菱餅(ひしもち)の色や重ねる順番の意味は?飾り方や食べ方・活用レシピも紹介!
菱餅(ひしもち)はひな祭りに食べるお餅ですが、なぜ食べるのか知っていますか?今回は、菱餅(ひしもち)を食べる意味・由来や、色自体や色の順番にある意味を紹介します。菱餅(ひしもち)の飾り方やその後の食べ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
菱餅(ひしもち)を美味しく食べたい場合は包装のまま飾ってOK
ひな祭りに行事食である菱餅(ひしもち)を用意して、ひな人形を片付けた後で美味しく食べたいと考えているなら、包装したまま飾って問題ありません。箱に入っている場合も、出さずにそのままひな段に飾りましょう。
市販されている菱餅(ひしもち)の多くは乾燥を避けるために、真空包装されています。空気に触れると硬くなり、食べたり調理する際に手間取ることになるので注意が必要です。
菱餅(ひしもち)の食べ方
餅でできている菱餅(ひしもち)の食べ方に決まったルールはありませんが、食べやすい大きさに切り分けてから、焼いて食べるのが一般的のようです。かつては魔除けのために、角をちぎりながら食べたとも伝えられています。
しかし、乾燥してしまった菱餅(ひしもち)は焼いても硬いままなので、煮たり油で揚げておかきにするなどの食べ方もおすすめです。
菱餅(ひしもち)の活用レシピのおすすめ
菱餅(ひしもち)はそのまま食べる以外にも、美味しく食べられるメニューがあります。ここでは残った菱餅(ひしもち)を活用できる、アレンジレシピを3つ紹介します。
①菱餅(ひしもち)の甘辛やきもち
フライパンにのせ蓋をして焼いた菱餅(ひしもち)に、砂糖醤油で味付けするレシピです。美味しく仕上げるポイントは、油を多めにして中火でじっくり焼くことです。
②菱餅(ひしもち)でひなあられ
残った菱餅(ひしもち)を1cm角にカットして油で揚げると、ひなあられに変身します。揚げる前に3日ほど菱餅(ひしもち)を干しておくことで、油はねしにくくなります。味付けは砂糖でも塩でもかまいません。
③菱餅(ひしもち)でマーブル大福
菱餅(ひしもち)を2cm角に切って水を加えて再加熱したものを生地にして、大福を作るレシピです。生地にくるみを混ぜることで甘みが出て、食感が楽しめる一品となります。
菱餅(ひしもち)を飾った後は食べよう
今回は菱餅(ひしもち)を食べる意味・由来や、色自体や色の順番にある意味を紹介しました。時には日本古来のやり方で、行事食を楽しむのもおすすめです。飾った菱餅(ひしもち)は食べやすく調理して、美味しく味わいましょう。