「余熱」と「予熱」の違いとは?意味や料理における効果など比較して紹介!

「余熱」と「予熱」の違いを知っていますか?言葉の違いを理解しておかないと、調理で失敗することもあるかもしれません。今回は、「余熱」と「予熱」の〈意味・効果〉など特徴の違いを比較して紹介します。オーブンを使った予熱のやり方も紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. 余熱と予熱って何が違うの?
  2. 余熱とは?
  3. 余熱の意味は「食材・料理に残った熱」
  4. 余熱を使う料理とその効果
  5. 予熱とは?
  6. 予熱の意味は「予め(あらかじめ)の熱」
  7. 予熱を使う料理とその効果
  8. オーブンを使った予熱のやり方|時間は何分?
  9. 結局、余熱と予熱の違いって?
  10. 余熱と予熱は全く違う

余熱と予熱って何が違うの?

レシピサイトや料理本を見ているといろいろな調理用語が出てきますが、その中でも同じ読み方をする余熱と予熱は、意味を取り違えると料理の仕上がりに大きな差が出ます。ここからは余熱と予熱の違いや、それぞれの効果・適した料理などについて解説します。余熱と予熱の違いをしっかり理解して適切に使い分けられるようにしましょう。

余熱とは?

余熱は「余熱で火を通す」などの表現で料理のレシピにもよく出てくる言葉です。ここではまず余熱の意味について説明するとともに、実際に調理の過程で余熱を活用する料理なども紹介します。

余熱の意味は「食材・料理に残った熱」

余熱とは「食材や料理に残った熱」を意味し、調理器具などの加熱を止めた後に残っている熱のことを指します。調理器具はオーブンやフライパンであることが多く、余熱によってゆっくり火が通ると焦げることなく火を通すことが可能です。また鍋を新聞紙やタオルでくるんで保温することで、余熱を逃さないように工夫する料理もあります。

余熱を使う料理とその効果

余熱を使う料理として、以下のものがあげられます。

・スクランブルエッグ
・蒸し煮
・おでん
・煮物
・カルボナーラ
・カレー


調理したフライパンや鍋はすぐに冷たくなることがないので、それを活用して火を止めて余熱で仕上げていくことでより美味しく、あるいはきれいに仕上げることが可能です。余熱を使って1~2時間ほどゆっくり加熱すると具材の芯まで火が通り、料理全体に味がしみ込む効果があります。

また、スクランブルエッグやカルボナーラなどは卵に火が通りすぎるとパサついたりダマになったりしてしまいますが、余熱を活用することで舌触りもよくなります。

予熱とは?

予熱は調理器具を選ぶ言葉で、手順として守らなければ料理の味に大きく影響します。ここまで紹介した余熱とはまったく意味が違うので、しっかり意味を理解しておきましょう。

予熱の意味は「予め(あらかじめ)の熱」

予熱はその漢字が表している通り「予め(あらかじめ)の熱」を入れることで、オーブンやグリルに食材を入れて加熱調理を始める前に器具を温めることを意味します。料理によってはオーブンやグリルで焼く時間とは別に、予熱するものが少なくありません。また、予熱の場合は温度が指定されているケースも多くあります。

予熱を使う料理とその効果

予熱を使う料理には、以下のものがあります。

・焼き魚
・ピザ
・パン
・お菓子


上記の料理は予熱したオーブンやグリルで加熱するのが基本で、この工程により焼きムラを防ぐ効果があります。特にピザやケーキ、お菓子などはオーブンを予熱しておくと庫内の温度が高温になり、一気に生地がふくらむことでふんわりした仕上がりになるのでおすすめです。

オーブンを使った予熱のやり方|時間は何分?

オーブンレンジやオーブントースターは機種によって違いがあるものの、庫内の温度が上がるまでに時間がかかります。そのため温度を180℃にして予熱しても、オーブンレンジでは30分、オーブントースターでも15分を過ぎないと、庫内の温度は加熱に適した高温になりません。

レシピではオーブンでの加熱時間しか書かれていないことが多いので、オーブンの機種に合わせて予熱の時間を設けましょう。

結局、余熱と予熱の違いって?

今後の料理に役立つように、ここまで説明した余熱と予熱の違いを整理しておきましょう。

・余熱/加熱調理の火をとめた後、器具や食材に残った熱
・予熱/オーブンやグリルに火を入れて庫内の温度をあげておくこと


余熱と予熱の意味の違いや適した料理、その効果を覚えておくことで、これまで以上に料理を美味しく作ることができます。ここまで紹介してきたとおり、余熱と予熱のそれぞれを活用する料理は全く異なっており、適切に使い分けることが大切です。

余熱と予熱は全く違う

今回は余熱と予熱の意味や効果など、特徴の違いを比較して紹介しました。余熱と予熱では適した料理や効果が異なりますが、どちらも美味しく仕上げる手法であることに変わりはありません。その違いを理解して、美味しい料理づくりに役立てましょう。

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