米びつにダニっぽい茶色の虫が…食べれる?危険?駆除&予防法を解説!

米びつにダニっぽい小さい茶色い虫が湧いたことはありませんか?ダニ・虫が湧いたお米は食べられるのでしょうか?今回は、<チャタテムシ・コナダニ>など、お米にに湧く小さい白・茶色のダニや虫の種類やアレルギーなど懸念点について、正しい駆除の仕方や予防法とともに紹介します。<ダニよけ>など、お米に湧くダニ・虫の予防グッズも紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. 米びつに小さい茶色の虫が…ダニ?虫が湧いたお米は食べられるの?
  2. ダニ・虫がついたお米を食べると「ダニアレルギー」の危険があるので捨てるのが無難
  3. お米に湧くダニ・虫の種類は?【画像注意】
  4. ①チャタテムシ
  5. ②コナダニ
  6. ③コクゾウムシ
  7. ④ノシメマダラメイガ
  8. お米に湧いたダニ・虫は駆除できる?やり方は?
  9. ①天日干しにする
  10. ②水に浸ける・洗う
  11. ③ざるでふるいにかける
  12. お米にダニが湧いた時は米びつも掃除が必須!
  13. ①プラスチックの米びつの洗い方
  14. ②桐の米びつの洗い方
  15. お米に湧くダニ・虫の予防法は?保存の仕方が重要?
  16. ①お米を買ったら袋から密閉容器に移す
  17. ②保管場所の温度の目安は15度以下
  18. ③湿度を60%以下に保つ
  19. ④ダニ・虫が好むものを近くに置かない
  20. ⑤ダニよけなどの防虫グッズを使う
  21. ⑥買い貯めせずに食べ切れる量を買う
  22. お米のダニ・虫の予防グッズも紹介!
  23. ①米びつ お米 防虫剤(598円)
  24. ② 米びつ先生 1年用(880円)
  25. ③米びつ当番(50円)
  26. お米のダニ・虫の対策を徹底しよう

米びつに小さい茶色の虫が…ダニ?虫が湧いたお米は食べられるの?

米びつにダニのような虫が発生しているのを見つけて、ショックを受けた経験がある人は少なくありません。そうした場合には虫が湧いた米をどうするのか、悩むことでしょう。ここでは虫が湧いた米を食べても、問題がないのかについて説明します。

ダニ・虫がついたお米を食べると「ダニアレルギー」の危険があるので捨てるのが無難

ダニや虫がついたお米を食べると以下のようなアレルギー症状があらわれる危険があるので、食べずに処分することをおすすめします。

・くしゃみ
・鼻水や鼻づまり
・目のかゆみや充血
・涙が出る
・目がゴロゴロする
・咳が出る
・呼吸困難
・かゆみ
・湿疹


お米に小さい茶色の虫がついている場合は、ダニの可能性が高いです。ダニアレルギーは季節に関係なく、虫の死骸やフンがアレルゲンとなり発症します。また虫が発生するのは古米だと思い込む人もいるようですが、精米したてであっても稲穂や貯蔵中に卵が産みつけられている可能性はあります。その結果、米袋や米びつの中で虫が発生することも珍しくありません。

また、ダニではなく米と同じ白い小さな虫が発生し、それがアレルギー症状の原因になることもあります。ダニを含めた、米びつに発生する可能性がある虫については後述します。

お米に湧くダニ・虫の種類は?【画像注意】

お米につく虫はダニだけではなく、いくつかの種類があります。誤って米とともに虫を食べてしまっても問題はないとされていますが、ダニのようにアレルギーの原因になるケースもあるの注意が必要です。ここではダニを含めて、お米に発生する虫の種類について詳述します。

①チャタテムシ

出典:https://twitter.com/kuro_33/status/1169543668396523520?s=20

チャタテムシは体長が1mmほどの茶色の虫で、ダニと間違われることもあるようです。高温多湿を好む性質があり、梅雨の時期に米びつに発生することが多いとされています。ダニではないので食べれると思う人がいるようですが、農研機構では以下のように注意喚起しています。

