トマトを漢字で書くと?5種類の表記がある?由来や豆知識なども紹介!
トマトは漢字でどう書くか知っていますか?そこで今回は、トマトの漢字表記<唐柿・蕃茄・小金瓜・赤茄子・珊瑚樹茄子>の由来や呼び方を紹介します。トマトの語源や国別の呼び方などの豆知識も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
トマトを漢字で書くと…?
トマトを表す漢字は、以下のように5つあります。
・唐柿
・蕃茄
・小金瓜
・赤茄子
・珊瑚樹茄子
なぜ5つもの漢字があるかというと、トマトも見た目や伝わった先など、それぞれに由来があるからです。ここでは、トマトを表す漢字と意味、各々の由来などについて説明します。
トマトの漢字①【唐柿】
トマトの漢字表記として、唐柿があります。日本でトマトについて書かれた文献の中で最も古いとされる、1708年の「大和本草」において、貝原益軒が唐柿と記しています。ここでは、唐柿の由来と読み方を説明しましょう。
トマトの漢字「唐柿」の由来
日本に初めてトマトが伝えられたのは1600年後半とされ、中国を経由してもたらされました。当時の日本では海外を唐と読んでおり、見た目が柿に似ていたことから唐柿と名付けられました。唐柿は「からがき」、または「とうし」と読みます。
トマトの漢字②【蕃茄】
蕃茄もトマトをさす漢字表記で、日本で日常的にトマトが食べられるようになった、明治時代以降に使われるようになりました。ここでは、蕃茄の由来と読み方を紹介します。
トマトの漢字「蕃茄」の由来
蕃茄は中国から伝わった漢字で、現地では中国からみて西にある国は蕃族ととらえていたため、西欧(蕃)からきたナスを意味していました。見た目がナスに似ていることからこの名がついたと考えられ、読み方は「ばんか」、あるいは「あかなすび」です。
トマトの漢字③【小金瓜】
小金瓜もトマトの漢字表記の一つですが、テレビのクイズ番組で問題になるほど、知られていない名称です。ここでは、小金瓜の由来と読み方を説明します。
トマトの漢字「小金瓜」の由来
トマトの和名でもある小金瓜は、その見た目が瓜に似ていることから名づけられたとされています。小金瓜の読み方は、「こがねうり」です。