パプリカの保存方法・期間は?冷蔵・冷凍がおすすめ?日持ちするレシピも紹介!
パプリカの保存方法を知っていますか?今回は、パプリカの<常温・冷蔵・冷凍・乾燥>での保存方法・ポイントや、保存期間の目安を紹介します。パプリカの賞味期限切れの見分け方や、保存食向きレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- パプリカの保存方法は?
- パプリカを長期間保存する際は冷蔵庫か乾燥がおすすめ
- パプリカは常温でも保存可能
- パプリカの常温での保存方法・期間は?
- パプリカを常温保存する方法
- パプリカの常温での賞味期限・保存期間
- パプリカの冷蔵での保存方法・期間は?
- パプリカを冷蔵保存する方法
- パプリカの冷蔵での賞味期限・保存期間
- パプリカの冷凍での保存方法・期間は?
- パプリカを冷凍保存する方法
- ポイント①小分けして冷凍する
- ポイント②空気に触れないようにする
- ポイント③急速冷凍する
- 冷凍パプリカは凍ったまま加熱調理して使う
- パプリカの冷凍での賞味期限・保存期間
- パプリカを乾燥させて保存する方法・期間は?
- パプリカを乾燥させて保存する方法
- パプリカの乾燥での賞味期限・保存期間
- パプリカの賞味期限が切れた時の見分け方は?
- 賞味期限が切れたパプリカの特徴
- パプリカの保存食向きのレシピ
- ①パプリカのオイル漬け
- ②パプリカのマリネ
- ③パプリカのピクルス
- ④茄子とパプリカの煮びたし
- パプリカをうまく保存して美味しく食べよう
パプリカの保存方法は?

パプリカは栄養面でも料理に彩りを添える意味でも、あると便利な食材の一つなので、正しく保存しておきたいところです。ここでは、パプリカの保存方法について説明します。
パプリカを長期間保存する際は冷蔵庫か乾燥がおすすめ
パプリカはあらゆる保存方法に対応しますが、長期間保存したいと考えているなら冷蔵庫に入れるか、乾燥させるのがおすすめです。パプリカが大量にある場合には、近々で使いきれる分だけを残して、冷凍保存しておくと日持ちさせることができ、無駄なく使えます。
パプリカは常温でも保存可能
パプリカはピーマンより賞味期限が長く、常温でも保存することができます。しかし、購入したパプリカをそのまま置いておくだけでは、日持ちさせることはできません。パプリカを常温保存する方法は次章で説明します。
パプリカの常温での保存方法・期間は?

パプリカはジャンボピーマンが熟すことで、赤や黄色、オレンジに変わったものをいいます。野菜の中でも水分量が少ないため、常温で保存することができるのです。ここでは、パプリカを常温保存する正しい方法を紹介します。
パプリカを常温保存する方法
パプリカを常温保存する方法は、以下の通りです。
①新聞紙を用意する
②パプリカをキッチンペーパーで拭き、水気をとる
③パプリカを一つずつ、新聞紙で包む
④③を風通しがいい、冷暗所に置く
新聞紙が無い場合は、キッチンペーパーでも代用できます。パプリカをポリ袋に入れて保存している人も多いと思いますが、密閉されることで湿気がこもるのでおすすめできません。ポリ袋に入れて保存する場合は、つまようじなどで袋に穴をあけて湿気を逃しましょう。
パプリカの常温での賞味期限・保存期間
パプリカの常温での賞味期限並びに保存期間は、1週間程度です。しかし、梅雨時期や夏場は賞味期限が短くなるため、食べる分だけを購入する習慣をつけるのがおすすめです。パプリカの常温保存に適した室温は10~14℃となっていますので、それを守れる冷暗所に置くようにしましょう。
パプリカの冷蔵での保存方法・期間は?

使わない分のパプリカを日持ちさせたいなら、冷蔵保存することをおすすめします。ここでは、パプリカの冷蔵での保存方法と日持ちする期間について説明します。
パプリカを冷蔵保存する方法
パプリカを冷蔵保存する方法は、以下の通りです。
①キッチンペーパーでパプリカの水気をしっかり拭きとる
②パプリカを一つずつ、キッチンペーパーで包む
③②をビニール袋に入れる
④ビニール袋の口を開いたまま、冷蔵庫で保存する
カットしたパプリカを冷蔵保存する場合は、切った断面から水分が蒸発しないようにする必要があります。カットしたパプリカを入れたビニール袋に、軽く濡らしたキッチンペーパーも入れるようにしましょう。
パプリカの冷蔵での賞味期限・保存期間
丸ごとのパプリカの冷蔵での賞味期限並びに保存期間は、10日程度です。2週間ほどであれば冷蔵保存は可能ですが、水分が抜けて風味が落ち、栄養価も減っていくのでおすすめできません。カットしたパプリカの冷蔵保存期間は4~5日と短くなるので、早めに使うように心がけましょう。
パプリカの冷凍での保存方法・期間は?