ヒラタチャタテがもつ特異的なアレルゲンタンパク質があることがわかりました。このことは、日本人のアレルギー性のぜんそくを持つ方の20%くらいは、ヒラタチャタテがアレルギー源となっている可能性を示しています。

チャタテムシの中でもヒラチャタテと呼ばれる品種がアレルゲンとなり、アレルギー性ぜんそくを引き起こすリスクがあるのです。チャタテムシはお米だけでなく、小麦やカビもエサにして繁殖します。湿度を60%以下に保つことでチャタテムシが発生しにくくなるので、部屋の湿度管理を徹底しましょう。

②コナダニ

出典:https://www.nishi.or.jp/kotsu/kankyo/gaichutaisaku/kankyo-taisaku/mushi-shiryokan/okunai/konadani.html

米びつに発生する虫の中でもダニアレルギーの原因となるのが、コナダニです。体長ははわずか0.3~0.5mm程度と小さいですが1匹が生涯で150個の卵を産み、大量に発生してからようやく気付くケースも珍しくありません。お米だけでなくカビやホコリ、畳もエサにするので繁殖力が強く、コメダニを捕食するツメダニを集めてしまう弊害もあります。

③コクゾウムシ

出典:https://twitter.com/calisius/status/1268788039439925248?s=20

お米や麦に発生することで知られている害虫に、コクゾウムシがあります。体は細長く赤っぽいオレンジ色で、背中に斑点があるので見つけやすい虫です。幼虫の時の体長は1mm程度ですが、成虫になると2~2.5mmの大きさになり口を使って穴をあけたお米や麦の中に産卵します。

コクゾウムシのメスは年に3~4回産卵しますが、一度につき200~400個の卵を産むといわれています。そのため気が付いた時には大量発生しているケースも多く、乾麺のマカロニやパスタで繁殖することもあるようです。

④ノシメマダラメイガ

出典:https://twitter.com/p_terol/status/873762012500680704?s=20

お米につく虫の中でも比較的大きいのがノシメマダラメイガで体長は幼虫で2mm、成虫になると8~10mmほどになります。お米と同様に白く細長いので、視認しにくい害虫です。お米だけでなく小麦粉や調味料、インスタントラーメンなどあらゆるものに湧く虫でもあります。

蛾がアレルゲンの人がノシメマダラメイガの幼虫のフンあるいは成虫の鱗粉に触れると、アレルギー症状が起こる可能性があるため、注意が必要です。

お米に湧いたダニ・虫は駆除できる?やり方は?

米びつに虫が湧いた時に米が大量に残っている場合、駆除して食べられないかと考える人もいるでしょう。ダニアレルギーの心配がなければ、お米をムダにしたくないと考えても不思議はありません。ここではお米に湧いたダニなどの虫を駆除する方法を、具体的に紹介します。

①天日干しにする

お米に湧いたダニや虫を天日干しで駆除する方法は、以下の通りです。

①ダニや虫が湧いたお米を、ザルまたは新聞紙に広げる
②午前中のうちに、直射日光が当たらない場所に置く
③②を2~3時間ほど天日干しする

天日干しが済んだら、お米を米びつに戻してかまいません。あえて日陰で天日干しするのは、直射日光が当たることでお米が劣化するのを防ぐためです。強い日差しに長時間あてるとお米がまずくなるので、短時間で切り上げることを意識しましょう。

②水に浸ける・洗う

お米に湧いたダニや虫を水で洗うことで駆除する方法は、以下の通りです。

①洗う前に割り箸などを使って、幼虫や成虫を取り除く
②たっぷりの水を使って、お米に湧いたダニや虫を洗い流す
③新聞紙やザルなどに②を広げて、半日ほど陰干しする
④③を米びつに戻す


虫が食べたお米は中がスカスカになるので、水を入れた際に浮きます。水で洗って陰干ししたお米であっても研ぐ際に水に浸け、浮いているものがあれば捨てましょう。すると虫が食べたものが取り除かれるので、美味しいお米だけが残ります。

③ざるでふるいにかける

お米に小さい虫がついている時には、ざるを使って駆除する方法もおすすめです。

①ざるにお米を薄く広げる
②①を軽く揺する
③②から虫が落ちたら、米びつに戻す


ざるにお米を入れ過ぎると虫が落ちにくくなるので、少しずつ丁寧に駆除するのがポイントです。またいかなる方法で虫を駆除したとしても、米を研ぐ前に必ずザルでふるうことをおすすめします。ざるでふるいにかけるとお米に残っていたダニや虫のフンや食べかすを取り除くことができるので、アレルギーを発症するリスクも下がりそうです。

お米にダニが湧いた時は米びつも掃除が必須!

