効能をはじめ、食べ方・下処理も紹介します。くわいのおすすめレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
くわいの食べ方・下処理は?
ここでは、くわいの食べ方や下処理を紹介します。
くわいの下処理の仕方
煮物や炊き込みご飯などにする場合には以下の下処理を行ってください。
1、表面をよく洗った上で薄皮を1~2枚ほど剥き、1.5cm~2cm程度を残し、先端を切り落とす。
2、芽の反対側を平らになるよう切り取り、芽に向かって6角形になるよう六方剥きにする
六方剥きは、煮崩れを防ぎ、見た目を良くする効果があります。ここでは、縁起ものの芽は折らないように注意しながら、切りましょう。素揚げにする場合は、薄皮だけを剥くだけで調理することがあります。
くわいのアク抜きの仕方
くわいは苦味があり、アクが強い野菜であるため、アク抜きが必要です。
1、ボウルに水を張り、下処理を済ませたくわいを入れる
2、30〜60分を目安に放置する
3、素揚げや天ぷらの場合の下処理はここまでで、水気をよく拭き取って調理する
含め煮をする場合には、苦味を抑えるために、さらにアク抜きします。
4、小麦粉を入れたお湯や米の研ぎ汁を沸騰させる
5、沸騰した後に火を弱めて、5〜10分を目安に茹でる
6、水で洗い流し、含め煮にする
くわいの苦味を抑えることで、含め煮が繊細な味になります。
くわいの保存方法・期間
ここまでくわいの下処理等を紹介しましたが、購入した後どのように保存すればよいのでしょうか?ここでは、くわいの保存方法や保存期間を紹介します。
冷蔵庫で保存する場合
くわいは、水の中で育つため、そのままの状態にしておくと乾燥してしまい、痛んでしまいます。保存期間が3日程度であれば、綺麗に洗ってから、水分が蒸発しないようにポリ袋やラップ、湿らせたラップなどで包んで、乾燥を防いだ状態で冷蔵庫に保存します。
ここでの注意点として冷蔵室での保存は、冷えすぎると低温障害を起こうので、必ず野菜室で保存してください。
水に浸して保存する場合
冷蔵庫でそのまま保存するよりも長持ちさせる場合には、水に浸して保存することをおすすめします。くわいが乾燥しないように、ボウルに水を張り、そのなかにくわいを入れ、常温の冷暗所に保存します。
水に浸して保存していると、水が濁ってくるので、水が毎日取り替えることが大切です。保存期間は1ヶ月程度ですが、長く保存しておくと味が落ちてくるので、早めに使い切ってしまいましょう。
くわいの食べ方・レシピのおすすめ
普段見かけないくわいの調理方法はどうしたらよいのでしょうか?ここでは、くわいを使ったレシピを紹介します。