食パンの「角食」と「山食」の違い・使い分けとは?実は方言って知ってた?

角食と山食とは何か知っていますか?北海道など特定の地域で使い分けられる方言です。今回は、角食と山食の違いを〈形・由来・焼き方・味わい〉など特徴で比較して紹介します。角食と山食の食べ方のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. 角食って知ってる?山食の違いとは?
  2. 「角食」と「山食」の一番の違いは食パンの形
  3. 「角食」と「山食」を使い分ける地域とは?
  4. 角食はどんな特徴の食パン?
  5. 角食の由来
  6. 角食の材料と焼き方
  7. 角食の味わい・食感
  8. 角食の食べ方のおすすめ
  9. 山食はどんな特徴の食パン?
  10. 山食の由来
  11. 山食の材料と焼き方
  12. 山食の味わい・食感
  13. 山食の食べ方のおすすめ
  14. 角食と山食の違いは形だけではない

山食はどんな特徴の食パン?

角食は、蓋をすることで密度の高いしっとりとした特徴の食パンでしたが、一方の山食はどのような特徴があるのでしょうか。山食の由来・食材や焼き方・食感など詳しく説明します。

山食の由来

食パンといわれると全国でも馴染みのあるのが山型食パンです。別名「イギリスパン」ともいわれ、名前の通りイギリスが食パンの発祥地です。日本では横浜に住むイギリス人のために、本格的なイギリスパンを提供したいことから広まりました。

また、発祥のイギリスで「山型食パン」が生まれ、コロンブスによってアメリカに渡り「角型食パン」へと変化を遂げたと言われています。

(※イギリスパンについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

イギリスパンの特徴は?食パンと違いある?美味しい食べ方やアレンジレシピのおすすめを紹介!

山食の材料と焼き方

角食とは少し違い、砂糖や乳製品をあまり加えずに焼き上げるのが一般的です。また、ブリキ(tin)製の型に入れて蓋をせずに焼き上げるため、火の熱伝導も良く上に生地が伸びてふっくらと焼きあがります。

山食の味わい・食感

角食に比べると山食は口どけもよく軽く感じられます。また、砂糖と乳製品をあまり加えていない配合が多いので、外はパリパリとした食感であっさりとした味わいが特徴です。蓋をして焼き上げないので気泡を含みやすく、ふっくら仕上がります。

Twitterの口コミ

ルフラン
湯種食ぱん やまびこ
いちじくパン
まずもって「やまびこ」の名前&字体がよき
もちもち度が高く、山食特有の気泡の広がりもたのしい
あっさりしていて何にでも合うまさに日常パン
いちじくパンはお昼にしよう
#食パン日誌
#こんがり探訪

Twitterの口コミ

ちょっと作り方に手間隙かけるとさらにふわふわになった(*´ ˘ `*)
山食は弾力があってあっさり塩味があるから料理に合う♡
角食はふわっふわモチモチでふんわり甘いからそのまま食べても美味しい(*´∇`)ノ

山食の食べ方のおすすめ

山食は、中の生地に気泡を含みやすいため、数日置いているとパサパサ感が出てきます。その際は、パンに霧吹きなどで水分を含ませトースターで焼くとふっくらした食感が蘇るのでおススメです。

また食パンを厚めにカットして上にアーモンドバターを塗って焼くと、外はアーモンドでカリッとし、中はバターでしっとりとした食感を楽しむことができます。小麦の香ばしさがアーモンドとマッチして、忙しい朝でもお店に出てくるような食パンを楽しむことができるので是非試してみてください。

角食と山食の違いは形だけではない

常に進化し続ける食パンの世界ですが、今までなんとなく食パンを選んでいた方も多いのではないでしょうか。食パンのルーツを知り、またお店のこだわりの材料や焼き方を知ることで自分好みの食パンを探すのもいいかもしれません。

関連する記事