パプリカを長期間保存したいなら、冷凍するのが一番です。ここでは、パプリカの冷凍での保存方法と日持ちする期間について説明します。
パプリカを冷凍保存する方法
パプリカを冷凍保存する方法は、以下の通りです。
①パプリカをカットして、ワタを抜く
②①の表面をキッチンペーパーで拭く
③②をジッパー付きの保存袋に入れる
人によっては、パプリカを軽くゆでてから冷凍保存することもあるようです。パプリカに水分が残ったままだと、冷凍した時に霜がついてしまうのでよくありません。パプリカを冷凍保存する際のポイントは、以下で詳述します。
ポイント①小分けして冷凍する
パプリカを大量に冷凍保存する際には、小分けにするのがポイントです。解凍したパプリカを使いきれずに再冷凍すると、細胞組織が破壊されることが原因で風味も栄養も下がってしまいます。さらに、解凍されている過程で雑菌がつくリスクもあるので、使いきれる分量に小分けして冷凍する習慣をつけましょう。
ポイント②空気に触れないようにする
パプリカを冷凍保存する際には、ジッパー付き保存袋内の空気をできるだけ抜いてから冷凍庫に入れるのが基本です。ジッパー付き保存袋内に空気があると、パプリカが冷凍焼けして酸化してしまいます。酸化したパプリカは栄養価が下がり風味も落ちるので、空気に触れないように冷凍保存しましょう。
ポイント③急速冷凍する
パプリカを美味しく冷凍保存したいなら、急速冷凍をするのが基本です。パプリカに限らず、食材は冷凍することで含まれていた水分が凍り、細胞がダメージを受けてしまいます。急速冷凍すると食材内の水分が凍る大きさが小さくなるため、風味が落ちにくくなるのです。急速冷凍室が無い場合は、金属バットの上にジッパー付き保存袋を置いて冷凍庫に入れましょう。
冷凍パプリカは凍ったまま加熱調理して使う
冷凍したパプリカを煮物や炒め物、汁物などぬ使う場合は解凍せずに、凍ったまま加熱調理して使うのがおずずめです。この方法だと、パプリカの風味を存分に楽しむことができます。パプリカを和え物にするなど冷菜として使いたい時には、冷蔵庫で1時間ほど自然解凍するか、電子レンジで解凍するとよいでしょう。
パプリカの冷凍での賞味期限・保存期間
パプリカの冷凍での賞味期限並びに保存期間は、1ヶ月程度です。常温や冷蔵と比べると日持ちする期間が長いので、大量にパプリカがある時には使用する分以外は冷凍保存しておくことをおすすめします。
パプリカを乾燥させて保存する方法・期間は?

パプリカは他の食材と違い、乾燥させて保存するという方法があり、賞味期限を延ばすこともできます。ここでは、パプリカの乾燥での保存方法と日持ちする期間について説明します。
パプリカを乾燥させて保存する方法
パプリカを乾燥させて保存する方法は、以下の通りです。
①パプリカを半分に切り、種とワタを取り除く
②①を千切りにする
③②をざるなどにのせて、天日で2日ほど干して乾燥させる
できた乾燥パプリカは、蓋のついた瓶やジッパー付きの保存袋に入れ、冷蔵庫で保存します。乾燥したパプリカを使う時には、水で戻す必要があるので忘れずに覚えておきましょう。
パプリカの乾燥での賞味期限・保存期間
乾燥させたパプリカの賞味期限並びに保存期間は、冷蔵保存で1ヶ月程度です。パプリカに限らず、野菜を乾燥させることで、ビタミンDやビタミンB群、カルシウム、鉄分、ナイアシンなどの栄養価が上がることが知られています。パプリカも乾燥させることで風味が増し、保存期間も長くなるのでおすすめです。
パプリカの賞味期限が切れた時の見分け方は?

水分が少ないパプリカは傷みにくい野菜ですが、保存している間に悪くなることもあります。ここでは、パプリカの賞味期限が切れた時の見分け方について説明します。
賞味期限が切れたパプリカの特徴
賞味期限が切れたパプリカの特徴として、以下のものがあげられます。
・購入した時と表面の色が違っている
・切ると中の種が黒くなり、腐っている
・パプリカの表面にカビが生えている
・いつもとは違う匂いがする
上記のような特徴が見られた場合は傷んでいる可能性が高いため、食べずに処分するようにしましょう。
パプリカの保存食向きのレシピ
パプリカを保存食として加工しておくと、副菜の準備が軽減できて便利です。ここでは、パプリカの保存食メニューを4つ紹介します。
①パプリカのオイル漬け
パプリカの保存食として有名なものに、オイル漬けがあります。このレシピではオリーブオイルだけでなく、ポン酢を合わせているので、あっさりとした美味しさを味わえます。
②パプリカのマリネ
電子レンジを使うことで、わずか5分でつくれる時短メニューです。パプリカをマリネにすることで冷蔵庫でも4日ほど保存でき、副菜としてだけでなく、お弁当のおかずとしても使えます。
③パプリカのピクルス
お酢と鷹の爪を使ったマリネ液にパプリカをつけたピクルスは、冷蔵庫で2週間保存することができます。食事の箸休めやお酒のおつまみなどにおすすめで、栄養素を補う意味でも食べてほしい一品です。
④茄子とパプリカの煮びたし
夏野菜である茄子とパプリカを用いた、手軽につくれるメニューです。和食は苦手という人でもお酢と砂糖、酒を1:1:1にするという基本を覚えれば、簡単につくれます。
パプリカをうまく保存して美味しく食べよう
今回は、パプリカの常温・冷蔵・冷凍・乾燥での保存方法・ポイントや、保存期間の目安を紹介しました。保存方法によって日持ちする期間が変わるだけでなく、栄養価や調理方法も違うので、自分で使いやすい方法を用いるのがおすすめです。パプリカを上手に保存して、最後まで美味しく食べきりましょう。