さつまいも「シルクスイート」とは?特徴は?美味しい食べ方をレシピと紹介!

【野菜ソムリエ監修】シルクスイートとはどんなさつまいもか知っていますか?今回は、シルクスイートの見た目や味・糖度に加えて、旬の時期や産地について紹介します。シルクスイートの美味しい食べ方や、活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |野菜ソムリエ 吉川正裕
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福井レゾンスlaisanceオーナーシェフ2022、2023 福井県代表CHEF-1グランプリ出場野菜ソムリエJSA認定ワインソムリエレストラン監修、レシピ開発、...
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福井レゾンス laisanceオーナーシェフ 2022、2023 福井県代表CHEF-1グランプリ出場 野菜ソムリエ JSA認定ワインソムリエ レストラン監修、レシピ開発、コラム記事実績あり。日常生活において食のリテラシーをあげる発信をしています。食材選びやその調理法。プロの経験から日常に活かせるテクニックや知識をわかりやすく伝わればなと思ってます。

目次

  1. シルクスイートとは?どんな特徴のさつまいも?
  2. シルクスイートの旬の時期・産地
  3. シルクスイートの味・糖度や舌触り
  4. シルクスイートのカロリー
  5. シルクスイートの保存方法は?
  6. シルクスイートは常温で保存する
  7. シルクスイートは冷凍で長期間保存できる
  8. シルクスイートの美味しい食べ方は?
  9. ①オーブントースターで焼いて食べる
  10. ②干し芋にして食べる
  11. ③煮物にして食べる
  12. シルクスイートの活用レシピのおすすめ
  13. ①豆乳ポタージュ
  14. ②りんごバタージャム
  15. ③パウンドケーキ
  16. シルクスイートを食べてみよう

シルクスイートとは?どんな特徴のさつまいも?

最近お店でも見かけることのあるシルクスイートという名前のさつまいもは、どんな特徴があるのでしょうか。ここではシルクスイートの特徴について紹介します。

シルクスイートの旬の時期・産地

シルクスイートの主な産地は茨城県や福島県ですが、最近は全国的に生産されています。9月下旬〜10月にかけて収穫されますが、より甘く、なめらかな食感にするためにしばらく寝かせてから出荷するため、11月〜2月頃が一番美味しい時期になります。

シルクスイートの味・糖度や舌触り

シルクスイートは収穫後、寝かしている間にデンプン質が糖に変化することによって糖度が増し、肉質も粉質から粘質へと変わっていきます。十分に寝かされたシルクスイートは、その名の通りシルクのようになめらかな舌触りと、後味のすっきりとした上品な深い甘みが特徴です。


シルクスイートのカロリー

カロリー 糖質 1日の摂取カロリーの占める割合
シルクスイート(100g) 163kcal -g 7%

※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
※1日の摂取量は成人男性の目安です

シルクスイートの糖質量は不明ですが、一般的なさつまいもの糖質量は35.5gです。中くらいのさつまいもで200gあるため、1本分だと倍のカロリー・糖質量になるので食べ過ぎに注意しましょう。

(*さつまいもの種類について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

さつまいもの種類・品種25こ!ホクホク・ねっとりなどタイプ毎に特徴を紹介!

シルクスイートの保存方法は?

シルクスイートがたくさん手に入ったら、上手に保存して、長く美味しくいただきましょう。ここではシルクスイートの保存方法について解説します。

シルクスイートは常温で保存する

シルクスイートを保存する際の手順とポイントは以下の通りです。

・シルクスイートは洗わずに手で土などの汚れを落とす
・1本1本を新聞紙で包む
・段ボールに入れ、風通しの良い冷暗所で保存する


シルクスイートの保存に最適な温度は13度前後で低温には弱いため、冷蔵庫では保存しないようにしましょう。温度や湿度の変化が少ない冷暗所で保存するのが理想的です。

シルクスイートは冷凍で長期間保存できる

シルクスイートを加熱したものは、冷凍庫で長期保存することができます。理由としては、安納芋にみられるような水分の多い品種ではなく、デンプン質が多い為です。その際の手順やポイントは以下の通りです。

1.シルクスイートを加熱して、焼き芋、ふかし芋、マッシュ状にする
2.粗熱を取り、必要であれば使いやすい大きさにカットする
3.焼き芋、ふかし芋は、ひとつずつラップを密着させて包む
4.マッシュしたものは、1回分ずつラップで包むか保存袋に平らにして入れる
5.ラップしたものはまとめて保存袋に入れ、できるだけ空気を抜いてから冷凍庫に入れる

冷凍する際は金属トレイなどに乗せて急速冷凍すると、冷凍時の品質の低下を最低限に抑えることができます。解凍するときは冷蔵庫に移して自然解凍か電子レンジを使い、煮物の場合はそのまま使えます。冷凍での保存期間は約1ヶ月ですが、できるだけ早めに食べ切るようにしましょう。

(*さつまいもの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

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