モロヘイヤの冷凍での保存方法・期間は?解凍や茹で方のコツなど紹介!
【管理栄養士監修】モロヘイヤは冷凍保存が一番向いていると知っていますか?モロヘイヤは日持ちしない野菜なのです。今回は、モロヘイヤの〈そのまま生〉〈下茹で〉での冷凍保存の方法・期間や解凍の仕方を紹介します。冷凍モロヘイヤのレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
竹本友里恵
管理栄養士
モロヘイヤは刻むと粘り気が出てきます。これはムチンという成分で、消化管粘膜保護作用、血糖値やコレステロール値の上昇を抑える働きがあります。葉野菜の中では食物繊維も豊富で、便秘の解消に役立つと考えられます。
下茹でして冷凍保存する方法・手順
モロヘイヤを下茹でしてから保存する方法は、以下の通りです。
1.モロヘイヤをさっと茹でる
2.茹で終わったモロヘイヤを氷水で冷やす
3.2の水気を切った後、フリーザーバッグに入れて空気を抜いてから冷凍庫に入れる
フリーザーバッグに入れて冷凍する際も、空気はしっかりと抜いておきましょう。空気を抜いた後は、均等に凍る様にフラットに整えておくのもポイントです。また、あらかじめ袋の中で小分けにしておくと、使いたい時サッと使えて便利です。
賞味期限の目安
モロヘイヤを茹でてから保存する時の賞味期限は、およそ1か月程です。長期間保存出来るので、大量に保存したい場合や暫く使う予定が無い場合におすすめしたい方法です。
モロヘイヤを加工して冷凍保存するには?
続いて、モロヘイヤを加工して冷凍保存する方法を紹介します。さまざまなレシピに活用できる保存方法なので、多めに作ってストックしておくのもおすすめです。
ペースト状にして冷凍保存する方法・期間
モロヘイヤをペーストにして保存する方法は、以下の通りです。
1.モロヘイヤの葉を茎から取り外す
2.1の葉を茹でてから、水気を切る
3.2の水気が多く残っていれば、キッチンペーパーなどで拭き取る
4.ミキサーに入れてペーストにする
5.フリーザーバッグに入れて、平らにしてから冷凍庫に入れる
モロヘイヤペーストを様々な料理で使いたいなら、味付しない方が使い勝手が良いのでおすすめです。茹でたモロヘイヤを冷凍する時と同じく、フリーザーバッグは平らにしてから冷凍庫に入れましょう。また、モロヘイヤペーストは離乳食にもなります。賞味期限は1か月程あります。
冷凍モロヘイヤのおすすめレシピ
続いて、冷凍モロヘイヤのおすすめレシピを紹介します。自然解凍で作れるレシピもあるので、早速チェックしていきましょう。
①冷凍モロヘイヤときのこのバター炒め
冷凍したモロヘイヤをご飯のおかずに活かしたいなら、こちらのレシピがおすすめです。モロヘイヤは軽く解凍してからフライパンでキノコなどと一緒に炒めるようにしましょう。
②モロヘイヤのスムージー
冷凍モロヘイヤとフルーツを使用した、意外な組み合わせを愉しめるスムージーです。冷凍モロヘイヤは冷凍庫から出しておき、自然解凍してから使いましょう。出来上がったスムージーには、仕上げに生クリームをかけるのもおすすめです。