イトヒキアジはどんな魚?食べ方は刺身が一番?捌き方やレシピのおすすめも紹介!
イトヒキアジはどんな魚か知っていますか?今回は、イトヒキアジの〈旬・産地〉など生態や値段・味わいなど特徴を紹介します。イトヒキアジの食中毒の危険性や捌き方のほか、〈刺身〉など食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
イトヒキアジの捌き方のポイントは下記の通りです。
①表面のうろことぬめりをとり、ゼイゴを取り除く
②エラと内臓を取り除く
③血合に切れ目を入れて洗い流す
④水分を拭き取り頭とカマを切り落とす
⑤三枚おろしにする
⑥腹骨と血合骨を取り除き、柵の状態にする
⑦食べやすい大きさにカットしたら完成
美味しいイトヒキアジを食べるためには鮮度の高い個体選びが大切です。銀色の光沢がクリアで目が澄んだものを選ぶと良いほか、身は触って張りのあるものが好ましいです。ワタに臭みがあるので、調理前にしっかりと取り除くようにしてください。
イトヒキアジの食べ方・レシピのおすすめは?
イトヒキアジは脂が少ない淡白な白身魚なので様々な料理と相性が良いです。ここではイトヒキアジを美味しく食べるレシピを5つ紹介します。
①イトヒキアジの刺身
脂の乗った大きなイトヒキアジは、刺身にすることで新鮮な美味しさを贅沢に味わうことができます。身が薄いため3枚おろしにコツがいりますが、手に入れたら一度は試したい料理です。血合は爪楊枝を束ねたもので削り出すようにすると、奥まで綺麗に取り除くことができます。
②イトヒキアジの塩焼き
パサつきがちな魚の塩焼きですが、水分量の多いイトヒキアジは硬くなりづらいためふっくらとしてジューシーに仕上がります。塩味が身の甘みを引き出し、生食や煮物とは違った風味を感じられます。調理の際は身が上質な腹部やかまの使用がおすすめです。
③イトヒキアジとパイナップルの甘酢あん
赤ちゃんの離乳食にもなる、パイナップルとイトヒキアジの甘酢あんのレシピです。しょうゆとケチャップを合わせた甘めの味付けなので、子どもでも食べやすいでしょう。なお、赤ちゃんに与える場合、パイナップルで口の中や喉がかゆくなることがあるので食べた後に白湯などを飲ませるようにして下さい。
④イトヒキアジのカルパッチョ
癖のないイトヒキアジは、和食だけではなくイタリアンでも美味しく食べられます。ニンニクや柑橘の香りとの相性も良く、盛り付けの工夫次第で立派なご馳走になります。旬のイトヒキアジをさっぱり味わえる夏らしいメニューです。