ツナとシーチキンの違いとは?原料の魚や栄養は?活用レシピのおすすめなども紹介!
ツナとは何か知っていますか?今回は、ツナとシーチキンの違いに加えて、ツナの種類や栄養についても紹介します。ツナを使ったアレンジレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。ツナは健康への効果が期待できるので、色々なアレンジ料理で楽しんでみましょう。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
ツナとは?
ツナは魚の缶詰の定番の1つで様々な料理に活用できるので、馴染みのある方も多いのではないでしょうか。ツナとはどんな食材なのか、改めて見ていきましょう。
ツナとはマグロの身を油に漬けた食べ物
英語でツナ(tuna)とはマグロと訳されることが多く、日本でも一般的にマグロを油に漬けた食べ物のことをツナと言います。しかし、厳密には英語のツナとはスズキ目サバ科マグロ族の魚のことを意味し、お店で販売しているツナ缶の中にはマグロと同じくスズキ目サバ科マグロ族に属するカツオの油漬けが入っている缶詰もあります。
ツナには2種類ある
ツナには以下の2種類があります。
・ライトミールツナ
・ホワイトミートツナ
ライトミールツナとはマグロの中でも大柄なものに分類されるキハダマグロやメバチマグロを原材料としたツナで、桃黄色をしています。一方のホワイトミートツナとはマグロの中でも小柄なビンナガマグロを原料としたツナで、名前の通り白っぽい色が特徴です。
ツナは栄養素が豊富
ツナには健康に嬉しい効果のある栄養素が豊富に含まれており、代表的な栄養素は以下の通りです。
・タンパク質
・DHA
・EPA
ツナの原材料は魚であるため、体の筋肉や骨・髪・爪などの構成成分であるタンパク質が多く含まれます。ほかにも、ツナの原料は青魚であることから、青魚に多い不飽和脂肪酸であるDHAやEPAも多く含まれます。
このうちのDHAには細胞を活性化させて認知症を予防する効果が、EPAには血流を良くして動脈硬化や心筋梗塞を防ぐ効果が期待できる、いずれも健康維持に役立つ栄養素です。
(*ツナの栄養素について詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。)
「ツナ」と「シーチキン」の違いは?
ツナのことをシーチキンと呼ぶ方もいるかもしれませんが、ツナとシーチキンにはどんな違いがあるのでしょうか。ここでは、ツナとシーチキンの違いについて説明します。
シーチキンとは「はごろもフーズ」が発売しているツナ缶の商品名
シーチキンとは静岡県に本社をもつ「はごろもフーズ」が製造する、「マグロまたはカツオの油漬けまたは水煮の缶詰」を示す商品名です。シーチキンの中身はツナですが、ツナがすべてシーチキンというわけではないことに注意しましょう。日本のツナ缶のシェアのうちシーチキンが半数以上を占めているため、ツナとシーチキンを混同する人が増えたようです。
「シーチキン」の名前の由来
シーチキンという名前は、「海の鶏肉」を意味する「Sea Chichen(シーチキン)」からきています。ツナのことを「海の鶏肉」とした理由は、ツナのさっぱりとした食感が鶏のささみに似ていることや、ささみのようにタンパク質が豊富なことなど諸説あります。
ツナを使ったアレンジレシピのおすすめ
ツナは万能な食材で、主食からおかずまで様々な料理に活用することができます。ここでは、ツナを使ったおすすめのアレンジレシピを紹介します。
①ツナと塩昆布の炊き込みご飯
こちらは、ツナを使って作る炊き込みご飯のレシピです。ツナ缶と塩昆布を加えて炊くだけで味付けは不要のため、誰でも簡単に美味しく作ることができます。
②ツナとキャベツのペペロンチーノ
ツナはパスタの具材に活用するのもおすすめです。パスタは栄養バランスが炭水化物ばかりに偏りがちですが、ツナや食物繊維が豊富なキャベツを加えることで、炭水化物以外の栄養素もしっかり摂取できます。
③ツナともやしときゅうりのサラダ
さっぱりとした味わいのツナは、サラダに活用するのも良いでしょう。こちらは野菜の中でも低価格なもやしときゅうりをツナと一緒に具材としたサラダで、美味しいだけでなくリーズナブルに作ることができます。
④ツナ入り麻婆豆腐
麻婆豆腐は通常ひき肉を使いますが、ひき肉が無い時でもツナ缶で代用して麻婆豆腐を作れます。ひき肉をツナに変えるだけで、基本的な麻婆豆腐の作り方と変わりありません。
⑤ツナとニラのチヂミ
こちらのツナを使って作るチヂミは、ツナ・ニラ・小麦粉・卵を混ぜて焼くだけなので、料理が苦手な方でも簡単に作れます。レシピではボウルを使って混ぜていますが、ビニール袋で材料を混ぜて作っても構いません。
ツナを食べてみよう
ツナはスーパーやコンビニで手軽に購入することができ、さまざまな料理に活用できる便利な商材です。ツナには健康に効果的な栄養素が豊富に含まれるので、色々なアレンジ料理を楽しみながらツナを食べてみてはいかがでしょうか。