上用饅頭とは?紅白饅頭と違いは?名前の意味・由来〜作り方まで紹介!

上用饅頭はどんな饅頭か知っていますか?紅白饅頭と違いあるのでしょうか?今回は、上用饅頭の〈名前の意味・日持ち・味わい〉など特徴や、関東・関西での違いも比較して紹介します。上用饅頭の作り方や、通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 上用饅頭とは?紅白饅頭と違いある?
  2. 上用饅頭は法事・祝い事に送られる饅頭
  3. 上用饅頭の名前の意味・由来
  4. 上用饅頭の味わいは?美味しい?
  5. 上用饅頭は関東と関西で違いあるの?
  6. 関東と関西の上用饅頭の違いは「原料を加える順番」
  7. 上用饅頭の作り方は?
  8. 材料
  9. 作り方・レシピ
  10. 上用饅頭の通販商品のおすすめ
  11. ①白花栴檀 12コ入 (2160円)
  12. ②塩瀬総本家 志ほせ饅頭 9個入り (2550円)
  13. ③ウサギの紅白饅頭 2個入り (560円)
  14. 上用饅頭を食べてみよう

上用饅頭とは?紅白饅頭と違いある?

上用饅頭とはどのような饅頭なのでしょうか。饅頭は和菓子の中でも身近な存在ですが、上用饅頭と聞くと少し高価な饅頭をイメージする人もいるのではないでしょうか。ここでは、上用饅頭の歴史や名前の由来に触れながら味の特徴などについても紹介します。

上用饅頭は法事・祝い事に送られる饅頭

上用饅頭は入学祝い、婚礼の引き出物など贈答用に用いられる饅頭のことで、しっとりとした皮とあんが特徴のシンプルな饅頭です。また、お祝いごとに送られる紅白饅頭も、上用饅頭のうちのひとつです。歴史は古く、上用饅頭の元になる甘い饅頭は室町時代に中国人の僧侶から伝わったと言われています。

他の和菓子は小麦粉を使用しているのに対し、上用饅頭は大和芋を使用していることから、一度開封すると硬くなってしまうため、日持ちは短く2.3日となっています。ですが、冷凍保存することも可能で、冷凍すると2週間は美味しさを保つことがでるでしょう。

上用饅頭の名前の意味・由来

上用饅頭は本来、薯蕷(じょうよ)饅頭と呼ばれ薯蕷とは大和芋、山芋などの意味があります。すりおろした大和芋・山芋と米粉の皮で、あんを包み上げた蒸し饅頭のことを薯蕷饅頭と呼びます。ではどうして上用饅頭という名前で呼ばれるようになったのでしょうか。

その昔、砂糖や小豆を使った饅頭は一般庶民には高価で手に入ることがなく、高貴な人しか食べられませんでした。そこから、上に用いる饅頭、上用饅頭と名づけられたのが由来だと言われています。

上用饅頭の味わいは?美味しい?

饅頭生地はかなりもっちりしていて粘りがありますが、食べると口当たりが良くしっとりとしていて柔らかいのが特徴です。中身はたくさんの餡子が入っていますが、甘さ控えめなので食べやすいでしょう。原材料も砂糖と小豆しか使用していない為、シンプルで、そしてお茶菓子にもよく合うとても美味しい饅頭です。

Twitterの口コミ

上用饅頭美味しい(*´ω`*)
饅頭と抹茶があれば幸せになれるわ~

Twitterの口コミ

今日のおやつは上用饅頭💕
もっちりとした皮に上品なこし餡がよく合います😋

ご夫婦で営まれている近所の和菓子屋さん、いつも美味しいお菓子をありがとうございます🙏✨

上用饅頭は関東と関西で違いあるの?

和菓子に関東と関西で違いがあるのは知っていますか。上用饅頭にも違いがありますが何が違うのでしょうか。ここでは生地の作り方や、使用する原料、また出来上がりの違いについても紹介します。

関東と関西の上用饅頭の違いは「原料を加える順番」

関東と関西の上用饅頭では、材料と作り方に違いがあります。関東では大和芋をを使い、上用粉と砂糖を混加えてから芋をすりおろして混ぜます。一方、関西ではつくね芋を使い、すりおろした芋に砂糖を加え上用粉をまぜるという、関東とは逆の順番で作るのです。

関東風は、キメが細かく表面につやがあり、綺麗に仕上がり、関西風では表面の綺麗さは関東に劣りますが中身はしっとりふわふわに仕上がります。

上用饅頭の作り方は?

上用饅頭は材料も見た目もとてもシンプルですが、自分で作るには少し難易度は高めになっています。ここでは、材料や作り方の注意点などを詳しく紹介しますので、上用饅頭を購入するのは少し高価と感じる人は自分で作ってみるのも良いですね。

材料

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