生姜の切り方は繊維が大事!千切り・みじん切りやおろし方のコツを解説!
【管理栄養士監修】生姜の切り方には繊維がとても重要であると知っていますか?今回は、生姜の繊維と切り方の関係やみじん切り・千切りのやり方を動画を用いて紹介します。切り方のほかに生姜のおろし方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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生姜は下処理が大事!
爽やかな辛味と香りを愉しめる生姜は薬味など使用するシーンが多いですが、下処理方法が重要な野菜でもあります。下処理を間違えた方法で行ってしまうと栄養素が減ってしまう事があるので、ポイントをチェックしてみてください。
生姜の皮は剥きすぎない
生姜には「ジンゲロール」や「ショウガオール」といった辛味成分、「シトラール」や「ゲラニオール」といった香り成分などが含まれています。これらの成分は皮や皮の下に多く含まれるので、皮を厚く剥いてしまうと含まれている栄養をしっかり摂ることができません。香りや辛味をしっかり愉しむなら、包丁ではなくアルミホイルやスプーンで剥くのがおすすめです。
管理栄養士トントン
管理栄養士
このアルミホイルを使った皮削りの方法が面白いです。「生姜 アルミホイル」で検索すると出てきますが、丸めたアルミホイルでこするだけで薄皮が取れるそうです。スプーンを使う時も、削り過ぎて栄養が損なわれないように気をつけましょう。
(*生姜の皮や栄養素について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
生姜の繊維と切り方の関係
続いて、生姜の繊維と切り方の関係を見ていきましょう。生姜は切り方によって味や食感が変わるので、チェックしてみてください。
生姜の繊維の見分け方
切り方で変わる生姜の特徴を紹介する前に、生姜の繊維の見分け方を紹介します。上記の生姜の写真を見ると、縦方向に線が入っているのが分かります。生姜はこの線に対して垂直(→)に走っているので、すぐに繊維の方向を見分けることができます。
生姜の繊維に沿って切った場合の特徴
生姜は繊維に沿って切ると、繊維がそのまま残るのでしっかりとした食感を愉しむ事ができます。シャキシャキ食感をより楽しみたいなら、繊維に沿ってカットしましょう。
生姜の繊維を断つように切った場合の特徴
生姜の繊維を経つように切ると、繊維が多少ぼさぼさに見えますが繊維が断たれているので食感は柔らかくなります。好みやどの料理に使用するかによって、切り方を変えると良いでしょう。