お米からダニや虫を駆除しても、米びつが清潔でなければ再び繁殖するリスクが残ります。そのためお米から虫を駆除する際には、必ず米びつも掃除する必要があるのです。ここではダニや米が発生した米びつを、掃除する方法を具体的に紹介します。

①プラスチックの米びつの洗い方

プラスチックの米びつを洗う方法は、以下の通りです。

①米びつを台所洗剤で洗う
②①を天日干しする


プラスチック製の米びつを天日干しする際には、直射日光を当てましょう。紫外線によって容器が消毒されるので、虫が発生しにくくなります。プラスチック製の米びつは掃除方法が手軽なので、お米を購入するタイミングに合わせて定期的に洗っておくと、虫の発生予防にも効果的です。

②桐の米びつの洗い方

桐製の米びつを使っている場合の掃除方法は、以下の通りです。

①小さなハケや歯ブラシで、容器の内側のくずを取り除く
②①を固く絞ったふきんで拭き上げる
③②を清潔なふきんで乾拭きする
④③を直射日光が当たるように天日干しする


桐の米びつは水洗いするとカビが生えるリスクがあるので、洗剤等を使わない方法で掃除します。桐の米びつの場合は容器の端や角だけでなく、蓋部分にある溝や裏側まで丁寧に掃除するのがポイントです。そうした部分に虫のサナギが残っていると、せっかく駆除した虫が再び発生する要因となるので注意しましょう。

お米に湧くダニ・虫の予防法は?保存の仕方が重要?

お米に虫が湧いても駆除する方法はあるものの、予防するにこしたことはありません。以下のように虫が好む環境でお米を保存すると、虫が発生する確率が高まりそうです。

・高温多湿である
・米ぬかの粉など虫のエサがある
・米びつが密封されていない


お米に湧く虫は小さいうえ繁殖力も高いので、環境が整うと大量発生してしまいます。そうした事態に陥らないよう、虫の繁殖を予防する対策が不可欠です。ここでは虫が好む環境を踏まえて、その発生を予防するお米の方法や対策について詳しく説明します。

①お米を買ったら袋から密閉容器に移す

虫の繁殖対策として、お米を買ったらすぐに密閉容器に移して保存しましょう。実は米の袋には空気を抜くことを目的に、小さな穴があいています。そのため米袋に入れたままお米を放置していると、そこれから虫が入り込むリスクがあるのです。またお米を密閉容器に移すことで米の乾燥を防ぐと、水分が逃げないので炊いた時に美味しく仕上がります。

②保管場所の温度の目安は15度以下

虫対策で考えるとお米の保管場所は、温度が15度以下の場所が好ましいです。これは温度が15度以下になると虫の卵が羽化することも、活動を始めることもないからです。虫が発生しない方法で保存したいなら、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存するのがベストです。冷蔵庫も場所によって温度が異なるので、野菜室で保存することをおすすめします。

しかし冷蔵庫内に米びつをそのまま入れておくと、他の食材が入らなくなります。そうした事態を避ける方法として、1回に炊く分量にお米を小分けしてペットボトルに入れ冷蔵庫で保存する方法があります。冷蔵庫で保存することでお米の酸化を防ぐ対策にもなり、毎日計量する手間も省けて一石二鳥です。

500mlのペットボトルでも場所をとるサイズの冷蔵庫の場合は、ジッパー付き保存袋に入れるのがおすすめです。平らにして重ねることで、冷蔵庫のスペースを有効活用しながら保存できます。

