マフィンとは?カップケーキとの違いは?種類・意味やレシピ・作り方などを紹介!
マフィンとは何か知っていますか?今回は、マフィンの種類・歴史や、名前の意味に加えて、カップケーキと違いについても紹介します。マフィンの種類別の人気レシピや作り方など紹介するので、参考にしてみてくださいね。マフィンについての理解を深め、美味しく味わいましょう。
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マフィンとは?2種類ある?
おやつや朝食などの際に食べるイメージの強いマフィンですが二つの種類があることは知っていますか。ここからはマフィンの歴史や、二つのマフィンの種類のほか、名前の由来についても説明します。これを機にマフィンについての理解を深めてみましょう。
マフィンの種類・歴史
マフィンは、小麦粉を主な原料とした焼き菓子や小型のパンを指しますが、作り方により下記の2種類に分けられます。
・アメリカ式マフィン
・イギリス式マフィン
アメリカ式マフィンは、アメリカン・マフィンもしくはクイックブレンドマフィンとも呼ばれ、カップケーキ状の焼き菓子を指します。一方でイギリス式マフィンは、イングリッシュ・マフィンまたはフラットブレッドマフィンと呼ばれる平らな円形状のパンのことです。
今でこそ形も味も違いますが、どちらのマフィンもその起源は同じと言われています。もともとはイギリスで食べられていたマフィンですが、イギリスの移民によってアメリカに伝わりました。その後ベーキングパウダーを入れるなどのアレンジがされ、現在のようなアメリカン・マフィンになったともいわれています。
「マフィン」の名前の意味
マフィンの名前の由来は諸説ありますが、下記の二つが有力と言われています。一つ目は、フランス語で柔らかいパンを意味する言葉であるmouffletまたはmouffinが由来になったとする説です。もう一つは、ドイツ語で小さなケーキを意味するmuffenが由来になったとする説です。
他にも、貴婦人たちが冬にかじかんだ手をあたためるための防寒具であるマフが語源になったとする説もあります。これは焼いたパンで手を温める様子からマフが連想されたことが理由と言われています。
マフィンの種類①イングリッシュ・マフィン
マフィンの種類の一つであるイングリッシュ・マフィンですが、具体的にはどのようなマフィンを指すのでしょうか。イングリッシュ・マフィンの作り方についても説明するので、気になる方は一度自分で作ってみるのも良いでしょう。
イングリッシュ・マフィンとは
イングリッシュ・マフィンは、19世紀のイギリスで作られたのが発祥であり、当時貴族に使えていた料理人が余ったパン生地で作ったのが始まりと言われています。前述した通り平らな円形状のパンのことを指し、そのまま食べても美味しいですが、側面にフォークで穴をあけて水平に二つに分けてからトーストで焼くと独特の歯ざわりが楽しめるのが特徴です。
イングリッシュ・マフィンの作り方の特徴
イングリッシュ・マフィンは生地に酵母を入れて発酵させてから焼くのが特徴です。通常のパンと作り方は似ていますが、通常のパンに比べるとバターの分量が少なく、水の量が多いです。バターが少ないため、ダイエット中などでヘルシーなパンを食べたい人にはおすすめのパンと言えるでしょう。
マフィンの種類②アメリカン・マフィン
次にイギリスの移民によってアメリカに伝えられたとするアメリカン・マフィンについて紹介します。イングリッシュ・マフィンとは作り方にも違いがあるので、参考にしてみてください。
アメリカン・マフィンとは
アメリカン・マフィンとは、カップケーキタイプで上部がふんわりと膨らんでいるマフィンのことで、クイックブレンドマフィンとも呼ばれます。
イングリッシュ・マフィンがパンであったのに対し、こちらは基本的には焼き菓子として扱われています。近年では、マフィンと聞いて思い浮かべるのは、こちらのカップケーキタイプのアメリカン・マフィンの方が多いようです。