うどんの発祥の地は「福岡」?語源や起源は?どう日本に広まったかなどを紹介!

うどんの発祥地はどこか知っていますか?知るとうどんに対するイメージが変わるかもしれません。今回は、うどんの発祥や起源に加えて、どうやって日本に広まったのかなどの歴史も紹介します。日本三大うどんについても紹介するので、参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. 「うどん」っていつからあるの?
  2. 「うどん」という食べ物について
  3. うどんの起源は?発祥地はどこ?
  4. 説①中国の「餛飩(こんとん)」がうどんに変わった説
  5. 説②空海が中国からうどんの技術を持ち帰った説
  6. 説③円爾が中国から製粉技術を持ち帰った説
  7. うどんの日本における歴史は?
  8. 今のうどんになったのは江戸時代から
  9. 日本三大うどんとは?
  10. ①香川県:讃岐うどん
  11. ②秋田県:稲庭うどん
  12. もう1つは地域によって異なる
  13. うどんを美味しく食べよう

うどんは地域によって、味わいや食感が違うことが特徴の一つです。日本三大うどんとは、どこで作られたうどんを指すのか見ていきましょう。

①香川県:讃岐うどん

日本三大うどんの筆頭として挙げられるのは、香川県が発祥の讃岐うどんです。日本のうどん消費量は香川県が最も多く、日常の食事として地元民から愛されています。手でこねてから足で踏んで作る麺はコシが強く、出汁の効いたつゆをかけて食べるぶっかけうどんはシンプルながら麺の食感や小麦の味わいが楽しめ、うどんを目当てに訪れる観光客も多いようです。

②秋田県:稲庭うどん

秋田県の郷土食として親しまれる稲庭うどんも、日本三大うどんの一つです。稲庭うどんはそうめんと同じ手延べ製法で作られ、一般的なうどんよりも細く平たい形状をしています。このため、口当たりがなめらかで、喉越しを楽しめるうどんだと言えるでしょう。稲庭うどんはもともと保存食として作られたため、乾麺で流通されて日本中で食べることができます。

もう1つは地域によって異なる

日本三大うどんは特定の機関が認証したものではないため、最後の1つは地域によって異なると言えるでしょう。

三大うどんとして有力なものは、ごまだれで味わう群馬県の水沢うどんや、愛知県の名物である平たいきしめんだと言われています。また、手延べ製法を使った富山県の氷見うどんや、コシの強さが楽しめる長崎県の五島うどんなども人気が高く、三大うどんの一つと名乗ることもあるようです。

(※日本三大うどんについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

日本三大うどんとは?「讃岐」「稲庭」以外ある?味わい・食感など違いを比較して紹介!

うどんを美味しく食べよう

うどんの起源は中国にあるとされ、発祥の地は香川県や福岡県と、諸説あることがわかりました。日本でのうどんの歴史を理解すると、普段何気なく食べているうどんが、味わい深くなるかもしれません。日本三大うどんと名乗る、地域ごとに味わいや食感の異なるうどんをぜひ食べ比べてみてください。

関連する記事