きびなごの旬の時期・季節はいつ?食べ方のおすすめは刺身?レシピなども紹介!
きびなごの旬の時期・季節を知っていますか?きびなごは手のひらほどの小さな魚です。今回は、きびなごの主産地や名前の由来に加えて、味や栄養ついて紹介します。きびなごの下処理・さばき方や、食べ方・レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
きびなごとは?旬はいつ?
きびなごはニシン科の青魚で体に銀色と青色の帯があり、成魚になっても全長10㎝ほどの小さな魚です。昔は肥料や一本釣り用の餌として利用されていたきびなごですが、旬はいつなのでしょうか。きびなごの旬の季節や産地、名前の由来や味について紹介します。
きびなごの旬の時期・季節や主産地
きびなごの旬の季節は一年を通して3回あり、1回目は5月~6月でこの時期は子持ちのきびなごでお腹に卵が入っています。2回目は11月~12月のきびなごで、寒が入り全ての魚が美味しくなるこの時期はきびなごも旨味が増します。3回目の旬は1月~3月で、産卵に向けて餌を食べて脂を蓄えるので脂がのってきて美味しいです。
きびなごの主産地は鹿児島県や高知県、長崎県で他にも宮崎県・大分県・愛媛県・和歌山県・三重県・静岡県でも水揚げされています。
「きびなご」の名前の由来
きびなごの名前の由来はその魚体の特徴を捉えてつけられたと言われています。主産地である鹿児島県では帯のことを「きび」と呼び、きびなごの魚体の中央にある銀色と青色の模様を帯に見立てていることから「帯(きび)小魚(なご)」と呼ぶと言われています。また他にも吉備地方(岡山)で獲れる小魚なので「吉備小魚」だという説もあるようです。
きびなごの味わい
きびなごは青魚なのでアジやイワシに近い味ですが、青魚独特のクセがなく濃厚な旨味と淡泊な甘味が特徴です。その身は小さいながらもしっかりと詰まっていて、皮は薄くうろこも気にならないほどです。透明感のある白身は熱を通してもかたくなりにくいのでさまざまな料理に使われています。
Twitterの口コミ
きびなご初めて買ったけど、小さいから下処理ほとんどいらないし臭みも無いし、味もうまいな〜
南蛮漬けの前に唐揚げにした時点でもうまかったし非常に良いな
Twitterの口コミ
だれや!タチウオ釣りのエサとゆーたヤツ🤣
きびなごお造り ¥280
甘いわぁ
きびなごは栄養豊富な魚
きびなごの栄養素は以下の通りです。
・ビタミンB12
・ビタミンD
・タンパク質
・ビタミンB6
・カルシウム
・鉄分
きびなごは突出してビタミンB12とビタミンDが多い魚です。ビタミンB12は貧血解消に有効なビタミンで、葉酸と共に赤血球中のヘモグロビン生成を助ける働きがあります。また脳からの伝達をスムーズにする神経を健康に保つ役割もあり、他にも睡眠時のホルモンの分泌に作用して睡眠のリズムを正常に保ちます。
ビタミンDの主な働きはカルシウムの吸収を助けることです。また最近は、免疫力の向上や、ガンや糖尿病の予防、妊娠しやすくなる体作りなどに効果があるかもしれないと期待されている栄養素のひとつです。きびなごは骨ごと食べられるためカルシウムも摂取できるので、きびなごを食べることで骨の健康を保つことができるでしょう。
きびなごの見分け方・選び方は?
きびなごは栄養豊富であることがわかりましたが、きびなごの見分け方や選び方はあるのでしょうか。次は新鮮なきびなごを見分ける方法について解説します。
新鮮なきびなごの特徴
新鮮なきびなごの特徴は以下の通りです。
・目が黒く澄んでいる
・魚体の帯がはっきりとしている
・身に張りがある
・嫌な臭いがしない
鮮度を確かめるには上の4つのポイントが重要になります。他の魚にもいえることですが、目が澄んでいる魚は水揚げから時間が経っていないことが多いです。また魚は死ぬと死後硬直が始まり、硬直が溶けると腐敗が始まっていくので、身が柔らかくなっているものは避けましょう。
また魚独特の嫌な臭いは魚の体液や粘液に細菌が繁殖して起こる臭いなので、嫌な臭いがするものは古い可能性があるので注意してください。