玄米の賞味期限は?未開封は日持ちする?常温・冷蔵庫での保存方法を解説!
玄米の賞味期限について知っていますか?今回は、玄米の<未開封・開封後>や<常温・冷蔵庫>別の保存期間の目安に加えて、保存する際の日持ちするコツなども紹介します。玄米の賞味期限切れの見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
玄米に賞味期限・消費期限はある?ない?
近年は家庭用の精米機が流通していることや、健康志向も相まって、玄米を購入する人が増えているようです。米は保存期間が長いことで知られていますが、玄米に賞味期限や消費期限はあるのでしょうか。ここからは、玄米の賞味期限・消費期限について説明します。
玄米は賞味期限・消費期限が記載されていない
玄米には、賞味期限や消費期限が記載されていません。これは玄米は生鮮食品ではなく農産物に当たるため、農林水産省が玄米に対し賞味期限や消費期限を記載するよう義務付けていないからです。しかし、もみ殻を取り除いた日を明確にするために、調整年月日を記載するよう義務付けています。(※1)
この調整年月日から時間が経てば経つほど酸化が進んでいくので、購入後は1日も早く食べきるのが基本です。
玄米の賞味期限はどれくらい?開封状況による?
玄米の賞味期限の記載が義務付けられていないからといって、何年経っても安全に食べられることが保証されているわけではありません。ここでは、玄米の賞味期限はどれくらいなのか、開封状況によって違うのかについて説明します。
真空包装の未開封の玄米は約1年日持ちする
真空包装された玄米を未開封で保存した場合、賞味期限並びに日持ちする期間は約1年となり、この賞味期限内であれば味はほぼ変わることはありません。しかしその前提として、正しく保存しておく必要がありますが、保存方法の詳細は後述します。
ちなみに玄米を真空包装して出荷するメーカーが増えているのは、常温保存でも虫がわきにくくなるからです。
開封後の玄米は保存方法によって賞味期限が変わる
開封後の玄米は保存方法によって、賞味期限が変わります。開封後の玄米の保存方法は、以下に大別されます。
・常温保存
・冷蔵庫での保存
冷蔵庫で保存する場合は野菜室が適しており、蓋つきの密閉容器またはジッパー付き保存袋に入れて保存します。多くの家庭では冷蔵庫に大量の玄米を入れるのは難しいので、1ヶ月を目安に食べきれる量を保存するのがおすすめですが、適切な状態で冷蔵保存すれば1年は品質が変わらないといわれています。常温保存の場合の賞味期限は以下が目安です。
季節 | 日持ち期間の目安 |
夏 | 約1ヶ月 |
春・秋 | 約1ヶ月半~2ヶ月 |
冬 | 2ヶ月~3ヶ月 |
ただし、米の風味が落ちても備蓄することだけが目的であれば、保存期間は上記よりも大幅に延びます。5年前の古米であっても、変色やカビがなければ食べられることもあるでしょう。
(*白米の賞味期限について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
玄米を常温で保存する際のポイントは?
冷蔵庫のスペースの問題などがあり、玄米を常温で保存する際には劣化を防ぐためにも保存環境などに配慮することが大事です。ここでは、玄米を常温で保存する際のポイントを3つ紹介します。