新生姜の旬の時期は秋?夏ではない?甘酢漬けなどレシピのおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】新生姜が旬の時期は秋だと知っていますか?夏のイメージがあるのはなぜでしょう?今回は、新生姜の時期や選び方・保存方法なども紹介します。〈新生姜の甘酢漬け(ガリ)〉などレシピ・食べ方のおすすめも紹介するので、参考にしてくださいね。
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新生姜とは?
薬味や料理のアクセントに活躍したり、ガリや甘酢漬けの定番の生姜ですが一年中店頭に並んでいますよね。生姜にも種類があり、夏や秋になると白っぽい新生姜が販売されているのを見たことがある方も多いと思います。新生姜と通常の生姜の違いをチェックしていきましょう。
収穫したばかりの生姜のこと
新生姜は収穫したばかりの若い生姜のことを言います。私達が一般的に生姜と呼んでいるものは、収穫した新生姜を貯蔵して3~6か月間寝かせたものでひね生姜とも呼ばれています。寝かせることとで香り、味、辛みのバランスが良くなり、生姜独特の風味と色が増してきます。
新生姜は収穫したばかりのフレッシュな状態のため、水分が多くてみずみずしいのが特徴です。食感はひね生姜よりもやわらかく、香りもまろやかです。生姜にも様々な種類があるので、それぞれの違いを生かせる料理に活用しましょう。
新生姜が旬の時期はいつ?
新生姜の旬の季節はいつなのでしょうか。国内の主生産地とともにみていきましょう。
新生姜が旬の時期①夏(6月〜8月)
夏に新生姜が販売されていることも多く、1回目の旬は6月~8月の夏の時期です。12月や1月の冬の時期に根生姜を種として植えられます。この季節に植えられた新生姜のほとんどはハウス栽培されたもので、全て若取りの新生姜として出荷されます。
新生姜が旬の時期②秋(10月〜11月)
新生姜の2回目の旬は10~11月の秋になります。4月頃に根生姜が植えられて露地栽培され、新生姜として若取りするものとひね生姜として貯蔵されるものに分けられます。収穫する季節によって新生姜・ひね生姜のどちらとして出荷するか分けられるのです。
新生姜の主産地
国内に流通している生姜の40%を高知県産、次いで熊本県が占めています。高知県は生産量第一位を10年ほどキープしています。生産量の多さから、高知県ではご当地ジンジャエールや生姜を生かした製品なども多く生産されています。
新生姜の選び方と保存方法
新生姜はどのようなポイントを押さえて購入すれば良いのでしょうか。上手な保存方法を期間とともにチェックしていきましょう。
美味しい新生姜の選び方
新生姜は若取り生姜のため水分が豊富なので、購入する際もなるべく新しいものを選びましょう。
・表面にツヤがあり色が白っぽい
・切り口が乾燥しておらずみずみずしい
・茎と切り口の間のピンク色が鮮やか
・皮にしわや傷が無い
表面が均一に白っぽくしわなどが無くつるっとしていると、乾燥もしておらず美味しく新鮮な証拠です。新生姜独特のピンク色も白い部分との色合いがはっきり区別できるものを選ぶとより良いでしょう。