平安時代の食事内容・回数は?貴族・庶民で違う?再現レシピも画像で紹介!
平安時代の食事内容はどのようなものだったか知っていますか?今回は、平安時代の食事内容を〈貴族・庶民〉別に主菜・副菜など紹介します。平安時代食べる回数・時間帯にくわえ、食事の再現画像なども紹介するので参考にしてみてくださいね。
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目次
庶民の食事に関しては貴族の食事のように多くの資料がありません。また、庶民といっても農民なのか武士なのかによって食事内容も当然違うので一括りにするのは難しいですが、以下のような内容が多かったようです。
・ヒエご飯
・青菜入りの汁
・ワラビ
・塩
造東大寺司で下働きした駈使丁には、一日あたり黒米(玄米)2升と塩、酒糟、海藻が支給されていたと記録があり、上記はそこから想定された食事内容です。金銭的に余裕のある者は、これに魚などの動物性の主菜を付けることもあったと言われています。なお、この内容の食事のカロリーは400kcalほどと貴族のものよりかなり低いです。
平安時代の食事は質素だった
平安時代は現代のような調理法や調味料がなく、貴族や農民、武士などの庶民に至るまで、かなり質素な食事であったことが分かりました。特に貴族の食事は品数も多く、家で再現するのは難しいですが、再現した料理を提供しているお店もあります。平安時代の食事を食べてみたい方は、ぜひ取り扱っているお店を探してみてください。
(*江戸時代の食事内容について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)