焼き鳥の「シロ」とは?どこの部位?カロリー・栄養素〜味わい・食感まで紹介!
焼き鳥の「シロ」とは何か知っていますか?シロの名前は何に由来しているのでしょうか。今回は、シロはどこの部位・種類かや、味・食感に加えて、シロ一本あたりのカロリーも紹介します。シロの活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
シロにはどれほどのカロリーがあり、どのような栄養価が含まれているのでしょうか。シロのカロリーと栄養価およびその効能について解説します。
シロ(1本)のカロリー
1本あたり | カロリー | 1日の摂取量に占める割合 |
シロ | 60kcal | 3% |
ねぎま | 70kcal | 3% |
つくね | 75kcal | 3% |
レバー | 33kcal | 2% |
皮 | 154kcal | 7% |
もも | 90kcal | 4% |
※1日の摂取量は成人男性の目安です。
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
上記の表は、シロとその他の焼き鳥のカロリーを表したものです。なお、上記のカロリーは肉のみのカロリーで、タレのカロリーは含みません。タレをつけると10kcalほどカロリーが高くなります。
シロのカロリーはレバーの次に低く、焼き鳥の種類の中でも低カロリーだと言えるでしょう。また、鶏の皮やももは脂身が多い部位であるため、カロリーが高くなっています。
(*焼き鳥の部位別のカロリーについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
シロの栄養素・効能
シロに含まれる栄養素には、以下のようなものがあります。
・ビタミンB12
・コラーゲン
・鉄分
・亜鉛
シロには、豚の精肉部分よりもビタミンが豊富に含まれています。また、シロはヒモと呼ばれる小腸よりもタンパク質は少なく、脂質やコレステロール値が高いのが特徴です。
シロに含まれるビタミンB12は葉酸とともに赤血球の生成を促す作用があり、貧血の改善効果が期待できます。また、神経機能を正常に保ち、メラトニンの分泌を調整して睡眠の質を高める作用もあります。シロに含まれるコラーゲンは、皮膚にハリや弾力を作り出して肌のうるおいを維持する働きがある美容に役立つ栄養素です。
また、鉄分は酸素を体中に行き渡らせる働きを持つヘモグロビンを構成する成分で、鉄分が不足すると貧血やめまいなどの症状が現れることがあります。ほか、亜鉛はタンパク質やDNAの合成に携わり、骨や肝臓、膵臓などの細胞の生成に必要不可欠な栄養成分です。
シロの活用レシピのおすすめ
シロは焼き鳥として食べるだけでなく、料理に使っても美味しくいただけます。ここからは、シロを使ったおすすめのレシピを3品紹介します。
①シロの煮物
シロを野菜と一緒に鍋で煮込み、味噌で味付けをした煮物のレシピです。シロはあらかじめ下ゆでしておくと、臭みが消えて食べやすくなります。大根やにんじんなどの野菜をたくさん入れることで、栄養価の高い一皿に仕上がります。
②シロの唐揚げ
下茹で済みのシロに下味をつけ、片栗粉をまぶして揚げた唐揚げのレシピです。小さいフライパンを使って数回に分けて揚げると、衣が剥がれずきれいに揚げることができます。完成した唐揚げにレモン汁や唐辛子などをかけて食べるのもおすすめです。