黒パンとは?白パンとの違いは原料?食べ方やレシピのおすすめを紹介!
黒パンはどんなパンか知っていますか?白パンと違いはあるのでしょうか?今回は、黒パンの〈原料・カロリー・栄養価〉など特徴や、味わい・食べ方を白パンと比較して紹介します。黒パンの作り方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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黒パンとは?
小中学校時代の給食のメニューを思い出すと時に、黒パンを連想する人も多いことでしょう。近年は黒糖パンとして販売しているパン屋も多いですが、白パンほど認知度が高いとはいえません。ここでは、黒パンとは何かについて説明します。
黒パンは原料に「ライ麦」を使ったパンを指すことが多い
黒パンは原料にライ麦を使用しているパンを指すことが多いですが、日本においては黒糖を使用したものも含まれます。原料に小麦粉しか使わなければ白パンとなり、原料の関係で焼き上がりが茶色くなるものを黒パンと呼んでいるようです。ライ麦を使用した黒パンは、仕上がりが固いのが一般的です。
黒パンはライ麦パン以外にもカイザーゼンメルやカンパーニュ、クッペ、パン・ド・メテイユなどの種類があります。
(*ライ麦について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
黒パンの発祥地
世界で黒パンが食べられている国としては、以下があげられます。
・ドイツ
・ロシア
・オーストラリア
・スイス
・東欧諸国
黒パンの発祥地は明確ではありませんが、有名なのはドイツです。ドイツではライ麦の含有率が90%以上のものをロッゲンブロート、ライ麦と小麦粉の割合が同等のものをミッシュブロートと呼んでいます。名称で配合の割合がわかるようになっており、中には固い黒パンも存在します。
黒パンのカロリー・栄養価
カロリー | 糖質 | |
黒パン | 264kcal | 47g |
食パン | 264kcal | 44g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
上記はパン100gに対するカロリーと糖質量をあらわしており、黒パンはライ麦パンの数値となっています。黒パンと食パンを比較してもカロリーは変わらず、糖質は若干高いことがわかります。なお、黒パンに含まれる栄養成分は、以下の通りです。
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ナイアシン
・ビタミンB6
・パントテン酸
・葉酸
・ビタミンE
ビタミンB1には糖質の代謝を促すことでエネルギーを産生する働きがある栄養成分で、疲労回復に役立ちます。ビタミンB2は新陳代謝を促進する作用があり、皮膚や粘膜の健康維持にも関わる栄養素です。ほか、ナイアシンとビタミンB6は脳神経の機能を正常に保つ効果が期待できます。
パントテン酸は体内で善玉コレステロールを増やして動脈硬化を予防し、葉酸はDNAの合成や細胞分裂を促すと共に赤血球を増やす働きを担っている成分です。さらに抗酸化作用のあるビタミンEが病気や老化の原因となる体内の活性酸素の働きを抑制してくれるので、黒パンを食べると様々な健康効果があると考えられます。
黒パンの味わいや食べ方は?白パンと違いは?
黒パンには様々な栄養成分が含まれていることがわかっても、白パンに慣れているとその味や固さが気になるかもしれません。ここでは黒パンの味わいや食べ方、白パンとの違いについて詳述します。
黒パンの味わい・食感
黒パンを代表するライ麦パンはイースト菌を用いず、サワードウと呼ばれるパン種を使用して作るため、食べると強い酸味を感じます。しかし小麦粉を使う白パンと比べると麦の味が強く、その旨味を味わえる他、香ばしい香りも特徴といえます。
また、日持ちする期間を長くするためにライ麦を用いているため、白パンと比べると食感は固いです。一方で噛み応えがあるため、腹持ちがよいパンではあります。日を経るごとに固くなり、ナイフが通りにくくなります。
Twitterの口コミ
【黒パン・ライ麦パン】ライ麦本来のほのかな甘みとマイルドな酸味。こちらは「有機全粒ライ麦」を主原料とし、小麦不使用!低温で長時間焼き上げたドイツの伝統的なパン。濃褐色の焼き色とライ麦本来の甘みとマイルドな酸味が特徴的。噛むほどにライ麦の味が広がります。
#ブラックな祭り #黒パン
Twitterの口コミ
DONQに置いてるようなライ麦系の黒パンはよく食べる?パン・オ・セーグルとかパン・ド・セーグルの名前で売られてるやつ。プンパはあれの究極みたいな味するわ。酸味が強くて好き嫌いあるから、まずセーグルパン試してみてー!単品ではなく、チーズ乗せてね!