里芋の旬はいつ?冬?収穫時期・季節や選び方のコツとレシピのおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】里芋の旬・収穫時期はいつか知っていますか?今回は、里芋の旬や植える〜収穫の季節まで種類別に紹介します。長持ちさせるためにも知っておきたい里芋の選び方・保存方法にくわえ、レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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里芋の旬・収穫時期はいつ?
里芋の旬や収穫時期を知っていますか?里芋の旬などを知って、里芋をより美味しく愉しみましょう。
里芋の旬・収穫時期は秋〜冬(8月〜12月)
里芋はそれ自体を種イモとして植えるのですが、ある程度発芽させてから植える場合と、畑に直接植えてしまう場合があり、植える時期は地域にもよりますが、気温が15℃以上が適温とされており、3~5月の間となります。どちらの植え方かで旬の時期は異なっており、前者は8月末、直植えするものが9月下旬、その他が10月~とがあります。
里芋の主産地
日本での里芋の主産地は、千葉県、宮崎県、埼玉県となっています。2012年のデータでは1位が宮崎県、2位が千葉県となっていますが、2018年のデータでは1位と2位が入れ替わり、千葉県が生産量1位となっています。
里芋は秋の季語
意外に思われるかもしれませんが、俳句で芋が登場したらそれは里芋の事を指しています。松尾芭蕉や与謝蕪村の俳句にも登場し、秋の季語として使用されています。里芋は昔から人々の暮らしに密着した野菜であり、秋の収穫を祝って、お月見の時にお供え物としても使われています。
里芋の種類・品種で旬は違う?
里芋と言っても色々な品種がありますが、それぞれで旬の時期は異なっているのでしょうか?こちらの見出しでは写真と共に紹介するので、こちらもぜひチェックしてみて下さい。
①石川早生(8〜9月)
里芋の品種の中で代表的なものの一つが、この石川早生です。石川早生は石川県ではなく大阪府が原産地の里芋で、煮物やきぬかつぎとして使用されることが多くなっています。旬の季節は8~9月辺りとなっています。
②京いも(11~3月)
里芋というとボールの様な形のイメージが強いですが、タケノコの様に細長い形をしている事から「タケノコイモ」といった名前でも呼ばれる種類です。名前に反して多くが宮崎で生産されており、身が締まっているので煮物などによく使用されています。旬の時期は石川早生より少し遅く、11~3月頃となっています。