柔らかい大根はふにゃふにゃでも食べれる?復活・防止法は?活用レシピも紹介!
【野菜ソムリエ監修】柔らかい大根は食べられるかどうか知っていますか?今回は、ふにゃふにゃになった大根の復活方法や、対策方法に加えて、腐った場合の見分け方も紹介します。ふにゃふにゃになった大根の活用レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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柔らかい大根は食べられる?腐っている?
いろいろな料理に使われる大根はセールなどで安く売られることがあるため、冷蔵庫の中に常備されている方も多い事でしょう。しかし、気が付くと柔らかくなってしまうことがありますが、それは腐っているのでしょうか?
ふにゃふにゃの大根は腐っていないので食べられる
大根は基本的に冷蔵庫で保存すれば7日から10日ほど持つと言われています。それでも、しなしな・ふにゃふにゃになってしまう原因は水分の減少です。時間とともに自然に水分が蒸発してしまうため柔らかくなってしまい、多少、味や食感に違いは出るものの腐っている証拠ではないため問題なく食べることができます。
(*しなしな・ぶよぶよになった大根は食べられるかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
大根の腐った場合の見分け方
出典: @y_uesan
腐った大根にはこのような特徴があります。
・酸っぱい臭いがする
・カビの臭いがする
・全体が茶色に変色している
・表面に黒い斑点(カビ)がある
・触るとぶよぶよしている
・柔らかくなりすぎて、持つと崩れる
・洗っても取れないぬめりがある
・中が液状化している
大根の中には切ると中が青色・黒色のものがありますが、これは青あざ症という栽培中の環境ゆえに起きる変色のため腐った証拠ではありません。少し苦味が強いなどの味の影響はあるものの、上記のような破棄すべき大根には加えられません。
(*大根が腐った時も見分け方やに青あざ症ついて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
柔らかい大根は煮物・漬物などにおすすめ
大根のだいたい95%は水であり、実際柔らかい大根の方が普通の大根よりも煮物に適しているとも言われています。つまり水分が多く含まれていると味が染み込むのに時間がかかるのに対し、少し萎びた柔らかい大根は水分がちょうど良く抜けているため味が染み込みやすくなるという事です。
同じように漬物を作る際多くの場合一日天日干しにしますが、柔らかい状態の大根ではその手間が省くこともできます。
福光佳奈子
野菜ソムリエ
柔らかい大根は、大根サラダのようにシャキシャキとした食感を楽しむメニューには向きませんが、煮物や漬物には向いています。柔らかくなった大根は水分が抜けているので、味が染みこみやすく干す時間も短くすみます。
柔らかい大根は復活させることができる?
柔らかい状態の大根を大根おろしなどの生の状態で使いたい時に復活させることができるのでしょうか。意外と簡単な方法で復活させることができるので、ぜひ参考にしてください。