柔らかい大根はふにゃふにゃでも食べれる?復活・防止法は?活用レシピも紹介!
【野菜ソムリエ監修】柔らかい大根は食べられるかどうか知っていますか?今回は、ふにゃふにゃになった大根の復活方法や、対策方法に加えて、腐った場合の見分け方も紹介します。ふにゃふにゃになった大根の活用レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
柔らかい大根は水に浸けると復活する
復活させる方法は、とてもシンプルで水に浸すというものですがポイントを紹介します。
・大根が全部浸るサイズの容器に水を入れる
・葉を切り落として、皮ごと水に浸す
・容器のサイズによっては、少し切って分けて浸すこともできる
・浸しておく時間は1~2時間
・重石などを用いて浮かないようにする
しなしな・ふにゃふにゃした状態がなかなか取れない場合は数時間浸しておくことができますが、1時間ごとに水を変えることをおすすめします。また、長時間水につけることでビタミンなどの栄養素が出てしまうという事を考えると最終手段とするのがおすすめでしょう。
大根のふにゃふにゃを防止する方法は?
しかし、柔らかくなってしまった大根は歯ごたえが変わってしまい、また大根おろしなど生で使うのは難しいと言えます。では、どのように大根を柔らかくさせないようにできるのか二つの保存方法を見てみましょう。
①保存する際に大根の葉を取り除く
大根の葉をつけたまま保存してしまうと葉が根の部分の水分を吸い上げてしまうため、しなしなになりやすくなってしまいます。先に葉を切り落とし、立てて保存することで水分が逃げないように対処できます。
福光佳奈子
野菜ソムリエ
大根は買ってすぐに葉と根を切り分けましょう。葉が根の栄養を吸い取ってしまうからです。葉は切り口に湿らせたキッチンペーパーを巻いてポリ袋などに入れ、冷蔵庫の野菜室に立てた状態で保存すると比較的鮮度が保てます。
②新聞紙などで包んで冷蔵保存する
大根の水分が減って乾燥してしまうのを防ぐために、湿らせた新聞紙などで包んで冷蔵保存することもおすすめです。また、半分などに切ってある場合は、切り口に同じく湿らせたキッチンペーパーなどをあててジップロックやラップなどで包むことで乾燥を防ぐことができるでしょう。
(*大根の保存方法について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
柔らかいふにゃふにゃ大根の活用レシピ
柔らかくなってしまった大根をどのように美味しく活用できるでしょうか?4つの柔らかい大根を使ったレシピをここでは紹介します。
①漬物
上記でも取り上げたように、柔らかい大根は適度に水分が減っているため漬物におすすめです。食事の箸休めになる美味しい漬物を作っておくなら便利でしょう。