キスの旬の時期・季節はいつ?名産地は?美味しい食べ方・レシピも紹介!

キスはどんな魚か知っていますか?キスといえば1年中食べられるイメージの方も多いでしょう。今回は、キスの旬の時期・産地や名前の由来など特徴を紹介します。旬のキスの味わいや食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. キスとはどんな魚?
  2. キスの見た目・生態など特徴
  3. キスの名前の由来
  4. キスの味わい
  5. キスの旬の時期・産地は?
  6. キスの旬の時期は夏〜初秋
  7. キスの名産地
  8. キスの値段は?高い?
  9. キスの値段は1kgあたり4~5000円ほど
  10. 旬のキスの美味しい食べ方・レシピ
  11. キスの天ぷら
  12. キスの刺身
  13. キスのレモン蒸し
  14. 旬のキスを食べてみよう

キスとはどんな魚?

キスといえば白身の魚で天ぷらの定番という印象の方は多いでしょう。ここでは詳しくキスの生態や名前の由来、味わいも紹介します。

キスの見た目・生態など特徴

キスは分類としてはスズキ目スズキ亜目キス科キス属の海水魚です。キス属にはシロギスとアオギスやトラギス、ニギスなども含んでいます。一般的にキスという名前で出回っているのはシロギスです。キスの体長は10~30cmほどです。体形は細長く口は小さめで少しだけ下を向き、色はやや赤味がかった灰色か淡い黄色味がかった灰色をしています。

キスは肉食性の魚なので海底にいるゴカイやイソメ、エビなどの多毛類や甲殻類を捕食するため、陸と海が交わる海岸近くの砂地や陸地に沿った沿岸の砂地を好みます。

生息地は日本国内では本州から四国、九州までです。海外では南アフリカからオーストラリアにかけてのインド洋や西部太平洋、朝鮮半島や中国沿岸そして台湾にフィリピンあたりまでの東アジア沿岸にも広く生息しているようです。

キスの名前の由来

キスは元々、自然のままで飾り気がないさまを表す「生直(キス)」と魚の総称である「ゴ」を合わせて「キスゴ」と呼ばれていました。いつの間にか「ゴ」が省かれてキスと呼ばれるようになりました。しかし現在でも関西や瀬戸内海、四国や九州でキスゴと呼ぶ地域もあるようです。

キスの味わい

キスの身はクセがなく、とても淡泊でやわらかくて上品です。天ぷらにするとさっくりした衣と、キスのふわふわの口当たりとあっさりした味が楽しめるでしょう。また刺身にしても繊細でかすかに甘みを感じることが出来ておすすめです。

キスの旬の時期・産地は?

キスの生態や、名前の由来に味わいもわかったところで、その味を堪能できる旬の時期や産地を確認しましょう。おいしいキスを食べるために、ぜひ参考にしてみてください。

キスの旬の時期は夏〜初秋

キスに脂がのり1年で最も美味しくなる旬の時期は、地域により少しズレはありますが6月から9月ごろなので季節でいえば夏~初秋になります。産卵前の夏にはエサを求めて浅瀬に移動し、初秋の産卵期を迎えますが、産卵期を終えた冬の季節には水深30~50mまでの深い場所に生息しています。

そのため夏~初秋ごろキス釣りの水揚げ量がピークになり、産卵に向けてエサをたくさん食べてよく肥えたキスが出回るため、旬とされるのです。

キスの名産地

キスの名産地は以下の通りです。

・愛知県
・香川県
・三重県
・千葉県


キスは全国の砂底が浅い沿岸で獲れています。そのほとんどがそれぞれの産地で消費をされているようです。首都圏へは千葉県などから、関西圏へは三重県などから入ってきています。しかしどこの産地でもキスの漁獲量は年々減ってきているそうです。

キスの値段は?高い?

キスの味わいや旬の時期はわかりましたが、どのくらいの値段で購入できるのか紹介します。他の魚の値段とも比較して、キスを購入する際の参考にしてみてください。

キスの値段は1kgあたり4~5000円ほど

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