パプリカの保存方法・期間は?冷蔵・冷凍がおすすめ?日持ちするレシピも紹介!
【野菜ソムリエ監修】パプリカの保存方法を知っていますか?今回は、パプリカの<常温・冷蔵・冷凍・乾燥>での保存方法・ポイントや、保存期間の目安を紹介します。パプリカの賞味期限切れの見分け方や、保存食向きレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- パプリカの保存方法は?
- パプリカを長期間保存する際は冷蔵庫か乾燥がおすすめ
- パプリカは常温でも保存可能
- パプリカの常温での保存方法・期間は?
- パプリカを常温保存する方法
- パプリカの常温での賞味期限・保存期間
- パプリカの冷蔵での保存方法・期間は?
- パプリカを冷蔵保存する方法
- パプリカの冷蔵での賞味期限・保存期間
- パプリカの冷凍での保存方法・期間は?
- パプリカを冷凍保存する方法
- ポイント①小分けして冷凍する
- ポイント②空気に触れないようにする
- ポイント③急速冷凍する
- 冷凍パプリカは凍ったまま加熱調理して使う
- パプリカの冷凍での賞味期限・保存期間
- パプリカを乾燥させて保存する方法・期間は?
- パプリカを乾燥させて保存する方法
- パプリカの乾燥での賞味期限・保存期間
- パプリカの賞味期限が切れた時の見分け方は?
- 賞味期限が切れたパプリカの特徴
- パプリカの保存食向きのレシピ
- ①パプリカのオイル漬け
- ②パプリカのマリネ
- ③パプリカのピクルス
- ④茄子とパプリカの煮びたし
- パプリカをうまく保存して美味しく食べよう
パプリカの冷蔵での賞味期限・保存期間
丸ごとのパプリカの冷蔵での賞味期限並びに保存期間は、10日程度です。2週間ほどであれば冷蔵保存は可能ですが、水分が抜けて風味が落ち、栄養価も減っていくのでおすすめできません。カットしたパプリカの冷蔵保存期間は4~5日と短くなるので、早めに使うように心がけましょう。
パプリカの冷凍での保存方法・期間は?
パプリカを長期間保存したいなら、冷凍するのが一番です。ここでは、パプリカの冷凍での保存方法と日持ちする期間について説明します。
パプリカを冷凍保存する方法
パプリカを冷凍保存する方法は、以下の通りです。
①パプリカをカットして、ワタを抜く
②①の表面をキッチンペーパーで拭く
③②をジッパー付きの保存袋に入れる
人によっては、パプリカを軽くゆでてから冷凍保存することもあるようです。パプリカに水分が残ったままだと、冷凍した時に霜がついてしまうのでよくありません。パプリカを冷凍保存する際のポイントは、以下で詳述します。
ポイント①小分けして冷凍する
パプリカを大量に冷凍保存する際には、小分けにするのがポイントです。解凍したパプリカを使いきれずに再冷凍すると、細胞組織が破壊されることが原因で風味も栄養も下がってしまいます。さらに、解凍されている過程で雑菌がつくリスクもあるので、使いきれる分量に小分けして冷凍する習慣をつけましょう。
ポイント②空気に触れないようにする
パプリカを冷凍保存する際には、ジッパー付き保存袋内の空気をできるだけ抜いてから冷凍庫に入れるのが基本です。ジッパー付き保存袋内に空気があると、パプリカが冷凍焼けして酸化してしまいます。酸化したパプリカは栄養価が下がり風味も落ちるので、空気に触れないように冷凍保存しましょう。
ポイント③急速冷凍する
パプリカを美味しく冷凍保存したいなら、急速冷凍をするのが基本です。パプリカに限らず、食材は冷凍することで含まれていた水分が凍り、細胞がダメージを受けてしまいます。急速冷凍すると食材内の水分が凍る大きさが小さくなるため、風味が落ちにくくなるのです。急速冷凍室が無い場合は、金属バットの上にジッパー付き保存袋を置いて冷凍庫に入れましょう。
福光佳奈子
野菜ソムリエ
密閉袋や金属バットを使うなどして、うすく平らな状態で冷凍させることも大切です。こうすることで均一に急速冷凍できますし、解凍時の時短にもなります。
冷凍パプリカは凍ったまま加熱調理して使う
冷凍したパプリカを煮物や炒め物、汁物などに使う場合は解凍せずに、凍ったまま加熱調理して使うのがおすすめです。この方法だと、パプリカの風味を存分に楽しむことができます。パプリカを和え物にするなど冷菜として使いたい時には、冷蔵庫で1時間ほど自然解凍するか、電子レンジで解凍するとよいでしょう。
パプリカの冷凍での賞味期限・保存期間
パプリカの冷凍での賞味期限並びに保存期間は、1ヶ月程度です。常温や冷蔵と比べると日持ちする期間が長いので、大量にパプリカがある時には使用する分以外は冷凍保存しておくことをおすすめします。