フレンチの「デセール」の意味は?デザートと同じ?アントルメとも違いを比較して紹介!

デセールとは何か知っていますか?フランス語で「デザート」と同じ意味を持つ言葉です。今回は、デセールの意味を「アントルメ」と違いを比較して紹介します。フレンチの「デセールコース」についても紹介するので参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. フランス料理の「デセール」とは?何?
  2. 「デセール」の意味は「メインコース後のお菓子」でデザートと同じものを指す
  3. デセールとアントルメの違いとは?
  4. アントルメはデセールの中の甘いお菓子のみを指す言葉
  5. フレンチの「デセールコース」とは?
  6. デセールコースは食後の3種類のデセールの総称
  7. ➀アヴァンデセール
  8. ②グランデセール
  9. ③ミニャルディーズ
  10. デセールの人気レシピを紹介!
  11. ➀オレンジソースのクレープシュゼット
  12. ②ティラミス
  13. ③クレームブリュレ
  14. デセールを楽しもう

フランス料理の「デセール」とは?何?

フランス料理はオードブル・アントルメ、メインディッシュ、デザートの三部構成で提供されることが多いですが、コース料理のなかに「デセール」という言葉があるのを知っていますか。今回はこの「デセール」という言葉がどのような意味を持つのか紹介していきます。

「デセール」の意味は「メインコース後のお菓子」でデザートと同じものを指す

フランス料理のデセールはフランス語で、直訳すると「食事を片付けること」になります。つまり、フランス料理におけるデセールとはコース料理を片付けた後に提供するもの、すなわちデザートを指します。またフランス料理では他のコース料理とは違い、コース料理の片付けが終わった後にデザート専用の食器がセットされデザートが提供されるのです。

デセールとアントルメの違いとは?

デゼールと同様にフランス料理で使用される「アントルメ」という言葉があります。一般的にはデセールと同様にデザートを指す言葉として知られていますが、2つの言葉には少し違いがあるようです。ここでは、この2つにどのような違いがあるのかを紹介していきます。

アントルメはデセールの中の甘いお菓子のみを指す言葉

アントルメという言葉はフランス語で「仲介者」を意味することから、コース料理ではメインの肉料理とデザートの間にでる軽い料理を指しています。また、アントルメの中でも甘いもをアントルメ・シュクレと呼んでいました。しかし現在では、食後に出る甘いお菓子のことを総称してアントルメと呼んでいます。

中でも作り置きできないものををアントルメ・ド・キュイジーヌ、作り置きのできる菓子をアントルメ・ド・パティスリーと呼んでいます。一方でデセールとは、甘いお菓子に限らずチーズや果物など食後に出るもの全般を指す言葉です。つまり、食後に出されるも全般をデセール、デセールのうち甘いお菓子のことをアントルメといったように区別しています。

フレンチの「デセールコース」とは?

フレンチにはデセールコースと呼び、料理でいう前菜や主菜のようなコースが存在しますが、それぞれどのようなデセールが提供されるのでしょうか。ここでは、デセールコースの詳細と、デセールコースの中で提供される主なデセールについて紹介します。

デセールコースは食後の3種類のデセールの総称

デセールコースは、アヴァンデセール、グランデセール、ミニャルディーズの3種類から成り立っています。それぞれコース料理のように、アヴァンデセールは前菜、グランデセールはメイン、ミニャルディーズといった役割があります。ここからは、それぞれどのようなデセールが提供されるのか詳しく見ていきましょう。

➀アヴァンデセール

フランス語で最初のデザート、つまり前菜を意味します。基本的には、アイスクリームやソルベ、ジュレなど軽く食べられる冷菓が多いです。また、アヴァンデセールと似た意味を持つものにプレデザートがありますが、これはデザートをよりおいしく頂くために用意される口直しのデザートを指します。

②グランデセール

関連する記事