③湿度を60%以下に保つ

虫が発生しない対策として、お米を保存する場所の湿度を60%以下に保つことも有効な方法です。一般的な冷蔵庫の湿度は冷蔵室で10%程度、野菜室で20~50%となっています。密閉容器に入れて冷蔵庫に保存することは、温度も湿度も虫の発生を予防する対策として理に適っているのです。

しかし冷蔵庫の冷蔵室や野菜室であっても外気に触れる確率が高まるドア付近でお米を保存していると、温度や湿度が上がりやすいので注意が必要です。冷蔵庫内の保存場所にも配慮して、虫が発生しないようにしっかり対策しましょう。

④ダニ・虫が好むものを近くに置かない

以下のようなダニや虫が好むものを、できるだけ近くに置かないことも対策として有効です。

・小麦粉やパン粉などの粉物
・干しシイタケや煮干しなどの乾物
・砂糖
・プロテイン
・カレー粉


上記のものを開封し輪ゴムなどで止めて保存していると、隙間からダニや虫が入り込む可能性が高いです。また食品のカスや乾麺、顆粒のだしなどをエサにする虫もいます。ダニや虫のエサになる可能性が高いものは、できるだけ密閉して保存するように心がけましょう。

⑤ダニよけなどの防虫グッズを使う

ダニよけなど防虫グッズを使うことも、手軽にできる虫対策の1つです。近年はお米用の防虫グッズも増えており、唐辛子をはじめとする天然成分を使ったものも多いです。またわざわざ防虫グッズを購入しなくても、乾燥させた唐辛子を米びつに入れると虫が寄らなくなります。ヘタを取り除いた唐辛子を米びつに入れて、虫対策にするのもおすすめです。

⑥買い貯めせずに食べ切れる量を買う

買い貯めせずに食べ切れる量のお米をを買うことも、虫が発生しない対策としておすすめです。虫の発生を予防したいなら購入後の保存期間を春または秋なら1ヶ月、夏なら2週間、冬なら2ヶ月を目安にしたいところです。目安となる期間内に食べ切れるお米を購入して冷蔵庫で適切に保存すると、虫が繁殖するリスクが下がります。

お米のダニ・虫の予防グッズも紹介!

お米に虫が湧かないよう予防する対策として、便利グッズを活用する人も少なくありません。安価で手軽に始められる予防グッズも多いので、試してみるとよいでしょう。ここでは米を保存するにあたり米びつに入れておいてほしい、虫の予防グッズを紹介します。

①米びつ お米 防虫剤(598円)

出典:https://item.rakuten.co.jp/auc-armadillo/k-1037/

ワサビの成分が含まれており虫だけでなく、菌やカビからも米を守ってくれると評判の予防グッズです。1つで30kgの米びつを1年間守ってくれるうえ、貼っても置いてもさしても使えます。

楽天市場|米びつ お米 防虫剤 虫除け 虫よけ 1年 30kgまで 日本製

② 米びつ先生 1年用(880円)

出典:https://item.rakuten.co.jp/bathroom/ks-48n/

にんにくや唐辛子、カルダモンなど6つの植物由来成分を配合し、トウモロコシで作られた生分解性プラスチックの容器に入れられた対策商品です。天然由来成分でできているので安心で、米につく四大害虫をの発生を予防します。

楽天市場|Arromic アラミック 「 米びつ先生 1年用 」

③米びつ当番(50円)

出典:https://item.rakuten.co.jp/igaho-ya/taka/

天然の鷹の爪を袋に入れ、米びつ内に貼るタイプの対策グッズです。一袋50円と安価なので試しやすく、両面テープをはがしてつけるだけと簡単に使えて虫の発生を予防します。安価なのでまとめ買いして、米びつだけでなくかつおぶしの削り器に入れる人もいるようです。

楽天市場|https://item.rakuten.co.jp/igaho-ya/taka/

お米のダニ・虫の対策を徹底しよう

お米にダニなどの虫が湧くと見た目が気持ち悪いだけでなく、アレルギーを発症する原因になりかねません。しかし保存方法を工夫することで、虫が繁殖しないように対策することはできます。もしお米に虫が湧いてしまっても対処方法はあるものの、そうした事態に陥らないように防止対策を徹底しましょう。

関連する記事